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【蓮ノ空感想文】『Dream Believers』で純粋に笑えなくなった話


はじめに

こんにちは!
Dream Believers大好きオタクの、こうせいと申します!
もう一度言います!僕はDream Believersが大好きです!

タイトルから暗い雰囲気がプンプンと出ていますが、本当に好きなんです。
どのくらい好きかと言うと、↓くらい好きです。

ね?少なくとも人並には好きそうでしょう?
ではでは、理解してもらえた所で早速本題にまいりましょう。

Dream Believersに出会った日 

寒空の下、1人俯きトボトボと歩いていたとき。
丁度Liella!3rdライブと推しのLiyuuちゃんのツアーが終わり、
一区切りついてオタク活動の歩みを緩めようとしていたとき。

その曲と出会いました。

「色々終わって一段落つきそうだな。けどまあ、蓮のリリイベ近いから一応聴くかー」くらいにしか思っていなかった気の抜けた僕に、彼女たちは言いました。

歌に乗せて、こう言ったんです。

行こうよ! なんだってやっちゃえば楽しい
いまを頑張ることが楽しい

Dream Believers/蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

OFFに傾いた頭のスイッチが「バチンッッ!!」と切り替わる音がしました。

いやこんなの一緒に行くしかないじゃないですか!
下向いてトボトボ歩いてる場合じゃないって話ですよ!

人間、楽しいものに惹かれるのは至極当然で。
楽しそうにしてる人に惹かれるのは自然の摂理なんですよ。

正直当時は彼女たちの名前も顔も知りませんでした。
だけど確かに、Dream Believersを歌う彼女たちは楽しそうに笑っていたんです。

その見えざる顔が見えた時、弱まっていたオタク魂の灯火が再び燃え上がるのを感じました。
そこに位置についてなんてものは無く、あるのは活力全開で再び動き出した僕のオタク活動だけです。

この瞬間僕にとって、Dream Believersはワクワクする始まりの曲になりました。

そしてデビュー曲と冠されたDream Believersはその名の通り、未来永劫始まりの曲として刻まれると思っていました。

再会の形は不本意で  されど想いは変わらず

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ6人のデビュー曲としてリリースされた、Dream Believersとの再会は突然訪れました。

それは3大文化祭の1つ、撫子祭です。

そして皆さんご存じの通り、撫子祭時点での活動メンバーは4人。
そう。6人ではなく、4人。

6人のデビュー曲の初披露を4人でやるはずがない。僕はそう思い込んでいました。
少なからず、同じように思っていた方もいるんじゃないでしょうか?

しかしその思いは、彼女たちのMCによって打ち砕かれていきます。

ここからまた、追いかけてみるよ。
ボクたちみんなで。

撫子祭/夕霧綴理

最後に歌うのはこの曲です。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブが歌い継いできた、とても大切な曲。

撫子祭/村野さやか

そして次の言葉が、全てを決定づけました。

聞いてください!
私たちの、Dream Believers!

撫子祭/日野下花帆・村野さやか・乙宗梢・夕霧綴理

「あっ……やるんだ」
その言葉を聞いてほんの数秒。
イントロが流れるまでのわずかな間、その事実を受け入れられなかった自分がいたのを今でも覚えています。

なんだかモヤモヤして、目を背けようともしました。

でも。
だけど。

そうはならなかったんです。

イントロが流れ4人が動き出した瞬間、その日までの4人の活動を思い出してしまったから。
そして撫子祭は、乙宗梢と夕霧綴理の止まっていた時間が動き始めたライブだったから。

誰が何人で歌うかなんて関係なかったんです。

だってDream Believersは始まりの曲なんだから。

そしてDream Believersの披露後、花帆ちゃんのこと以外であまり感情の起伏が見られない梢先輩が言ったんです。
本当に嬉しそうに。

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブで、Dream Believersでした!

撫子祭/乙宗梢
 


梢先輩ファンにはぜひアーカイブで聞いて欲しいです!
こんな嬉しそうな声で話されたら、僕らは笑顔になるしかないんですよ!

