【日記】個人的 #Quiz5P の問題振り返り

まずは昨日BoxTVで配信されたQuiz5Playersをご覧いただいた方、本当にありがとうございました。とにかく無事に終わることができてホッとしています。まだの方は是非見てみてください。後半はメンバーシップ限定の配信なんですが、前半を見て面白いなと思っていただけたら見ていただけたら、と思います。過去のアーカイブもありますので何卒。

いつもはQuiz5Pが終わった後はTwitterもといXで自分が関わってる問題をちょっと触れるんですが、今回はかなり広範囲に渡って関わってるので長文が書けるnoteで書くことにしました。後半の有料部分の問題も触れるので、もちろん結果には触れませんがネタバレとはなりえるのでその点はご了承ください。

Pushing5

用意していた問題の大半は過去に作った問題のストックでした。もともとPushingの早押し問題は僕が大半を作っていたので、今回出題された問題も半分は僕の作った問題でした。今回はプレイヤーレベルが高いという想定だったので全体的な問題の難易度も高かったんですが、それでも実際に答えてもらうまではちょっと不安なところはあります。なので正解してもらえたら嬉しいし、誤答されたりスルーが発生してもあ~ってなればいいかな、とは思ってます。他の形式に比べると作りやすい分、そこは気にしますね。
あと、3セット目の「囲炉裏」の問題の誤答(自在鉤)はワンモアを取るべきでしたね。自在鉤は囲炉裏にはほぼセットでついてるものなので、せめて赤丸で囲って指示するなどして答える対象を分かりやすくするべきでした。

Pickup 5

今回の問題群は「THE FIRST TAKEの歌いだし」「学割が存在する店・サービス」「ニンテンドーDSで出た(番組ベース)のゲーム」「右回り・時計回りのもの」でした。この中で自分の案だったのが「右回り・時計回りのもの」でした。元々はPerfect5で出す想定で、選択肢としては上半分が日常的なもの、下半分はスポーツ系で自分の中では考えてました。1・2番目の選択肢(宝塚記念・アイビスサマーダッシュ)がその名残として残ってます。まあでも複数人で案を出した結果、かなりバラエティに富んだ選択肢になりました。怪奇!YesどんぐりRPGのプレイヤーチェンジが最たる例ですね。
その他は選択肢の案出しや裏取りをしてました。「ニンテンドーDSで出た(番組ベースの)ゲーム」は一番Boxらしさが出てる問題だったと思います。おなじみのフォント芸もありましたしね。


※以下有料部分の範囲になります。その点ご了承ください。


Prophecy5

僕が案を出してたのは今回出ていない問題のうちの1つでした。今後どこかで出題する可能性があるのでまたその時に触れるとして、今回に関してはやはり2問目をフィーチャーさせたかったんですよね。歴代で出題した中でもかなりトリッキーだったんですが、その分いい問題だったのでやはり反応も良かったです。正解発表の時も、お客さんの声がブブゼラみたいにこだましてましたし。惜しむらくは時間が押したせいでルール変更があったことくらいですかね。どうしてもこの形式は時間がかかってしまうので致し方ないところではあるんですが…。

Perfect5

今回のジャンルが、
Lv2:組み合わせ「人」「文字」「絵」
Lv3:「1000」「100」「10」
Lv4:「氷」「水」「水蒸気」
というあまりにも抽象的な表記になってしまったのは、一つの問題をきっかけとしてその繋がりができる問題を思いついてしまったからなんですよね。どの問題が先にできたのかまでは覚えてないですが、結果上手くハマってしまったのでこうなりました。
この問題群の中で自分が考えた案だったのが「10」「氷」「水」でした。
「10」は配信で出題されていないので触れていませんが、僕が作るときに意識してるノンジャンル系でした。配信の後でプレイヤーの皆さんにはお見せしてたみたいだったので、そういう意味では成仏させられたかな、と思います。とはいえいくらでも選択肢は組み替えられるタイプではあるので、どこかでまたお披露目させたいですね。
「氷」は問題案のメモ(冷凍食品の加熱時間)として書いてたのが採用されて選択肢の調整はしてもらったんですが、全部ファミリーマートのものとする前はセブンイレブンのものになる予定でした。ただセブンイレブンにすると、以前も似たベクトルの問題を出した上に、プレイヤーの1人であった桃+さんがかなり詳しいというのを記憶していたので変えました。次この手の問題を出すのであればローソンになるかもしれません。そもそも出さない可能性もあります。
「水」も元々は実際にあるミネラルウォーターの商品名で考えてたんですが、そこでいろはすを見てた時に「販売地域によって取水地が違う」というのに気づいてああなりました。結果楽屋仕込み問題として全国各地から大量にいろはすが届けられたんですが、シンプルに発注数をミスって大量のいろはすが楽屋に置かれることになりました。特に現地から持ってくるスタッフからはものすごく恨みつらみが聞かれました。まあ水って重いもんね…。余った分の一部は僕が持ち帰って仕事の時に飲むことにします。

その他の問題としては裏取りのほか、「文字」は選択肢の設定、「100」は不正解選択肢の案を出してました。特に「100」は歌の問題だったので、曲調を思い出すことができればどうにか不正解は弾けるんじゃないか…という目論見はあったんですが、あの場面でフルコーラスを思い出すのは難しいですよね。全体的な話として、Pushing5の早押しは「正解してもらう」方が嬉しいんですが、Perfect5やPickup5は「コンプリート(=5人正解)」と「不正解を引く」が同じくらいの嬉しさがあります。後者は正解だと思ってチョイスしたというので上手く設定できたということ、前者は設定したレベルにもよりますが何より盛り上がるので、というのはあります。

長くなりましたが、あくまで個人的な問題の振り返りでした。毎回緊張感がすごい企画ではあるんですが、特に今回はお客さんもいる、プレイヤーがそうそうたるメンバーというのもあって過去一で難しかったです。スタッフとしてもいつものスタジオ配信とは違うオペレーションがあったので配信日前日はまあまあな緊張感から胃痛を起こしてたんですが、冒頭にも書いた通り無事に終わって、そのうえで好評を頂けたようで何よりです。次回以降はしばらくオンライン回になると思いますが、より楽しんでいただけるように一個人としてもがんばりますので、今後も何卒よろしくお願いします。

というわけで今回はこの辺で。

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