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タグ芸・他下げ等【2021年11月デビュー組】民度の低いファンダムの話

11月もそろそろ終わりなのでこの話に触れようかな〜と思います。

そう、「民度の低いファンダムについて」。

私はボーイズアイドルを愛するのと同じくらいの興味を持って、あるいはそれ以上の興味を持ってボーイズアイドルのファンを観察しているのですが、2021年デビューの3組、すなわちINI、BE:FIRST、なにわ男子をめぐるあれこれを見ていたところやはり揉め事が起きていました。特に同日デビューのINIのファン、MINIとBE:FIRSTのファンBESTYとの間で。なにわは1週間ずれていたのでそこまでなにふぁむはこの戦いに参加していなかった印象です。かなりの罵り合いでした。お互いがお互いを「民度低い」と言い合ってましたね〜。そしてついには関係ない他界隈のオタクにまで蔑まれるような事態に至ってしまったわけです。

今日はその話を客観的にまとめていこうかなと思います。私はジャニオタですがなにわ男子は正直あんまり好きじゃない、というかよく知らない、という立場ですし、INIとBE:FIRSTについてはどっちも番組を薄ぼんやりと見ていたというくらいでどちらのファンでもないです(でもどっちもデビュー曲は買いました)。

なんで関係ないのにまとめようと出てきたんだ?という話ですが、私男性アイドルファンの揉め事を観察するのが好きなんですけど、なんかまとめブログみたいなの書いてる人見ると、露骨にどっちかのファンなんですよね。だからどのブログも自軍に都合の良いように書いている。それがどうしても気になるので、ちょっと離れたところからアイドルファンの揉め事ウォッチャーとして記録を残しておきたいな、と思うのです。

①おさらいの2021年11月デビュー組の基本情報

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以前も載せましたが、初動の結果を追加、またBE:FIRSTの所属事務所名間違えていたので訂正したものを載せておきますね。この前はほんとすみません。

②そもそも同日デビューが戦争の原因、でもなんで同日デビューなんかしたの?

そもそもですね〜、同日デビューなんかやったら絶対喧嘩になるんですよ。だって一位はどっちか一組しかなれないんだから。これは後から被せてきたBE:FIRSTが悪い(もっとも示しあわせていなければ、ですが)。お互いをリスペクトしてやって行こうぜ、お互いのファンになれたらいいよね!なんて言っていましたが、そもそもこの話、土台無理があると私は思って遠くから見ていました。ほんと、無理があるんですよ。

同日デビューで被せてきたのは「ライブ会場を先に取ってたから」とか「文化の日だから」とかSKYーHI言ってましたけど、それ多分後付けなんですよね。アイディアを出したのがSKY-HIなのか、それとも他の運営なのかはわかりませんが、これは明らかにファン同士の競争心を煽って売り上げを釣り上げようという狙いに他なりません。絶っっ対そうだから。だってCDが売れたりダウンロードが増えたりストリーミングが増えると儲かる立場なんだもん、SKY-HI(にしろ他の運営にしろ)。売れれば売れるほど儲かる立場の人が綺麗事言ったって、そんなの信じるの信者だけですよ。

狙いはわかるんですよね。

恐らく参考にされたのは2020年1月末デビューのスノストの爆売れです。ジャニーズのSnowManとSixTONESですが、ジャニーさんが生きていた頃なら絶対やらないだろう同時デビュー、一枚に両方の曲が入っているけど、でもSnowMan盤とSixTONES盤を作って明確にCDの売り上げでどっちが上かはっきりわからせる方式のデビューをしました。滝沢式えぐいんですよ。これでCDを買わない時代になって珍しいくらいの売り上げが出たんですね。もちろんスノスト両方ジュニア時代が長いグループで念願のデビューだったので盛り上がっていたのもありますが、やはりお互いのファンの競争心が煽られて無理をして積んだというのも売り上げが伸びた一因です。そりゃ無理しますよね。大事なデビューで推しに負けを味わわせたくない。自然体で買えば多分キンプリくらいになるところを、でもそこを同時デビュー、VS売りでファンを焚き付けて金を使わせたわけです。で、これで久しぶりに結構な数字が出たわけですね。嫌なやり方ですが売り上げを出すには良い手法ではありました。これやれば売れるのはわかっている想像力のないやり方ではありますが、それでも結果は出ました。

