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あのひとへの贈り物

近藤です。

山の我が家周辺は時々停電が起こります。雷などが理由ですが、動物が原因で停電になることもあり、夏は色々と気になります。

金曜日のこと、いつもお世話になっている方から「どこかいいお花屋さんはないかな」と聞かれました。その日は奥様のお誕生日だということでお花を持って帰りたいのだ、とおっしゃいます。私もあまり詳しくなかったので周りの人に聞いたところ、いいお花屋さんを紹介してもらい、もしよかったら私から連絡を入れますよ、と手配させてもらいました。

その方の奥様は何度かお目にかかったことがあったので、その印象でどんな花束にして欲しいかをお伝えしたのですが、気に入っていただけるかどうか心配でした。

結果持ってきていただいた花束は想像以上にエレガントで華やか。その方に「妻が気にいる色やイメージです。本当にありがとう」と言っていただき、私もほっとしました。

実は私は花を贈るのが大好き。ですからこういうことを頼まれるのは本当に嬉しいことなのです。

友人だけでなく仕事で知り合った方でもお付き合いが長くなるとその方のご家族や周りの雰囲気など少しずつ分かるようになります。小さなこれまでのエピソードをぎゅっと集めて「こんな感じかな」と思って勧めた物を気にいってもらえると本当に嬉しいなあと思います。

受け取った方に喜んでもらえると嬉しいのはもちろんのこと、贈る方に先ずは喜んでいただけるのが大事だと思っています。気に入らない贈り物を誰かに差し上げるなんて気がすすみませんものね。

そんなわけでどこへ行っても「誰かに贈るとしたら」と考えて品物を見てしまいます。あの人にいいなあ、とかこの人にいいなあ、とか。

お菓子なんかは「自分で食べてみないと贈り物にできないから」と理由をつけて一つだけ買ってみたりすることもよくあります。

それにしても、件のお花屋さんは本当にいい花束を作ってくれました。来週はお店へ行って自分のために花を買ってみようと思います。楽しみだなあ。

では、また。ごきげんよう。