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【Day19】30-Day Song Challenge

ひゃ~疲れた。
朝っぱらから大至急で検証ヨロ!納期は今日中!とか言われて大変でした。

無理オブ無理だったので何とか明日に延ばしてもらいましたが、それでも終わるかどうか怪しいような作業ボリュームですし。頭おかしい。

そんな感じで、今日のお題をドン。

Day19
人生について考えさせられる曲


なんとも高尚なお題でいらっしゃいますが、おバカなのでこの手のお題は苦手かもしれません。音楽から自分の人生を見つめ直すなんてそうそうしませんし...。

人生訓的なものが得られるアーティストって言うと、個人的にはミスチル、筋少、平沢進あたりで、やっぱり年齢高めになります。

若手アーティストが歌ってる人生訓って、ひたすら前向きで猪突猛進的で、若いなあって感じですよね。若手なので当然ですけど、イマイチ説得力に欠けるというか、語るにはまだ早ない?というか...。

年寄りは年寄りで説教臭くてウザかったりするんですが、さすがに言ってることは的を射てることが多いです。やっぱり、年長者の言うことには大人しく耳を傾けたほうがいいですね。

とまあそんな感じで、今日はこの曲に決めました。


Timelineの東(核P-MODEL)

人生訓といえば、平沢進ですね。うん。

この核P-MODELというのは、平沢進のソロバンドで...要するに別名義くらいに思っておいてください。説明すると長いので。

曲についてちょっと解説していきましょう。タイトルの『Timelineの東』というのは、超ざっくり要約すると『未来』という意味になるかと思います。

まず『Timeline』というのは日本語で『時間軸』を意味します。時間軸というのは一般的に、左から右に流れるものとして表現されます。年表や時間特性のグラフがそうですよね。

で、『東』の解釈ですが、地図とかだと東って右側として書かれますよね。

要するに『Timelineの東』⇒『Timelineの右方』⇒『時間の進む方向』⇒『未来』ってな解釈ですね。ややこしな...。

ちなみに平沢進名義で『時間の西方』というタイトルの曲もあります。上記と同じ考えで行くと『過去』と置き換えられますが、歌詞を見ても、過去の出来事をひたすら悔いるような内容になっています。

このあたりを踏まえると、『Timelineの東』=『未来』って解釈はだいたいあってると思います。(曲名だけでかなり文字数使ってしまった...。)


歌詞に触れると超長くなるのでここではちょっとだけにします。
好きなのはこのへん。元気出る。

蓮の葉の雨粒ほどの
宇宙にもキミの
無限を見た
道を今ここへ
キミの威光のほうへ

素敵な詩ですね。いつか誰かが言っていましたが、平沢進は『平易な言葉を繋いで、独創的なイメージを生み出すセンスが素晴らしい』と。全くその通りだと思います。

最近は「やらされている」人生を自分の手に取り戻せという、ご本人風に言うと『ゲームチェンジ』を諭すような歌が多いですね。
人生について考えさせられるのはこういうところです。自分の人生は、本当に自分のものなのか...?って感じですかね。

収録アルバムのタイトル『гипноза』も日本語だと『催眠』という意味で、なかなか意味深(というかまんま?)です。

現代社会を、権力者たちが築いたある種のディストピアという風に解釈すると、平沢進の曲は理解しやすいのかな、と思います。アルバム『ホログラムを登る男』もディストピアとなった架空の世界が舞台ですけど、所々リアルとリンクするというか、現実世界を舞台として解釈しても、結構話が通るんですよね。


あとはライブ限定ですが、ギターをクイッてするとこと、サビ前の車走音が好きですね。ギターをマイクスタンドに擦り付けてる音だって中々気付きませんでした...。普通にSE鳴らしてるもんだとばかり。


ハイじゃあ、今日はこんなところでしょうか。

みんんさ、またこんど!

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