【ラッシュCSベスト8】リザードンex ビーダルロトム【全文無料】【ポケモンカード】
はじめまして、こーすけと申します。
2024年2月10日に行われたラッシュCSにて、ビーダル型リザードンexを使用してベスト8になることができました。
今回は、使用デッキである『ビーダル型リザードンex』について、デッキの使用理由や採用カードについての解説を書いていこうと思います。
ノートを書くのは初めてなので、温かい目で見ていただけましたら幸いです。
●自己紹介
2022年5月にポケモンカードを始め、初めて買ったパックはダークファンタズマ。そこからジムバトルやシティリーグに参加しています。
大した成績は残せてないですが…
〇主な実績
最近のシティも最終戦で敗れ3-2と、右手弱い系です。
なのでこんなデッキもバリエーションとしてあるんだよくらいの、軽い気持ちで見ていただければと思います。
●ラッシュCS使用デッキとマッチアップ
〇デッキリスト
■デッキコード:pMpS23-Ytmq1c-2pyUyy
〇当日のマッチアップ
初戦で後1「すあなにかくす」→「ジャッジマン」でバグらされてからなんとか全勝。。その方は予選全勝されててポケカ力の差を感じました。
その後4がけではるnさんと対戦。つりざおの2落ちを見落とし、謎のボスなど緊張してたんだなあと反省ばかりでした。
●使用理由
使用理由は主に2つ
対面不利が少なく後攻でも強い
長期戦に向いている
と言いたいところですが、正直新レギュになってから2回ジムバトルと1回自主大会とほとんど実践を積めていませんでした。
本当はパオジアンexを使用する予定でしたが、ジムバトルに出たとき、パオジアンを出さない回し方が慣れてなさ過ぎて断念。。
1月末のシティリーグでリザードンexを使用していたこともあり、リザードンをexを使用したところも大きいです。
この時から、ピジョットでもなければエヴォリューションも不採用です。
その理由は後述しますが、まずは2つの理由から書いていきます。
▼対面不利が少なく後攻でも強い
最近の結果などを見ていての肌感覚や、ちょうど前日にはるnさんが環境考察をされていたのでそれを参考にしつつ以下を想定していました。
Tier1 (大多数)
・ビーダル型リザードン
・古代バレット
・パオジアンex
Tier2 (1戦は当たる可能性あり)
・アルセウスギラティナ
・ロストバレット
・ころころルギア
・ピジョット型リザードン
・サーフゴー
Tier3 (1戦当たるか当たらないか) ※願望込み
・ロストギラティナ
・イダイナキバLO
・未来バレット
他ゼロではないが可能性の低いもの
・トドロクツキex
・カビゴンLO
・ヌメルゴン系統
・アマージョex etc
この中で不利を挙げるなら、
サーフゴー
LO系統
アマージョex
この3デッキだと思ってます。
ただある程度のデッキには五分以上で戦えると思っています。
また、先攻後攻の有利不利に差がないのも魅力だと思います。
まくり性能が高いので後攻でも強く、1ターン遅れても高火力高耐久で押し切れます。
サイド2のポケモンVやexはHP330のリザードンexをワンパンできない。けれど後半になればリザードンexは相手のポケモンVやexをワンパンしていく火力が出ます。そこにナンジャモなどの手札干渉や、かがやくリザードンのサイド1ポケモンを合わせることで一気にまくることができます。
他にも、初手にエネルギーがつかないといったことも、自身の特性でカバーできるなど優秀な点が多いのが魅力です。アルセウスのトリニティノヴァやきょくていおん、ミラージュゲートなど、エネルギーをつけられる効果は非常に強いです。
▼長期戦に向いている
予選だけで6戦。
1試合25分集中し、それが続くと結構疲れます。
なので毎ターン頭を抱えるロストなどはもたないなと思いました。
もちろんリザードンも細かいプレイはありますが、エネルギーは勝手につくので、進化を目指して耐えて殴ってとカロリーは低めかなと思い選択しました。
(一番はアルセウスかもですが、後攻が厳しいので…)
●採用カードとその理由
今回使用したデッキはガルシアさん始め、多くの強いプレイヤーがシティで結果を出したと言われるリストを元にしています。
このレシピを元に、以下のアレンジをしました。
〇採用理由
■ペパー2枚→ジャッジマン2枚
このデッキの大きく改造した点です。
