骨董市


以前は行くのが楽しみだった月イチの骨董市。


行くと絶対なにかは買っちゃうし、
ここのところ気分の波があって落ち着かなく、やる気や意欲が湧かない日々が多くて。
今回はやめとこうかな〜〜〜って思ってたんだけど。


着物じゃなくても、古いお皿とかなにかと出会えるカモ!と一念発起。
ここ数年、茶道具に飽き足らず、日常使いのお皿なんかも江戸時代やら明治、大正時代やらの古いやつを集めては使うようになってまして‥(^_^;)

先々週お盆に、母方祖母の形見分けで
祖母の着物や帯を頂いたばっかだし、
(もう仕舞う箪笥も場所もない。キャパオーバーしとるのに)
むしろ着物や帯は今回は眼中に入れず、皿やお猪口探そう!!と息巻いて到着したら

積み重ねられた帯の中から、ビビッと。
古そうな柄だな~と手に取る。
パッと見でもう昼夜帯なのが分かったので、戻さず手にキープ。


柄も引抜きになってるしね


ススキだー🌾
なんか不思議な柄だな〜。裏はなんだろ?黒繻子かなぁ。。と1人考察しながら別な帯を手に取る。
↑早いもの勝ちの争奪戦ですから、気になったら最初に手に取っとかないと、「あ!あれ後で見ようと思ってたのに〜」と他の人に買われていくので↑


で、見つけたヴィヴィットピンクの紗の名古屋帯。


金銀の桔梗と萩〜♡


こんなヴィヴィット色なら着物がなんでも映えそう!なにより、未使用品なのか、状態はすこぶる良く、くったりしてない。仕立て上りホヤホヤか?ってくらい帯芯もパッキパキ。バッキバキでもいいくらい。

名古屋帯とはいえ金銀なので、綿着物よりはちょっと上品な小紋にでも合わせたい╰⁠(⁠⸝⁠⸝⁠⸝⁠´⁠꒳⁠`⁠⸝⁠⸝⁠⸝⁠)⁠╯
これもすかさず購入決定寄りのキープ。

この時にはもう、『今回は着物や帯は見ない!』という鉄の誓いは頭には1ミリも残ってなかった( ˘ω˘)スヤァ


大体見終えて、今度は隅っこでキープした帯の状態確認。
長さヨシ、生地の痛み・汚れ無し、柄はフムフム。。あれ?似たようなのあったかな?とか検品作業するのだ。
昼夜帯の裏側も確認すると、、


ヴァイオレット梅桜〜。こっちは春用でススキは秋用に仕立てたのかな😊


まさかのドストライク。柄も色も。
黒繻子だろうなと思ってたのに、まさかの染!しかも汚れも穴も無い!
昼夜帯でこんなに状態が良いのって、店舗で3〜4万とかで売られてるやつ〜〜〜〜!!(`;ω;´)

じっっっくり見ると、テの部分が分からない。
いや、昼夜帯なので柄が引抜きになってる方が背中側なのは分かるんだけど。
違うのよ、テの側に、半分の折り線がないのよ!帯前用に半分に折るところ!
ほぼ未使用品!
で、テの側に折り線がなく綺麗ということは、テの側をお太鼓にすることもできるわけで!

ということは、わざわざ引抜き結びじゃなく、普通にお太鼓などが結べるということ!
ワンダホー!


と、ちょっと興奮しちゃいましたが
総柄の昼夜帯だとテからタレまで柄続きだから、どこで結んでも柄が出るから私は好き。
昼夜帯の本来は、二重太鼓にするらしいけど、アンティークの名古屋帯だと前帯の柄が真ん中に来ないデブな私は、ちょっと長めの昼夜帯って本当に便利なんだよね~。長いテは折りたためば良いだけだし。
仮に一重太鼓にしても、正直結んでしまえば昼夜帯なのかアンティーク名古屋帯なのか分からないしね。


運命の帯に出会ってしまった今日このごろ。お買い上げー。
良い日だった〜✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧
だがしかし保管場所に困る日々✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧笑