母校で、先輩面して少しだけ後輩の前でお話させて頂いたこと。
登米市立米山中学校
僕が3年間過ごした中学校だ。
今回は、縁あって中学1年生に向けて色々な業種の方々が参加している中で、スポーツ部門で卒業生という事もあって声をかけてもらえた。
話をもらった時は、母校にこういう形で帰ってこれる事が素直に嬉しかった。
そして、やりたい事でもあったので尚更嬉しかった。
なにを伝えればいいのだろう?
考えた結果、やはりサッカーの事しかなかった。
その中でも、夢(目標)を持つことの大切さに重点を置いて話させてもらった。
僕が中学の時、どのような話なら興味を持つだろう。
どういう事を伝えれば役に立つだろう。
いろんな事を考えた。
僕が中学の時は、おそらくこういったキャリアセミナーはなかった。
当時の僕は、サッカー部がない米山中学校でサッカー選手になるとずっと言っていた。
おそらく周りからは、
「なにいってんのこいつ」って思われていたのかもしれない。
学年が上がるにつれて、将来の夢を言うのが恥ずかしくなっていた。
あれだけサッカー選手になると言っていたのに、少しずつ大人になるにつれてサッカー選手になるという事を言葉にするのが恥ずかしかった。
それはなぜか。
周りに同じ夢を持った人がいなかったから。
共有できる人がいなかった。
サッカー部がないからもちろんサッカー選手になるっていう人はいないのは当たり前だ。
だけど、僕の心の中では絶対にサッカー選手になると決心していた。
心ではそう思っていても、言葉には中々出せないそんな葛藤があったのを覚えている。
そして、今思う事は
夢や目標は人それぞれ違う。
みんなに合わせなくてもいい。
たとえ、1人だろうと自信を持って自分の夢を貫いて欲しい。
そして、発信する。
これは、僕自身、最近大切だなと思う事の1つである。
自分の思い、考え、気持ちというのは発信しないとなにもわからない。
人の心の中なんてなにを考えているのかわからない。
だからこそ、発信する。
僕の考えはこれだ。
私の考えはこうだ。
たとえ、それが他の人と違くても、間違っていたとしても、必ず共感してくれる、共有してくれる人が助けてくれる。
そして、今回の米山中学校でお話しさせて頂いた時に、1人1人将来なりたい夢を話してくれた。
みんなバラバラでみんな凄い夢を持っていた。
はっきりと自信をもって、
〇〇になりたいです。
と言っていた。
僕は、本当に凄いと思った。
みんなはっきりと自分の夢を持っている。
そして、多くの質問をしてくれた。
どうすればいいですか?
辛いときはどうしますか?
どう乗り越えていますか?
僕は、日本代表でもなければなんでもない。
そんな僕に対して、凄い熱意で迫ってきてくれた。
僕のお話に対してメモを取ってくれている。
だからこそ、米山中学校の先輩として本気で話させてもらった。
パソコンで事前に作っていったものを少しだけ早く終わらせ、そこにいる生徒のみんなと向き合う事にした。
1年生だから試合に出れていない生徒さんが多く、どうすればいいか悩んでいた。
その時に、僕自身、大学でBチームだった事、その時の思い、どう乗り越えたかを自分の経験を話させてもらった。
生徒のみんなに届いていたら嬉しい。
中学校の3年間というのは、今の時期しかない、戻りたいと思っても戻れない。
この3年間というのは、本当に大切な時間。
僕自身も自分の好きな事を見つけ、夢を持つ事が出来たのが、中学の時。
米山中学から仙台まで通うと決めた時には自分の中で幼くも覚悟があったのかもしれない。
学校が終わるとすぐに仙台に向かっていた僕は、放課後にみんな残って話していたり、遊んだりしているのが憧れだった。
なんで、俺だけ。
みんなと同じように生活したい。
と思う事も少なくなかった。
詳しくはこちら。
そんな事も全て吹き飛ばしてくれるのが、サッカーだったからサッカーをすれば全て忘れて無我夢中になれた。
それも夢を持っていたからだと思う。
やりたい事を見つける為には色々と経験しないといけない。
やった事のない事は、やれないから。
僕自身も色々と経験したい。
まだまだ外の世界を知らなすぎる。
米山町の人たちは、本当にみんな優しい。
それは、どの時代でも変わらない事だと思う。
地域柄なのか、周りの人のおかげなのか、どういうわけかみんな優しい。
だからこそ、周りに合わせたり、相手に気を使ったりしてしまうんだと思う。
でもそこの殻を破ればもっと良くなると思う。
僕自身もそこに気づいた時には遅かった。
今回、こんな僕が話させて頂いてどう思っているかわからないけど、中学1年生の生徒さん達と話をして、もっともっと出来る事はあるし、やらなければならないと感じた。
そして、ここまで夢を持つということについて話させてもらったが、夢というのは色々なものに変化するのを覚えていてほしい。
夢というのは、自分次第でいい方向にも、思いもよらない方向にも進んでしまうものだ。
夢によって自分が追い込まれるんだったら逃げてもいい。
軌道修正だってできる。
夢を語るな。
夢をみるな。
いろんな声がある。
僕の場合は、夢のおかげで頑張れてる。
夢というものが希望をくれ、勇気をくれ、活力をくれた。
夢を追うって、熱くなれる。
たとえ叶わなくても熱くなれた時間は財産になる。
夢の責任は自分でとる。
常にそう心がけている。
自分で決めた事なのだから当たり前の事だ。
今回のキャリアセミナーというのは、本当に色々な業種の方々が参加されており、中学年代にこのような場所に参加できて、米山中学校の生徒さん達が本当に羨ましい。
そして、今回、登米市教育委員会や米山中学校の先生方、コーディネーターの皆さんご参加させて頂きありがとうございました。
今回の僕のお話は、僕の経験に過ぎないから役に立つと思った事は使えばいいし、これは違うと思ったらきっぱりと忘れてもらって構わない。
こんなつまらない者の話を一生懸命聞いて頂いて本当にありがとう。
またいつかお話できるように頑張ります!!
今できることを、全力で。
橋本光晟
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