ペパーを使うことで、ふしぎなあめやボールなどのグッズを確定サーチできる他、森の封印石やまけんきはちまきなど、その時に必要などうぐを持ってくることができ非常に強力です。
リザードンexはどうぐによって打点が補完され、HP220のポケモンV、exや、HP280のポケモンを倒せるようになるので、どうぐは非常に大切です。
にも関わらずジャッジマンにした理由として、環境で流行っているデッキにジャッジマンが刺さると思ったからです。
実際、最近アルセウスギラティナが結果を残してますが、このデッキの強さは毎ターンの手札干渉、特にジャッジマンだと思ってるので、この結果からもジャッジマンが環境に刺さるのではないかと思っています。
実際2枚にすることで、毎ターン手札干渉が打てます。
ナンジャモはどうしても序盤は6枚とお互い引けてしまい、序盤は刺さりにくいことがあります。特に古代バレットやロストなど山札をガンガン掘るデッキは掘られたら厳しい試合になるので、序盤にジャッジマンを打って相手のペースを遅らせたいです。
ペパーを1枚にした理由は、ゲーム前半にどうぐが必要なタイミングが少なく、ビーダルやホシガリスと合わせたドローや、暗号マニアでもその効果は補てんできていると考えたためです。
もちろんポフィンをサーチでき事故のリスクも少なくなったりと強力なのは承知してますが、対面を考えジャッジマンに比重を置きました。
進化するのには上とあめが必要なので、アルギラより1枚要求札は多いですが、構造はアルセウスギラティナに近いので、同じようなことができるのではないかと思い考えた経緯もあります。
しかしながら、アルセウスギラティナと異なりスターバースの確定2枚サーチがあるわけではないので、普通に使えば事故ると思ってます。
なのでその安定感を上げるために、ロトムVを採用しました。
■ネオラントV→ロトムV
ネオラントVは特性のルミナスサインが強力です。
ペパーをサーチして、ふしぎなあめと封印石やプライムキャッチャーとまけんきはちまきを持ってくるなど、盤面を作る力は高いと思います。
他にもボスの指令やナンジャモなどハイパーボール一つで色々と解決できる点が優秀です。
ただ特性が強い分、バトル場スタートした時に…
とデメリットの影響が多いです。
対してロトムVの場合
と特性が3枚ドローと控えめですが、それ以上にメリットが大きいと感じました。HPについては、初手のバーニングダーク、先2トリニティノヴァ、パオジアンにたまに入っているカイオーガの180を耐える点で優秀だと思います。
デメリットを挙げるとすると
ロトムVは縦引きなので、来ない時は何も来ないです。ただラッシュCSでは次のサポートやビーダルにつながるカードなどがしっかり引けたので、安定感は高い印象です。
ナンジャモして特性を使えば手札9枚とか抱えるので、事故はほとんどありませんでした。
加えてTier1のうち、パオジアンと古代バレットは手札干渉が飛んできにくいので、手札を抱えられる点も非常にプラス材料でした。
ただ、序盤リザードンexとビーダルを立てたらお役御免なので、早々に崩れたスタジアムで消さないと負け筋の置物になります。
ベンチも圧迫するので早く退散させてあげたいです。
個人的に押してるのが特に後攻1ターン目
ポフィンやボールで展開→ジャッジマン→そくせきじゅうでん
このコンボはめちゃくちゃ強いです。
これがしたいがためにこのデッキができていると言っても過言ではありません。
ただそれでもペパーに比べるとふしぎなあめへのタッチポイントは少ないので、進化ラインを増やすことにしました。
■ジェットエネルギー→リザードの2枚目
ふしぎなあめとのタッチポイントが少ない=ヒトカゲから進化させるハードルが高い
ただリザードンはまくりのデッキで、サイドが取られてからでも勝負ができるデッキです。
さらに高耐久で1ターン耐える余裕があります。その間に後ろがリザードに進化できていたら、たとえ前が倒され、手札干渉を受けたとしても進化先1枚の要求で解決できます。
これらの理由からリザードの2枚目を採用しました。シティリーグでも2枚目のリザードがあることで安定して進化ができていたので、入れてよかったかなと思いました。
HP100を採用した理由は、ヤミラミへの比重を落とし、げっこうしゅりけんの比重を上げたためです。ここはラッシュCSではあまり影響しなかったです。
〇不採用カード
マキシマムベルト
