「へんしんっ!」私もへんしんしたいっw
若い頃、落とされ続けたこともあって、PFF系作品は見てやるものか、と今でも思っているのですがw、つながりもあって見てきました。
しかも、クラファンで少し応援したのに一度も行ってなかった北区唯一の映画館シネマ・チュプキ・タバタ。
「身障者がんばってます」みたいな映画見せられたら嫌だな、と思っておりましたが。そこは皆無でしたね。もう少しユーモアあるつくりができないかなとは思いましたが。
特筆なのは撮影ですね。某アニメ監督のドキュメンタリーのようなよそよそしさはなく、「石田くん」とか語りかけていて、監督がドキュメンタリーでカメラの後ろから話す作品はよくありますが、「カメラマンも話してる」!
いや、自由だ。w
立教の学生さん同士だから、対象が近いからいい。でも、それだけでなくて、ちゃんと押さえるべき絵がちゃんとあって好感度高いカメラワークでした。おそるべし。
あと立教のダンスの先生が私的にはキャラクターとしてツボで、作品中で唯一アーティスト的な変態感性を持っていると見ました。この方がいるからこの映画は成立し、他メンバーの個性が発揮されていきます。ああいう先生が今でもいることに嬉しさをおぼえます。
これはある意味、コロナ禍でいろんな精神的な行き場を失いかけている人が見たら響く映画なのかな、と思いました。人との接触を避けている時代になり、何かひとつの出来事にすごい愛おしさを感じるようになっているのですが、これもまたそれが感じられる映画でしたね。見てよかった。
個人的には、今クラファンで、色んな方から様々な形で応援を受けております。その中に意外な方がいたりして。そこまで仕事出してない事務所さんの代表さんから「入れました」みたいのがあったりするわけで、「え、あ、すいません」的に恐縮してしまうのですが、何かひとつの行動に、まわりの方が反応してくれる嬉しさ。そんな自分の状態を見せられている気にもなってしまいました。「私もへんしんしたいっ!」と思います。
ありがとうございます。あと5日よろしくお願いします↓
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