これは当然アイドル業界の人はみんな知っているわけで、BE:FIRST側は(INI側も合意の上だったかもしれませんが)同時デビューにしたわけです。話題性っていう意味でもパラパラとデビューするより目立ちますしね。1週間後になにわ男子が出てくるし、話題性があるに越したことはありません。それにデビューからなにわに負けるとどうしてもその後がしんどくなるので。何しろなにわ男子のファンはINIやBE:FIRSTも気になりますが、前年デビューのSnowManとSixTONESの数字も意識して買わないといけないので(ジャニーズってジャニーズ事務所内で数字で競わされるんです。明確には言われないんですが、CD売り上げでライブできる会場の大きさや、音楽番組で出演する時間帯とか決まるのです)なにふぁむが積んでくるのはBE:FIRSTやINIの運営にもわかっているわけです。3組近い時期にデビューとなるとどうしても数字で比べられるので少しでも良い数字を出したいのはどこも同じ。話題性が欲しいし、ファンが競争心を刺激されていっぱい買ってくれたら嬉しい、それでラッキーなことに一位になれたらその後「3組デビューで一番売れました!」ということが言えるようになって箔が付くわけです。

ファンだってこんなのわかっているわけですが、運営のえぐいやり方にはむかつきながらも推しの笑顔が見たいので、見え見えの作戦に乗りたくないと思いつつも頑張ります。最初はお互い高め合えたらいいね、音楽シーンを盛り上げよう!とか美しいことを言うんですが、数字が目に見えてくるとどうしてもメッキが剥がれて本音が見えてきます。そうなるとお互いの罵り合いになる。なんとしてでも競合に勝とうと必死になるわけです。

まぁこれはしょうがないと私は思いました。というかこうなるのは同日デビューが発表された時点で見えてました。ただここで結構明確にファンダムの差が見えて来たんですよね。

③MINIの民度や行動は他のドルオタと同程度

MINIのファンダムって私が見ている限りですが、これまで見てきたKPOPのファン、と言うか正確にはJO1のファンのJAMと似ています。若干ジャニオタっぽさがJAMより高いかな?つまり、CD買ってツイートも頑張って、MVも回して、という活動方法ですね。民度も同じくらいです。競争心剥き出しで競合の名前も出してツイートしちゃう人もいるにはいるけどその割合は他のファンダムと比べても同じくらい、という状態ですね。特別民度が良い、お行儀が良くて感じの良いファンダムだとは言いませんが、目立って民度が低いわけでもない。普通です。アイドルファンのファンダムの民度って概ねどこもこれくらいです。一部闘争心剥き出しの人がいて、みたいな。一定数ファンの人数がいるとどうしてもお行儀の悪い人も混じるのでこんなものだと思います。ジャニオタで言えばキンプリのファンダムと同じくらいのイメージじゃないかな。ファンダムを構成する年齢層も近いでしょう。

これはなんでかっていうとですが、恐らくMINIはオタク一年生ではないのです。ファンダムにおける「以前にメンズアイドルのオタクをしたことがある人」の割合が高い。ケーポペンがいたりJAMがいたりジャニオタがいたりするわけですね。こういうドルオタ先輩がファンダムにいる利点は「ドルオタ一年生が見習える」ということです。それが何であっても自分が一番最初だと右も左もわからないわけです。で、適当に行動してしまうと失敗したり他人から顰蹙を買ったりする。でも先輩がいてくれると「これはやったらいけないよ」とか「こうしたらいいよ」とか教えてくれるわけですね。先輩がいてくれるファンダムだとオタク一年生のファンも先輩を見習って行動できるので結果としてファンダムの質は他のファンダムと大体同じくらいになります。もちろん一部「心のままに行動します!」という人もいて、そういう人は厄介で面倒で民度の低い行動をしてしまうわけですが、見習える相手がいるとそういう人の割合は減ります。