ナンジャモやジャッジマンの手札干渉を軸にしているので、後ろのシステムポケモンを呼びながらサポートを打てるプライムキャッチャーを優先しました。ペパーが入っていれば、先2でベルトをもってきてバトル場のパオジアンやトドロクツキを倒す動きも可能ですが、今のところマキシマムベルトが欲しいタイミングはないです。ピィ
ピィは逃げ0でエネなしで打てるにぎにぎドローが優秀です。しかし、ワザということで後攻でないと価値が低く、かつ7枚までしかドローできないので、先攻でも使えて、手札の枚数に影響されず3枚引けるロトムVを選びました。ふしぎなあめの4枚目
ビーダルが縦引きでかつ、このデッキにはペパーがないので、あめの採用を増やして引ける確率を上げるかは悩みました。しかし4枚に増やすことで手札が詰まり、ビーダルが強く使えないと判断し、不採用としました。
〇検討カード
げんきのハチマキ
正直まけんきハチマキよりこっちの方が良かったなと感じました。あと30足りない場面に遭遇するより、あと10足りない場面に遭遇する方が多いのでその印象です。シティの時にめちゃくちゃ活躍した1枚だったので、信じればよかったなと。入れ替え札
今回はジェットエネルギーを削ってリザードの2枚目にしましたが、ジェットエネルギーなど入れ替え札を削ることは悩みました。
ビーダルはポケカ界で1,2を争う縛られポケモンだと思ってます。なので入れ替え札は重要です。今回はプライムキャッチャーを入れ替えとして考えましたが、入れ替えというより、ボスの指令的意味合いで使うカードのため、ここは非常に悩みましたが、削るところがなかったです。
●ピジョット型ではなくビーダル型の理由
現在はビーダル型が主流ですが、ピジョット型のリザードンも強いといわれています。ただ個人的にはピジョット型が強いと思えてません。。
もちろんマッハサーチで確定カードを持ってこれる特性は破格の性能だと思っています。
ただ、後半に強いはずのリザードンで後半に弱くなる印象です。
なぜそのように感じているかというと…
序盤にサポート+あめ、リザードンの現物などをサーチして、リザードンに早く進化しやすい点は魅力です。また確定でボスの指令をサーチしたり、手札干渉を行える点は非常に強いです。
ただ手札が増えません。。。
ペパーを使えば当然手札は減り、ナンジャモも最初は6枚と引けますが、後半になると引ける枚数が減ります。途中博士の研究を挟むなどもありますが、基本的にデッキが厚く、山札の圧縮がしづらいです。
さらにプライムキャッチャーにより、ピジョットを倒す動きが容易になり、倒されやすい環境なのも逆風です。
サイド2のポケモンなので、リザードンを倒すのと同じサイドが得られ、かつ2体目を立てづらいので、相手にとっては倒し得です。特に後半に手札干渉が絡むと、リザードン側の動きが止まります。
それでまくられることも多かったです。
セイボリーなどの妨害カードがレギュ落ちしたのも影響を受けてそうです。
対してビーダル型はゲーム全体を通して安定した動きが取れるのが魅力です。一度立ってしまえば手札干渉にも強く、後半には山札が薄くなるので、最後の最後まであと一歩が届きやすいと思います。
相手がビーダルをとるものなら、必然的にサイドプランをずらせるので、ピジョットほど倒されるデメリットは少ないと思います。
ただ、はたらくまえばの5枚であめとリザードン両方をそろえるのは難しいので、初動の安定感はピジョットの方が高いと思ってます。
これらのメリット・デメリットを加味して、ビーダル型を選択しました。
ちなみにエヴォリューション型は、
これらのデメリットから、エヴォリューション型は考えていないです。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございます。
対面意識などは書けるレベルに達していないと思うので、私なりのデッキ選択の理由のみですが書いてみました。
個人的にはあまり結果がまだ残せていないので、腕を磨きたいと思います。
最後にカードラッシュCSの大会関係者の皆様。
円滑なイベント進行並びに、強豪プレイヤーとの対戦機会を作っていただき改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!
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