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令和六年の八月十五日の慰霊修法

古神道には『幽魂安鎮秘詞』として伝わる重秘の秘詞(ひめこと)があります。

これは幽魂(帰幽者=亡くなった方の魂魄)を鎮め安んずる秘詞にして、
慰霊修法、招魂行事等に密用する。
また、任意に何某の命、何々の霊(みたま)の冥福を祈る為に、
随時修唱するのも可能です。
(世に家運家業の不振、不祥事の重複、難治の疾病、
 原因不明の病患等の霊的因由として、
 祖霊や有縁の霊の祭祀をおろそかにしていた事も考えられるので、
 厚く祭典を執行し、諸霊の幽魂を安鎮すべきです。)

神道では祖霊月次祭日を設け、
事情の許す限り相応の祭典を行い、
家族みな賑々しく参列して有縁諸霊の慰霊と冥福を祈り、
幽魂の霊格向上を念じるべきであると教えています。

宮地水位先生の異境備忘録には、
『人が死ねば、肉体は消滅して宇宙に帰り、
 魂は冥府にあって、墓所に一部分を残し気を通じ、一部分は大宇宙に帰り、さらに一部分は地中の幽界に留まって、祖霊舎(仏壇)に通じる。
 死んだといって全てが消滅して無になると思ってはいけない。
 その霊魂は生きている人よりも、よほど多くある。
 迂遠な説に迷って霊魂消滅無神論を恥知らずに唱えるべきではない。
 私は霊魂の存在して、幽境に安居することを知っている。
 深くこの言葉を思考し、不敬なきよう気をつけて、
 万事に惑わされることのないように』
とあることを深く思考しなくてはいけません。

幽魂安鎮秘詞の奉唱は単に慰霊安鎮に留まらず、
幽魂の罪過を消滅し其の霊格を向上させることができます。
更に祖霊の霊格向上は、
その後身たる自己の霊格向上と重大なる関係があるのに、
この深秘とも大深秘なる幽理に案外無頓着な人が多いのに驚きます。

彼の求仙修眞の法の至極というべき玄胎結成の法においても、
我が累代の祖霊中に冥罪を得るものがある時は、
玄胎を結成することはできないとさえ言われ、
玄胎結成の必修霊文たる『拝天一眞君霊文』において、
七祖の冥罪を解消せんことを天帝に祈請する一条さえあるのです。

相当の仙境に入っている仙人でさえも、
祖先の罪過に代る為に水火の苦行に服することもあって、
その代行の苦行を務め終われば、格段の進境を見るという事実は、
古今の幽冥交通の眞人異人によって伝えられている通りです。

神代の昔に、この世とあの世を別にして以来、
死とあの世の事は、人間の重大事の一つになりました。

水位先生の残された『異境備忘録』を読めば、
そうした世界の一端を知ることができます。
以下、文語体を現代風に書き改めて紹介します。

『神界では人の死期をたずねることは大きな忌み事で、
それを強いてたずねる時は、何月何日に死ぬと言って年数を言わず、
また無理に年数をたずねる時は、
今生きている誰それと同じ年月日に死ぬと言って、その年月日は言わない。
人の死期というのは、極めて神界の秘密である。
私は、この事を川丹先生にたずねた時、
小童君(少名彦那命)の御怒りを受けた事がある。
これは極めて深き幽理(目に見えない深い理由)のある事と思うことである。』

『あの世に行った人にお供えを送ろうと思うなら、
その人の名を呼んで、何処ででもお供えすれば、
あの世にいる人の眼前へ即座にそのお供えが現れる。
それを食べる真似をすれば腹がふくれる。
これは供物の正気を食べるともいう。
また、この世からお供えした物は、
「調養司」というところから、その供え物の替わりとして、
全く同じものを渡されて、真物を食べることもある。
また、旅行している人に後膳(陰膳)をするのはこの理由により起こったことだ。』

『親戚の人が病気で死ぬような時は、トイレに入り目をつぶり、
「ハニヂノ大神生死を告げ給え」と唱えて、
水色のある物が目の前に観えた時は、その病人は必ずその夜に死ぬ。』

『病気の時に先祖代々の霊が目の前に現れて、
泣いている様子が見えた時は、病気は回復せず必ず死ぬ。
自分の体が横になっている姿が見えたときは、自分が死んだ時である。』

『人は死に臨む時が一番大事な事であって、
その時の心の置き方によって、死後の自分の霊魂の行き先と位が決まるものだ。』

さて、神道にはお盆はなく春と秋に祖霊を祀りますが、世の中では仏教の影響で八月十三日、十四日、十五日のお盆に先祖が帰ってくるので先祖供養をするのが一般的です。

そこでこの激動の令和の時代を生き抜くためにも、八月十五日の月次祭の後に幽魂安鎮秘詞を修した慰霊修法を行ない、自分の根源である祖霊の霊格を向上させ、自分の霊格向上や運気向上に繋げ、自分だけではなく家族の霊格向上や運気向上にもなり、人生を向上させる事ができるようにこの記事を買ってくださった方の先祖代々の御霊を特別に慰霊修法をしようと思います。

これは十月に行う大司命節の祈祷の準備段階にもなります。

この有料記事を購入なさった方には上記の慰霊修法を行ないますが、あくまでもこの志納料はnoteの有料記事料であり、慰霊修法はそのnoteの記事購入への感謝として私が自主的に好意で行うものであり、慰霊修法の結果の責任は負いませんが、御霊への祈りですのでいつもの御祈祷以上に真摯に祈ります。

この慰霊修法は個別の御霊ではなく、申し込まれた方の家の先祖代々の祖霊のみを受け付けます。この有料記事を買った方はご本人の御名前と御家の姓が必要です。住所などは不要ですが原則、姓が違う家の慰霊はお受けできません。
自分の家の慰霊を申し込まれた方のみ、実家や母方などの家の慰霊も申し込めます(追加分は一家分5500円をこの記事のサポートに、追加の家分を入れて申し込みください)

御霊の御祭ですので、ツイキャスなどに公開することも出来ませんがきちんと祈ります。それでも良い人はぜひお申し込みください。また同じように祈れる略秘詞を有料記事の部分で後ほど伝授します。


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