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2021年4月のお酒のエッセイ「シーバスリーガル ミズナラ12年」 連載49

「シーバスリーガル ミズナラ12年」

 さて、この1ヶ月の飲酒率は0.556。先月より少しだけ上昇。年当初からの飲酒率は0.590。年初めのハイペースが3,4月でブレーキがかかって6割を割り込んだ。
先月も書いたけど、ものすごく体調が悪かった。毎日朝起きると悪心、えずき、だるさ、胃酸こみあげなど。お酒だけのせいとも言えず、飲まなくても調子悪かった。意を決して定期診察の際に相談してみた。するとPPIを処方してもらい、これで魔法のように胃酸が止まった。吐き気も腹痛も、激しくお腹を下すこともなくなった。

・・・なんだ、もっと早く言うべきだった。

約3ヶ月も調子が悪いままで市販の胃薬で我慢してしまった。PPIはオメプラゾールのエナンチオマーであるエソメプラゾールことネキシウム。そんなこんなで、また元の暴飲暴食に戻りかけたが、ある事情から再びお酒を休止することに。といっても今日現在でまだ3日だけど。今回は長くなりそうな予感。

シーバス ミズナラ

 今月度のウィスキーはサントリー知多を飲み終えて、シーバスリーガルが日本人のために開発したミズナラ樽でつくったミズナラ12年。ブレンド。値段は3000円を少し上回るくらい。もっぱら家でのウィスキーはハイボールにして飲む。ミズナラは美味しい。レモンを一切れ、氷をたっぷり、ミズナラはワンフィンガー、いわゆるシングルで、あとは冷やしたウィルキンソンを淵まで注ぎ、ひと回し。いいねぇ。ミズナラは結局実質6日間で飲み終わり、

サントリー オールド

 その次に選んだのは、Twitterで交流がある見知らぬひとのお勧め、サントリーオールド。700ml,税込みで2000円くらい。お家に迎えるのは2回目かな。独特のずんぐりとした瓶の形から「だるま」と呼ばれる。これも普通に美味しかった。

ん?過去形? 

そう、これも実質6日で飲み干した。もうない。あとは今月は、香るエールを飲みまくっていた。500ml6本入りを2ケース。それと、ワインを2本空けた程度。メルシャン藍茜と、ボルドーワインのマルキ デ ポワ2018。どちらも1000円代半ば。

 でもPPIにあぐらをかいてると、効かなくなったらもうおしまい。いい機会だから少し休もう。お酒は灰色の脳細胞を確実に壊していく。Hercule Poirot 灰色の脳細胞、知ってる人、今はいないよねきっと。僕の中高を支えてくれたAgathaの最高傑作だ。


2022年10月現在、当時を振り返って
 さて、この月からPPIを飲み始めたらしい。去年の4月からだから、今日現在でもう1年半飲み続けている。先生が処方をやめてくれない、というのもあるけど実際に体が必要としているのだ。PPIはその筋の薬の中で割と効果強めだ。もちろんその分、リスクはある。最近は恐れていた事態が起こり始め、このPPIの効きが悪くなってきた。今も調子は悪いのだけど、振り返ってみると、なんだ結構前から調子悪いんだなぁ、とひとごとのように思ってしまう。

さて、ここで書いているお酒を休止する事情は、体調とは関係ないところの問題なのだけど、これについては、また後で記す。

ウィスキーは月2,3本開けているペース、美味しいとか、美味しくないとか、本当に自分にわかるのか、と訊かれれば、間違いなく言える。

あんまり。

そう、大雑把においしいと言ってるだけなのだ。万事その調子、所詮あらゆる事柄は留めておくことは不可能。あっさりと見送るのがいい、ジジイになって、そう思うことが多くなった。世の中のことなんて、どうにもならんのだ。

さて、次もアップしたいのでこのへんで。


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