通信講座から学べ
近藤です。
今週は蒸し暑い日があり、お天気のせいか頭痛に翻弄されています。私は第二子の出産後から頭痛が増えましたが、世のお産を経験した方はどうなんでしょうか。いろいろ体調の変化があるとは聞いていますが。
お天気と頭痛の関係を疑うようになって以来、この力を使って天気予報ができるかも、なんて思っていましたが、先日ついに気象予報士の通信教育の資料を取り寄せました。とても興味深いのですが、申し込むには至っていません。なぜなら、私の最も不得意な勉強法が「通信教育」だからです。
この頃実家の母が、ゆるやかな断捨離をしています。私と弟の勉強部屋も然り。私のものもたくさんあるので時々立ち寄って捨てるものと捨てないものを区別しています。
割と早い時期に捨てると判断したのは30年以上前の進研ゼミ高校入試講座一式です。本棚の一番目立つ場所にドーンっと鎮座しているのですが、これが目に入るたびに「ああ、高いお金を出して紙屑にしてしまった」という思いが蘇ります。当時の私が高校卒業と同時に捨てなかったのは、良心が痛んで弟に使わせようと思っていたのでしょうか。それとももったいなくて見ないふりしていたのでしょうか。
これがないとどこの大学にも受からない(そんな訳はないのですが)と親に食い下がり、無理やり承諾させたにもかかわらず新品同様のこれらの通信講座。ほとんど使わずに卒業しました。やっておけば今頃、超難関校出身者になっていたでしょうか。
とにかくひと月も経たないうちに自分が通信教育に向いてないことを思い知った高校三年生でした。
2年ほど前に実家の本棚を整理していた時、その進研ゼミの通信講座のテキストの棚には「この棚のもの捨てて可」というメモ書きを貼っておいたのですが、ずっと手がつけられていません。そのままにされているというのは母からの無言の抗議なのか、今後への戒めなのか、それともただ面倒なだけなのか、重いんだから自分で捨てなさい、ということなのか。聞きにくいので私の方からは触れないことにしています。
気象予報士のことで盛り上がっていたらそんなことを思い出し、今日のブログを書いたら大きく膨らんでいた情熱が小さくなってしまいました。合格の確率5%という超難関なのが気象予報士試験だそうですが、私が通信講座をやり遂げる確率の方がさらに低い気がしてもう少し考える時間がいるな、と思った今日でした。
自分の学習スタイルをよく考えろ、と30年前の私からのメッセージが聞こえてきます。
通信講座は寝かせば寝かせるほど人生に深い問いを投げかける最高の教材かもしれません。
では、また。