BI論争を見て思うこと

最近何かとベーシックインカム(BI)が話題になってますが、ついさっき「BIは50代くらいの世代にとっては年金払い損になる制度だ!」みたいな記事を読んだのでちょっと思ったことを書こうと思います(気に入らんのでソースは貼りませんが...)。

確かにBI導入にあたって財源確保どうすんだって点は最重要課題で、年金をはじめ諸々の保証制度の金を回すってことはよく言われてますけど。それで年金受給間近の50代くらいの人たちが損をするってのも当然起こりうる話だとは思うんですが、それを理由にBI反対!っておかしくね?ってなことを思ったりしました(個人レベルでの意見ならいいんですけどね)。

政策の話なんだから日本が良くなるか・悪くなるかを基準に賛成・反対を決めるのが先でしょう。特定の人たちが損をするとしても、国としてプラスに働くなら決してBIそのものを否定するべきではないと思います。

要は国としてプラスになるけど、特定の人たちにとってはマイナスです。

という状況だとして、やるべきかやらないべきか聞かれたら言うまでもなくやるべきですよね。特定の人たちへの救済はまた考えればいいわけで。

それだけの話なのに、損する一部の人たちを槍玉に挙げて反対だ!っていうのはあまりにも個人的すぎんかって感じですよね。繰り返しますけど、個人的な意見としてTwitterとかブログで言う分には全然問題ないと思います。僕が言いたいのは、個人的な意見をメディアが記事にすんなということ。

ズレた問題提起から正しい議論ができるわけないでしょうに。

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