④BESTYはオタク一年生が多いので民度が低い

さて、じゃあBESTY、BE:FIRSTのファンはどうなのか?というとこれがオタク一年生が多いんですよ!スッキリでオーディション番組の短縮バージョンを放送していて、それをきっかけで好きになった、という層が結構多いので仕方ないのですが、「今まで何かのオタクをしたことなんてなかったけど初めてボーイズグループを推します」とか「BE:FIRSTを好きになったのをきっかけに推し活のためにTwitter始めました」みたいな人が結構いる。元々ボーイズアイドルのオタクで、その流れからBE:FIRSTにも興味を持ってオタクになりました、という層の割合が恐らく少ないんです。じゃあどうなるか、というとMINIの状態と逆ですね。「ドルオタ先輩がいない」。
結果どうしても無法地帯になるわけです。見習える相手もいないしファンダム内で注意し合う文化もないからやりたい放題なんでもありになって、外部から見ると「なんでそんなことするの!?」みたいなことをしてしまったりする。

まずは単独ライブでの声出しですね。

これ、ひどかったそうです。単独ミニライブをやったようなのですが、そこでコロナ禍は声出し禁止なのに名前を呼んだり悲鳴と歓声をあげたりとなかなかだったそうです。これはちょっと今の時代ありえない。ファンダムってファンの年齢層が低い方が民度は低くなる傾向がありますが、ライブの声出し禁止はどこも守ってます。少なくとも守ろうという気持ちはみんな持っていて、耐えきれなくなって一度笑ってしまうみたいなことはあってもアーティスト登場や曲での盛り上がりは拍手とか応援グッズで盛り上げますよ。これについてはまともなBESTYちゃんが嘆いたり怒ったりしていましたが、オタク一年生が多いからなのか「声が出ちゃうのは仕方なくない?」みたいな態度の人が多くてちょっと驚きでした。

あと目についたのが露骨な競合との比較ですね。

最初は民度良さげだったんですよ。「お互い高あおう」というSKY-HIのお言葉を数字が出るまでは守っている人が多分多かった。ところが初日の数字が出たあたりから競争心が剥き出しになってなんでもありでとにかく勝ちたい!となってしまったわけです。

⑤BESTY、フラゲ日の数字で3倍の差が出て焦る

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「お互い高め合えたら良いね」
「同日デビューがきっかけになってBESTYがMINIになって、MINIがBESTYになれたらいいね」

なんて言っていましたが本音は「そう言って民度良い雰囲気は保ちつつ自軍がオリコンでもBillboardでも一位になれますように!!」と思っていたわけです。これは当然。大好きだから自軍に一番をあげて喜ぶ顔が見たいのがファン心です。でも「どうしても一番になりたい」という気持ちを素直に表しているのはMINIの方が多くて、BESTYは割とその気持ちを隠していました。というのはBMSGの社訓のためです。

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これです。

「上り詰める、だけど蹴落とさない」

これのせいで無邪気に「一位取りたい!」って言えなくなってしまった。

「上り詰める(一位になりたい)、だけど蹴落とさない(一位になりたいなりたいって露骨に言うと競合に勝ちたい、競合を蹴落とすことになるからあんまり言えない)」

となってしまったわけです。

でも水曜日の18時にオリコンがフラゲ日火曜の数字を出してきたら良い子の仮面をかぶっていられなくなってしまった。

36.6万枚と12.7万枚。
ざっくり言って3倍の差がある。

今はストリーミングの時代だからCD売り上げが全てではない、とは言っても3倍の差があるのではBillboardが危ない。というかあまりにも数字で差がついてしまうと推しに恥をかかせることになる。それにデビュー前の生配信の際に同時接続13万人という数字があったんです。都合のつかないファンもいただろうに13万人が見ていたはずなのに、予約して購入している人はその同時接続よりも少ないのです。これで一部のBESTYがCDの購入を呼びかけました。これは良くあるファンダムの流れですね。フラゲ日の数字を見て「買ってない人は買って!」運動が起こるのはあるある。

この「CD買おうよ」運動は、どこのファンダムで起こってもどうしても「お金が自由に使えない」層にとっては特にしんどいです。具体的に言えばお小遣いで暮らしている人たち、学生と主婦ですね。
まぁ出費を伴うのでお金を自由に使える独身社会人にとっても辛い運動ではあるのですが、独身社会人より切実に辛いのは月いくらの範囲で暮らしている人たち。でもここで主婦でオタク一年生が多いファンダムだと「CD買え買え言うな」運動が盛り上がるんですよ。

