見出し画像

寒さと瞼の話

本日のBGM Bing Crosby - Winter Wonderland


画像1

あがのの方も大変に寒くなってまいりまして、今日は雪とかまで降ってて、その上風も強いという、寒いのに風が強いなんてもう最の悪でして、それだけ寒い時はなるべく室内での作業をしていたいんですけど、残念ながら土作りとか釉薬かけるのとかの必然で外で作業していて、改めて風が嫌いだということを認識いたした次第でして、

画像2

もう風が強くて寒いようなところには旅行もできないわってことで、たぶんモンゴルとかそんな感じっぽい気がしますけど、モンゴロイド系の人種の瞼が一重で厚ぼったいのは寒さから眼球を保護するために脂肪が乗っかっているという寒冷適応説と、

風が強くて埃っぽい場所で、舞い上がる砂埃から眼球を保護するためっていう説がありますけど、まあこの厚ぼったい一重瞼っていうのは、学生の頃とかだと忌み嫌われたりしますけど、歳をとっていくにつれて、顔から脂肪が落ちていったときに中年の段階でバランスが取れて、同世代の人より若く見えたりしまして、脂肪というのは若さを作ってくれるものでもあるのだから、あんまり脂質を控えるのもよろしくないんではなくて、だなんて思ったりしてまして、

ところで庚申窯にはうさぎが2匹いて、彼らは屋外の小屋にいるからこれはさぞ寒いだろうなあと思いまして、まあうさぎは寒さに強い生き物らしいですけど、これはもう自力で冬を乗り切っていただくしかないなってことで、ただいま臨時でうさぎの餌やり担当になっている私は、いつもは太りすぎだとか言ってんですけど、今夜もまたゴリゴリに冷えているので、彼らには良質な脂肪を蓄えていただくため お夜食で餌を多めに補充しました。あと小屋in小屋で寒さを凌げるようダンボールの箱も入れたんですけど、そっちはガリガリ齧られておりました。


高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?