立冬近づく夜に、敢えてセミの抜け殻を語る

 |ω・`)ノ ヤァ

 最初に、この記事は別の人(さむぽん)が書いた記事への返答、言わばアンサーソングである。噓だ。ここに救いがないように、唄は此処での存在を認められない。

 詩的なタイトルから君たちは何かを期待したようだが、そんなことはない。
 そもそもなんでこんな文章を書こうとしているのだ。それならよっぽど、数秒前にLimeさんやべぇって気づいた話したほうがましだ。というかしたい欲求ある。

 それでも、僕がこの時期にセミの、それも抜け殻を語るのか。

 虫嫌いな僕が、なぜセミを語るのか。

 その理由を、今から語っていこうと思う。


1. 責任を取るということ

 まず、さむぽんくんの短文がなぜ投稿されたか。
 僕のあいまいな記憶では、

Noteマジで書くことない

さむぽん(完全意訳)

  こうさむぽんがヤリマーDMで愚痴っていたところ、誰かが

セミの抜け殻の話したら

発言者忘却済

 という発言をした。僕の記憶では僕かたすつばである。

 で、僕の可能性があるなら書こうと思ったわけである。というかさむぽんだけ書いてるのもかわいそうだ。
 というわけで、僕がこの寒さが厳しくなり始めたこの時期に完璧なセミの抜け殻語りをしようと思う。ということである。

※「というわけで」・・・今回は前に何も要素を置かずに順接の接続詞を
置き、後にくる動作を強調する”虚続”と呼ばれる特殊な用法ではなく、
単に理由を前に述べ、これから結論を言うことを示す”順接”の用法である。


2. ほんへ

 ぺ、何故こんな寒い時期にせみを語ろうというのか。

 さむぽんくんは、こう解釈した。

やっぱり皆さんが気になるのってこの時期にセミの話題になるかってことなんですよね。私もわかってないです。以上でした。

ぬまぽん

 これ、めちゃめちゃ賢いこと書いているように見えて、結論が「わからない」である。全然賢くない。
 さむぽん、こうやって賢いアピールしても無駄だからやめなさい。

 さて、僕はどう解釈したか。
 主に3つ理由が挙げられる。

・夏の風物詩を冬に文章化するという点で逆張り性が高く、面白い 
・そもそもセミは夏でも不快な存在であり、それを語ることにより圧倒的な終わり感を演出できる
・以上の理由により書くのが難しく、結果寄り道や蛇足、終わった文体にして誤魔化すことが多くなる

 ということだ。ほら、十分に冬にセミを書く価値があるではないか。

 じゃ?これでもわかんない?

 …しょうがない、1つ1つ解説していこう。


 2.1 逆張り性の高さ

 まずは1つ目の「夏の風物詩を冬に文章化するという点で逆張り性が高く、面白い」点についてだ。

 はっきり言って、これを逆張りと言わずして何を逆張りという、レベルの逆張りである。そもそも夏でもセミについてNote書く人は少ないだろう(超主観ベイベーレポートより)。まして、冬になんているはずがない。

 まぁ、夏とかセミが好きな人なら、夏を思い出して余韻に浸ったり、その寂しさを書くなり、何かしらと言うか十分にやりようはある。

 だが、これはネタNote選手権である。嘘

 はっきり言って、逆張りするためにセミを題材にするなんて、セミが可哀想ではないか。

 はなもど。

 ともかく、それくらいにセミについてNoteを書くのは内容がないのである。
 そして、それの抜け殻を語ろうというわけである。
 はっきり言って無理。できない。ただでさえ内容のないものの、残り滓である。ピザ食べ終わったあとの容器渡されて「これに残ってるカスが晩御飯な」って言うようなものである。

 ところが、カスから何かを抽出しようとすると、何故かいいものができる。
 らほ、あのむひさんとふぁんさんの「世界の消しカス」だってトップクラスの神コじゃないか。

 これを作るのと同じだけの努力ができれば、きっと、セミの抜け殻で書いたNoteだって、このコースと同じくらいにいいものができるかもしれない

 さぁ、希望はある。あとはそれに向かって突き進むだけだ。


 2.2 過剰な終わり感

 続いて、2つ目の「そもそもセミは夏でも不快な存在であり、それを語ることにより圧倒的な終わり感を演出できる」点についてだ。

 さっき、僕はこう書いた。

はっきり言って、逆張りするためにセミを題材にするなんて、セミが可哀想ではないか。

こーしんく、n行前

 はっきり言って嘘だ。セミに可哀想だなんて思うはずがない。とっととクソみたいなNoteの題材にされて憤死してしまえばいい。

 それくらいにセミという生き物は嫌われて然るべき生き物である。

 まず、虫である。この時点で全部ダメ。種生成からやり直せ。

 続いて、うるさい。もううるさすぎる。僕の学校は通学路に並木があるのだが、まぁセミが集まること。うるさい。耳栓代わりにイヤホンをしても全然聞こえる。友達と会話できねぇんだよ。邪魔。はっきり言って去ね

 というか、普通にうるさすぎて耳が痛い。物理的に耳が痛い。なんで政府はこんなものの存在を許してるんだよ、さっさと駆除しなさい。

 そういうわけで、セミという生き物はカスだ。

 そう。これだけのカスについてNoteを書くのだ。カスができるに違いない。それも、この世の終わりレベルのカスだ。
 ドンジャバもびっくりして逃げ出すだろう。

 我々はカスの供給を常に求めている。つまり、セミについてのNoteは需要と供給がマッチするのである。みんなやろう。

 おっと忘れてた、これは抜け殻の話だ。

 だが、本体が需要がないなら、その抜け殻には何も残るはずがない。よって語ることはない。

 というかセミの抜け殻なんであんな色してるの?羽化前のセミの色でもないし羽化したらめっちゃ色変わるじゃんお前、逆張りでキモいよ

 はい、よってセミの抜け殻はかすだ。よってそれについて書いたNoteもカスにしかなれない。


 3.3 駄文生成率の高さ

 最後に、「以上の理由により書くのが難しく、結果寄り道や蛇足、終わった文体にして誤魔化すことが多くなる」という点についてだ。 
 終わった文章しかできないのは上の項目2つを見たらほぼ自明だろう。これで自明じゃないと言うのなら君は僕のNote読者たる自覚はない。失せろ

 というか、このNote自体カスだ。ぺ。駄文生成確定じゃん。Q.E.D


3.  思ったより書けてて草

 と、なぜセミの抜け殻でNoteを書くか、わかってくれたと思う。

 今回は時間がないのでやんないが、本来は「なぜ逆張りがキモいか」
「なぜオタクは逆張りをするのか」「逆張りするやつはMだよね」
という話もしたかった。

 まぁ、書く気があったら書きます。

 それでは、ンワンズ〜〜〜(3000002346年のおやすみ)


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