普通のドルオタファンダムだと「出た〜!CD買え買え運動だ〜!でも私これ以上買えないしTwitter見てても辛いからTwitter閉じてMVまわそう」ってするんです。

でもオタク一年生が多いと
「私はこれこれこういう事情があってCDは買えない。買え買え言われると辛いからTwitterで買えっていうのやめて!」
「本当にトップを取るためには1人が何枚も買うのではなくてたくさんの人に聞いてもらうことが大切じゃない?CDをたくさん買えって呼びかける人はもう一度社長の言葉をよく噛み締めてほしい」
「CDを何枚も買って『私の方が良いオタクですけど?』ってマウント取る人は推しのためにならない害悪オタク。CD買ったりDLするよりMV回したりリツイートしまくるオタクの方が偉い」
とか言い出しちゃうんですよ。

1個目は心情としてわかるし2個目は理想としてはその通り、3個目は害悪は言い過ぎだけどマウント取る人ムカつくのは心情としてはわかります。

でも上記のようなことを言うファンばかりになったら推しグループ苦しくなるんですよ。

だって音楽はプロになるとビジネスだから。というかプロってビジネスってことなので。ビジネス的に成立しないとプロフェッショナルではあり得ない。これが部活動とかだといいんですけどね。お金出さないファンばかりになったり儲からないと推しの活動がしょぼくなってしまう。なのでTwitter見てて買えない自分を責められているような気分になっても「買え買え言うな」運動が盛り上がるのは結果推しにとっては良くないのです。


⑥MINIがストリーミングとダウンロードを頑張りだし、対してBESTYはというと…

さて、フラゲ日で大差をつけたMINIの方はどうかというと、これでまずオリコンは大丈夫、となったので気持ちとしては
「初動でハーフミリオン行っちゃおう!」
「BESTYたちが『BE:FIRSTはストリーミングとDLで主要サイトでINIよりいい数字出してるからBillboardは勝てる』って言ってる。確かにINIは今の所負けてるからこっちも頑張ってBillboardも一位取ろう!」
となるわけです。

で、DLとストリーミングを頑張り始めました。ストリーミングサイト、DLでの販売サイトではタイムリーにランキングが見えるのでINIが追い上げてくるしサイトによっては順位が逆転するしでBESTYも焦り出します。オリコンに負けてもオリコンは今の時代を反映していない、と言えばなんとか格好はつきますがBillboardで負けるとちょっとどう言っても格好がつかない、でもすでにDLもストリーミングも限界です。そこでBESTYたちはTwitter指数で勝とうとしはじめました。Billboardでは曲名とアーティスト名が含まれたツイートの数もカウントしてそれをポイント化、ランキングに反映させているのです。

⑦Twitterポイントで勝つために他界隈のオタクに協力させようと「愛と感謝とリスペクトを」安売りタグ芸するBESTY

BE:FIRSTとINIが発売した週の11月1日はジャニーズのV6の解散日でした。そこをBESTYは利用しようとしたわけですね。BESTYがV6に愛と感謝とリスペクトを送ります〜みたいなタグを作って乗っかった。さらにV6ファン側からその動きに感謝するようなタグも作ったわけですが、これがどうもBESTYの自演らしい、という話になったわけです。V6姉さんという謎の自称が使われてたんですが、そんな呼称今まで聞いたことありません。挙句にどういうわけかBESTYは超特急ファンの8号車や嵐ファン、スノ担、KAT-TUNファンのhyphenまで適当な理由をこじつけて「愛と感謝とリスペクト」の安売りタグで巻き込んでTwitterポイントを稼ごうとしたわけです。

私はこの「愛と感謝とリスペクト」の大安売りに気がついたのがかなり後になってからだったんですけど、見た時は度肝を抜かれましたね〜!正直不快を通り越して面白かった。こんなみっともない真似をするファンダムって見たことなかったんで、ゲラゲラ笑って友達に知らせるくらい面白かったです。この面白さは今後語り継がれると思われます。Billboardで勝ちたいが故の「愛と感謝とリスペクト」の大安売り。こんなに安くて薄いリスペクトは見たことがない。超絶面白い。

BESTYの思惑としては、このまま自分たちだけでツイートしていても負けそうだから人数が多いファンダム(嵐とかSnowManとか)をなんとか巻き込んでツイートを増やそうとしたわけです。短絡的だけどわかりやすい。でも誰もそんなことしないのは何故なのかは考えなかったわけです。

