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過去の奴隷を卒業する

はじめに

2024年7月21日「世界一自分らしい生き方の教室」のイベントが開催され、多くの参加者が「自分らしさ」について深く考える機会を得ました。今回は、イベントの第一部で行われた川原卓巳さんと八木仁平さんの対談「過去の奴隷を卒業しよう」を中心に、その内容と学びを共有します。

過去の奴隷を卒業する

八木仁平さんは冒頭に「過去の奴隷を卒業することの重要性」を強調しました。過去の出来事や経験に囚われ続けることで、現在の自分を制限してしまうことがあります。過去を振り返り、それを教訓として未来に活かすことは大切ですが、それに囚われてしまうのは避けるべきです。

一般的に、時間は過去から現在、そして未来へと流れていると考えられがちです。しかし、対談では「未来から現在、そして過去へと時間が流れる」という考え方が紹介されました。未来で「こう生きたい」と思うことで、その実現のために現在で行動を起こす。そして、その行動が時間の経過とともに過去となっていくのです。

この視点から見ると、過去に囚われるのではなく、望む未来を描き、そのために現在で何をするかが重要であることがわかります。八木仁平さんは、「人生は未来が存在しており、今をむかえ、過去になる」と述べ、未来志向で行動することの重要性を強調しました。

人生は流れるプール

対談の中で八木仁平さんは、「人生は流れるプールと同じである」という話もしていました。この比喩は、私たちがいかにして人生を受け入れ、流れに身を任せるべきかを示唆しています。力を抜いていれば、自然と浮いて前に進むことができるというのです。逆に、無理に逆らおうとすると、疲れてしまうだけで進展は望めません。

「流れるプールにおいて自分自身という自分らしさを出せるかが大切である」とも話されていました。つまり、人生の流れに逆らわずに進む中で、自分自身の個性や価値観をしっかりと持ち続けることが重要なのです。これは、自分らしい生き方を実現するための基本的な考えに感じました。

自然とやってしまうことに目をむける

また、やりたいことで生きるための具体的な方法の話もされていました。その方法の1つとして、「過去に自分が何も考えずに自然とやってしまうことを仕事にする」というアプローチを紹介されていました。

これは、他の人から見れば「なぜそれができるの?」と思われるようなことも含まれます。自然と実施してしまうことが強みとなることが多く、それを活かすことで自分らしい仕事や生き方を見つけることができます。これは、自分が自然に楽しめることや得意なことを見つけ、それを生かして仕事にするという考え方です。この方法によって、無理なく自分らしさを発揮し、充実した人生を送ることができるのです。

そのために大切になるのが、自己理解です。八木仁平さんは、自身の経験から「自己理解」を深めることの大切さを強調しました。「自己理解プログラム」を通じて多くの人々が自分のやりたいことを見つけ、自分らしい生き方を実現してきたとも話されていました。

まとめ

今回の対談を通じて、川原卓巳さんと八木仁平さんは「過去の奴隷を卒業し、自分らしい生き方を見つけること」の重要性を強調しました。人生の流れに逆らわず、自分自身を理解し、自然とやってしまうことを仕事にすることで、より充実した人生を送ることができるというメッセージは、多くの人々にとって大きな示唆を与えたように感じます。

この対談をきっかけに、自分自身の過去を振り返り、今を見つめ直し、未来に向かって自分らしい生き方を模索することが、私たち一人ひとりに求められているのではないでしょうか。過去に囚われず、今この瞬間を大切にしながら、自分自身の価値観や個性を大切にして生きることで、より豊かな人生を築いていきましょう。

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