今日見かけた色(その1)

今の四日市近辺で作られていた焼き物、萬古焼の一品から。
明治時代、というけれど具体的には、いつ頃のものなのだろう。原色が多い印象の焼き物の表面が、こうした赤系のパステルカラーの釉薬で彩られていたとは。

腥臙脂(しょうえんじ)と呼ばれる釉薬とのこと。
青系とピンクとの際立ったコントラスト、与える印象が強すぎるかも知れないが、技術がもたらした「自由」を感じる。

見かけた場所 四日市市陶栄町 ばんこの里会館
「沼波弄山翁 生誕三百年 企画展 「萬古焼の粋」」

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