嵐ファンもスノ担も8号車もhyphenもアイドルオタクです。BillboardのTwitterポイントのことは知っています。人数多いファンダムを利用して自軍のポイントを稼ごうとしているのは見え見えです。結果、予測変換が悲惨なことになる結果を招きました。BE:FIRSTと検索欄に入れると予測で

「BE:FIRST 民度」
「BE:FIRST タグ芸」
「BE:FIRST 気持ち悪い」

と出るようになってしまったのです。大事なデビュー週に推しの顔に泥を塗りまくってしまったわけです。

これ気持ち悪いっていうのはBE:FIRST自体が気持ち悪いのではなくて「BE:FIRSTのファン気持ち悪い」が多かったからです。BESTYという呼称を知っている人ばかりではないので。

勝ちたいあまりにいきなりデビューからなかなかのファンの民度の低さを見せつける結果となってしまいました。

⑧BESTYの民度の低さの原因

これはオタク一年生が多いのが原因ですね。前にオタ活したことがないから、どういう行動がありでどういう行動がなしなのか分からなかったのが主因。

数字が厳しくて他のファンダムに助けてもらうことはなくはないのですが、まず他のファンダムに自ら助けを求めるのは基本的になしです。ありえない。みっともないです。外のファンが自主的に助けてくれたら感謝して受け止めるものですけど自ら感謝してるフリのタグ芸で釣って相手の善意を利用しようとするのは気持ち悪いしありえない。
また助けを求めた場合でも基本は先輩後輩まで。つまり、仮にですけどなにわの数字が苦しかったとして、なにふぁむが「関西の絆でよろしくお願いします」とか言ってエイター(関ジャニ∞のファン)とかに助けてもらうのはアリですが、なにふぁむが人数が多そうだからという理由でARMYに助けを求めるのは「気持ち悪い」「みっともない」行動になるのです。今回のBESTYの愛と感謝とリスペクトタグ芸はこの気持ち悪くてみっともない行動でした。

しかもこう言う時に「愛と感謝とリスペクト」とか言ってしまうと、本当に愛と感謝とリスペクトした時に信じてもらえなくなるんですよ。安い、と言われてしまう。本当に誰かのお世話になって、本当に心から感謝してタグ芸しようとしても「って言ってもBE:FIRSTのファンはデビューの時にBillboardでポイント稼ごうとして愛と感謝とリスペクト乱発してたしどうせ本当はなんも思ってないんだろうな〜」と思われてしまう。自分たちの真摯さを受け止めてもらえにくくしてしまったのです。不誠実で利己的な集団だと思われてしまった。これは良くない結果を招いてしまったわけです。


さらに言えば、ですけど他のアーティストのファンダム見ていてもそうなんですがおばさまのオタク一年生ファンって結構厚かましいです。「色々注意されても良くわかんない」「めんどくさい」「そんなにあれこれしちゃいけないことがあると応援する気なくなるんだけど?」となってしまう。若い子だと自分に自信がないからなのか割と殊勝に学ぶのですが、おばさまオタクは今まで生き抜いてきて自信があるので「そんな細かいこといちいち気にかける暇ないんですけど?こっちは献立考えないといけないんだし忙しい」「うるさいこと言うならファンやめるわ」みたいな感じになってしまう。Twitter等snsの恐ろしさをよく知らないのもありますね。オタクになって初めてTwitter使ったから。だからつい自軍を褒めるときに言外に他を貶すような言い方をしてしまう。「口パク生歌」問題とかね。オタク先輩がいれば気持ちを素直に出して興奮しつつ言外に他下げをしないツイートの仕方を見習えるんですけど。

⑨BESTYはいかにして挽回すべきか

正直デビュー初っ端から地に落ちてしまった民度ですが、これを上げるためにはおばさまのオタク一年生がオタ活を学ぶことが大事だと思います。開き直って「色々面倒くさい!好きなように呟きたい!」とか言っていると民度は良くなりません。そして簡単にポイントを稼げそうな手を思いついても他のファンがそんなことをしていなかったら実行する前に一旦立ち止まって何故やらないのか考えた方が良いです。