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「だけ」への欲求

「お前の課題は勉強だけだから頑張ろうぜ」
「そこさえしっかりできれば大丈夫だって」

友人にこんな言葉を周りにかける奴がいる。
その友人は非常に人気だ。

「的確なアドバイスをくれる」
「やるべきことが分かりやすい」
「シンプルだ」

などなど評判が良い。しかし、俺は好きになれない。なぜなら、俺はそんなに簡単なものじゃないと思っているからだ。

世の中は様々なものが複雑に絡み合ってできていると思っている。だからこそ、何かだけが課題とか、何かさえできればなんてことはないと思っている。

中学生の時、成績が良かった俺にこの友人が
「数学だけが課題だね」
と言われてテスト前に気が楽になったが、他の教科でダメだった記憶がある。そこから高校生になった今では、全く信用していない。もちろんその友人の言葉だけが原因なわけではないと思っている。

その友人は人気でいつも周りに人が集まる。それを横目に1人でSNSを見ていると、いいねが沢山つく投稿は「〇〇だけで」とか「〇〇さえできれば」とかで溢れていることに気づいた。どこも考えていることは一緒なんだなと思い、スマホの電源を切った。

この物語はフィクションです。


昨日は、イッセイ・マエハラさんとの濃い記事が2つも出ました!

まずはこちら、MLB選手紹介ep.7です。こちらは大注目のあの選手を取り上げています。とはいえ、その選手だからということではなく、内容が充実しています。是非見て感じて欲しいです。

そして、年内最後のbaseball座談会。こちらもタイトルだけで興味が湧く内容となっているかと思います。捕球における「バックハンド」こちらを熱く、そして的確に語っております。この内容はイッセイ・マエハラさんだからこその内容になっておりますし、私自身も大きく考え方が変わった部分です。必見の内容です!是非ご覧ください!

それでは本日も考えていきましょう。

そうではないが、そうでありたいと考える

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