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薬局で購入できる一般用医薬品について

こんにちは!幸城薬局です。
今回は薬局で販売している【一般用医薬品】についてご説明いたします。



【一般用医薬品】とは

簡単に言うと、処方箋なしで医薬品を購入出来るものを言います。

<リスクに応じてグループ分け>


一般用医薬品にも販売するにあたって種類があり、
リスクに応じて主に3つのグループに分類されています。

一般用医薬品の分類表

上から要指導医薬品~第3類医薬品まで分類されています。
特に要指導医薬品、第1類医薬品は薬剤師でなければ販売できないのです。


要指導医薬品 ※薬剤師必須

1類よりもリスクが高い医薬品で販売時に薬剤師による対面での指導が必要


第1類医薬品 ※薬剤師必須

2類よりもリスクがやや高い医薬品で販売時に薬剤師による説明が必要


第2類医薬品、第3類医薬品 ※薬剤師不要

・リスクが低い医薬品で、販売時に特に制限がありません。

近年では、医療費削減で、国が風邪などの軽度な症状はなるべく医療機関ではなく、市販薬でと推奨していることもあり、一定の条件を満たせば、医療費控除に使えるセルフメディケーション税制などもあります。

一定の条件とは、対象となるOTC医薬品を1年間に12,000円以上購入し、更にその年に会社の健康診断や自治体のメタボ健診などを受けていることです。

セルフメディケーションの条件


余談・・・

どうしたら医療用医薬品➡一般用医薬品になる?
【流れ】
・医療用医薬品➡要指導医薬品➡一般用医薬品(1類~3類)
【詳細】
医療用医薬品で長い間使用され安全性が高い場合➡要指導医薬品に転用可
要指導医薬品3年間安全性が確認できれば➡一般用医薬品に転用可
医療医薬品から一般用医薬品に移行される事をスイッチOTCといいます。

医療用医薬品・・・医師から発行される処方箋がないと渡せない薬


一般用医薬品の選び方

誰でも買えるからと言って、安易に選んでは危ないのです。

<購入する際は以下の点に注意>

・自分の症状にあったものを選ぶ
薬の効能・効果をよく読んで、自分の症状に合ったものを選びましょう。

・用法・用量を守って服用する
薬の用法・用量を必ず守って服用しましょう。

・副作用に注意する
薬には副作用がある場合があるので、添付文章をよく読んで注意しましょう

・他の薬との飲み合わせに注意する
他のお薬を服用している場合は、飲み合わせに注意しましょう。

・妊娠中・授乳中の人は医師に相談する
妊娠中・授乳中の人は、薬を服用する前に医師あるいは薬剤師に相談しましょう。


※注意点


一般用医薬品は医師の処方箋なしで医薬品が購入できる便利な反面、
あくまでも自己責任で服用する必要があります。そのため、以下のような場合は、一般用医薬品を服用する前に医師あるいは薬剤師に相談しましょう。

・症状が重たい場合や、なかなか改善しない場合
・他の病気を持っている場合
・妊娠中・授乳中の人
・他の薬を服用している人


最寄り 

  • 都営三田線内幸町駅から徒歩7分

  • JR東海道本線(東京~熱海)新橋駅から徒歩9分

  • 東京メトロ銀座線虎ノ門駅から徒歩6分

  • 日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩9分

  • 都営三田線御成門駅から徒歩11分

  • 都営大江戸線汐留駅から徒歩14分

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  • 営業時間は平日朝8時~18時まで 土日祝日はお休みになります

  • 電話番号:03-6205-7011 



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