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30年後も、あなたの会社はあるか?

今日の日経新聞のコラム記事でこんなことが書かれていました。

『30年後、その会社はあるか』

カリスマ投資家、ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハザウェイのオンラインで開いた株主総会で、

同氏がGAFAM (Google,Amazon,Facebook,Apple,Microsoft )などアメリカのIT企業がトップに君臨する今の時価総額上位20社を示して、問いかけた言葉、

30年後、何社が残っていると思いますか?

そして、次に示したのは32年前、1989年の上位20社。

日本企業14社、米企業5社、オランダ(英国)企業1社。

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画像:2019.07.17 by STARTUP DB編集部 より

NTTが世界の時価総額TOPで、その他も今は合併を繰り返して名前すら残っていない日本のメガバンクが軒を連ねています。

あとは東芝、日立、松下などの家電メーカーと自動車メーカーのトヨタ。

アメリカで言えば、IBM、ニクソン、GE、AT&T、フィリップモリス。

あとは、オランダ(英国)のロイヤルダッチシェルです。

ウォーレン・バフェットは、これらを示して、長い年月TOPであり続ける難しさ、企業の生存競争の厳しさを訴えかけたんですね。

1989年(平成元年)と2021年4月(令和3年)と比べてみるとハッキリとわかりますよね。

アメリカはGAFAMに加え、テスラ、バークシャーハザウェイ、そのほかVisaやJPモルガンなど14社。

ついで中国がテンセント、アリババなど3社。

あとはサウジアラビアのサウジアラコム、台湾のTSM、韓国のサムスン、といった感じ。

1989年の20位以内で2021年のそのランク内で残っている企業は1社もありません。

ましてや日本勢は当然いません。一番良くてトヨタの43位。

日本の金融や家電メーカー、石油会社などが世界を席巻していた時代から、32年後の現在はIT、ハイテク、アメリカの金融などがトップに君臨する世界に。

完全にゲームチェンジしていますよね。

企業が入れ替わったと言うより、世界中の人類の生活様式が変わった感じです。

そしてこれからの30年、2050年にはどんな世界になっているのか?

想像しても絶対に誰にも当てられない、果たしてどんな世界になっているか、人類はどんな生活をしているのか。

今、この時にも何が起こるか予想すらできない、VUCA(ブーカ)の時代。

Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)

気候変動、災害、疫病、経済危機、そのほか何が起こるかわからない。

大企業ですら数年後はどうなっているかわからない時代です。

でも、ウチのような零細企業でしかできないこと、やるべきことがあります。

それを常に考え、変化していくことが生き残る道だと思っています。

さあ、今のままではいけない!




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