そこからの僕はただのオタクでした。
「いやー、2番の頭を梢先輩が歌うの良いよなぁ」
「落ちサビの"デコボコの道だって大丈夫さ"を全員で歌うの良すぎじゃない!?  『皆で乗り越えた』感があって!」
と言った具合に。

結局いつまでだって変わらないんですよ。
いつだってDream Believersはワクワクする始まりの曲なんです。

その時は、そう思いました。

変わらない思い出 変わる思い入れ

さて、時は2023年10月21日。
1stライブ福岡公演Day1。

読んで字のごとく、蓮ノ空ナンバリングライブの始まりの日です。

その第1曲目を飾るのはもちろん、我らが始まりの曲Dream Believers

いやー、最高でしたね!
ライブがここから始まるんだ!!と無我夢中にブレードを振ったりコールをしたりしていました。

Dream Believersと出会い、この言葉を聞いたあの日。

行こうよ! なんだってやっちゃえば楽しい
いまを頑張ることが楽しい

Dream Believers/蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

あの日まだ名前も顔も知らなかった彼女たちは、ステージ上で確かに楽しそうに歌っていました。

その後の5公演も全てDream Believersが始まりを飾り、その曲は完璧なまでにワクワクする始まりの曲として僕の心に刻まれました。

そして千穐楽の愛知公演Day2の永遠のEuphoriaが終わり、MCが終わり、キャストの皆さんはいつも通り退場していきます。

───それで1stライブは終わると思っていました。

けれど僕たちの声が止むことはなかったのです。
祈るように、願うように僕たちは叫び続けます。

「蓮ノ空!! 蓮ノ空!!」と。

そして応えるように彼女たちは現れ───。

本日本当にラストはこの曲を歌いたいと思います。
それでは聴いてください。『Dream Believers』。

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 1st Live Tour【愛知公演Day2】/楡井希実

最後に、始まりの曲『Dream Believers』を歌いました。

僕はその曲で初めて、泣きじゃくりながらブレードを振りました。
そう、純粋に楽しそうに笑っていられるだけの曲ではなくなったのです。

泣きすぎて、その時の光景はあまり覚えていません。

でも確かに覚えているのは、蓮ノ空と過ごした4月からの日々を思い出していたことです。

蓮ノ空と出会い。
梢先輩と綴理先輩の止まっていた時間が動き始め。
瑠璃ちゃんとめぐちゃんの活動が開始して。
そして、1stライブツアーが始まって。

その全ての始まりは『Dream Believers』と共にありました。

けれどあの瞬間、『Dream Believers』はただの始まりの曲ではなくなりました。
"ワクワクする始まりの曲""聴けば泣いてしまう思い出の曲"にもなったのです。

何十回と聴いてきたその曲は、たった一回の歌唱で思い入れをさらに強くしてくれました。

そしてDream Believersの歌唱後。
蓮ノ空のリーダー楡井希実さんは、こう締めくくります。

1stライブツアー最後は、私たちの始まりの曲。
Dream Believersを歌わせて頂きました!

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 1st Live Tour【愛知公演Day2】/楡井希実

まるで、新たな始まりを宣言するかのように。


さいごに

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

普段はX(旧Twitter)で、"忘れないように、すぐに思い出せるように"その瞬間に思った事をつらつらと投稿しているだけでした。
ですが「Dream Believersについて語りたい!」と思ったらXの文字数では足りず、初めてnoteを使ってみました!
(Xに課金しろ!というのは無しで笑)

さて、今回語ったDream Believersですが、結局"印象が変わる"ことはありませんでした。
正確には"思い入れが強くなった or 増えた"かなと思います。

結局どこまで行っても、Dream Believersは"始まりの曲"であることに変わりは無いんじゃないかなと。

行くんだ! いつまでだって変わらない
熱さ届けたいよ

Dream Believers/蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

熱さとは、何かを始める時の熱量だとも思うので。

というところで最後は、Dream Believersへの感謝の気持ちで締めくくりたいと思います。

オタク活動の足を緩めようとしていた僕と出会ってくれてありがとうございます。
いまを頑張る理由をくれてありがとうございます。

いまを頑張れていることがとても楽しいです。

余談

異次元フェスのDream Believersは、今回綴った内容とは全く別の理由で泣きじゃくっていたのですが、それはまた別の機会があれば語りたいと思います。


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