①種子法廃止と種子種苗法改正の意味

戦後、国民を餓えから守るためにできたのが主要農産物種子法である。米、麦、大豆の安定供給をするためである。しかし、種子法は廃止された。

種苗法は種の育成者権を守るためにできた法律である。が、同時に一般の農家が自分の農業経営のため種子を自家増殖する権利も認めてきた。
しかし、近年、農林水産省は、自家増殖が出来ない品種を増やしている。そして今回、「自家増殖原則禁止」を盛り込んだ法案が提出された。

今回は、法案は成立せずだったが、確実に次期国会で再審議されることは間違いない。

何故いま、種子法廃止、種苗法改正なのかの本質を検証して行きたい。と同時にもし法案が通り法律が施行されたとき、現実に農家が直面する問題を考えてゆきたい。

次回に続きます。


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