シュトーレン解剖博覧会終了!!
シュトーレン解剖博覧会が先週の日曜日に無事開催できた!!
シュトーレンのことを知ってもらいたいと今年はイベントを企画したいと思っていた。
そのイベントを春日井製菓の「おかしな実験室」室長の原さんに手伝ってもらいたいとお願いしたのが2月。
原さんに教えてもらいながら準備をしているけれど
アドバイスしてもらったこと自体がまず理解できない
それを咀嚼して理解してそれで答えを返す
それのひとつひとつにすごく時間がかかった
その間、聞かれていることに答えることができない自分、わからない自分を認めなくちゃいけなくてその作業がほんとに辛かった。
来てくださった方にどうしたら喜んでいただけるのか、行ってよかったと思っていただけるのか。
準備をはじめてから約3ヶ月。毎日毎日この日のことを考えてた。
当日ギリギリまで資料を作って準備して出来上がったのは「なぜカゴノオトをやっているのか」「なぜシュトーレンを作っているのか」をお伝えすることだった。
それも自分たちが生まれた幼少期からカゴノオトを始めてから今になるまで。
とにかく時間がわからなくて約束の時間に間に合わない自分(おそらくADHD)と小さい時から向き合わなくちゃいけなかったこと。
だから時間に間に合わなくちゃいけない仕事は辞めるべきだと思ったこと。
出来ないから、出来ることをやって仕事を作って生きていきたいと思ったこと。
だからカゴノオトを成り立たせたいこと。
そして、昨年作ったカゴノオトの理念
「カゴノオトの事業を通して出来ても出来なくても認められる社会に貢献する」
「カゴノオトに関わる人全てが豊かになり、出会えてよかったと思える事業を展開していく」
という理念を作ったこと。
当日は東京で販売する時にいつも心配して来てくれる大学の恩師や先輩、初めて働いた職場の同僚やカゴノオトを始めてから出会ったお客様や仕事する中で出会えた方々、四万十町や高知出身の方々。
そして、CLS高知で出会った方、以前からのお友達も当日手伝って下さり大手町のSPACESさんの会場には総勢約50人近くの方がいらしてくださった。
3時間にも及ぶ長いイベントだったけど、多くの皆さんが最後まで参加してくださってお話聞いてシュトーレンの中の素材やシュトーレンを食べてくれてめちゃくちゃ嬉しかった。
昨年シュトーレンのことを新聞のコラムに書いてくださった方が「そこまでやるかとそんな馬鹿なというのは商品を作る上で大事なこと。このシュトーレンは事実のストーリーがある。これは地域産品のお手本のようなシュトーレンであり、カゴノオトであり、お二人です」
また別の方から「大学の恩師や先輩、以前の職場の同僚の人も来ててカゴノオトが応援され続けてることがわかったこと、応援されながらも弱さも出来なさからも逃げずに見せていくことの強さがある」(要約)
と感想もいただけてほんとに嬉しかった。
自分の中ではしっかり繋がっているんだけど、どうしても人に伝わらず分かりづらかった点と点をつなぐ言葉をはじめて持てたような気がしたし、行きたい未来ももっと明確に描けた!
ただ、やっぱりもっとこうしたかった。次はこうする!と課題もたくさん感じた。
貴重な時間を使ってきてくださったお客様や当日手伝ってくださった皆様
そしてずっと併走してくださった原さん
このイベントをシェアしてくださった方
会場を貸してくださった大手町SPACESさん
みなさまのおかげでした!
ありがとうございました!
そんなかっこいいこと言ったってカゴノオトが継続できないとほんとにまずいので(それにたくさんの人が心配してくれているので)商売に精進します!
終わった後に手伝ってもらった方々と東京駅で撮った写真の自分の顔が晴れ晴れしててやりきった感!出てて嬉しい。
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