かごんまの色たち
先ごろ行われた、鹿児島でのデザイン博の企画で、「かごんまの色」が選定された。投票の対象になったのは、県内の様々な場所や場面で採取された色。その数は130以上。
https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/190321kagoiro.pdf
かつて、東海地区のタナゴ保全にも加わっておられた牧野さんの、なんとも彼女らしいお仕事(生態学から色彩心理や景観工学にフィールドを移した研究者だ)。
彼女とは、数回ご一緒したことがある。日常的に色見本帳を持って、様々な色を発掘していく活動は、傍目には「何事?」という感じだが、細かな色の違いにも敏感に反応されており、まさにプロの仕事だった。
さて、この活動のゴールとするところは、(おそらくだけど)鹿児島の地にある、多様な色、微妙な色使いを手掛かりに、町の景観や産業の多様さを持続させていくことだろう。
今後の展開が楽しみ。
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