最果てで見る夢

枯れ果てた井戸のような心を持ってあてもなく荒野を歩く。
その先に何が待っているかも分からずに。

やがてお迎えの朝カーテンが開かれ朝陽を顔に受けた。
閉じた瞼越しからもその明るさは伝わる。

そこで金色の光に包まれる夢をみた。

あまりの美しさにこれを見る為に生きてきたのだと確信して涙した。

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