われ無心に蟹と戯る
信号機やネオンサインを見ると色温度を考えてしまい、
ネットが張ってあるのを見かけると、デジカメで写真を撮ってモアレの現れるのを面白がり、という、ガキの頃からの「光るもの」好き。
挙げ句の果てに、この前、干潟に住むカニの裏面の色を色見本とくき合わせながら、配色の妙を語り、生き物観察の仲間からトコトン浮いてしまった(とはいうけれど、淡い色ながらも結構カラフルなんです)。そのカニさんマジマジ見るうちに酸欠になってきたらしく、色がどんどん鈍くなっていくのさえも、じっと見てた、そう私は、好奇心の皮を被ったゴクアクニンです。
レイチェルカーソンは、もっと素朴な好奇心……センス・オブ・ワンダーを大切にせよ、といったとのことですが、偏った科学の目で見ても、こんな風に興味尽きないんですよ。
それが、世間一般からどー思われるか、なにがしかの役に立つ場面があるのか、を問われると、ごめんなさいなのですが。。
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