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バレエ友達

近藤です。

激しい雨が降ったかと思えば空が明るい時間もあったりして、なかなかすっきりしない今日この頃です。

わがやの子どもたちはバレエを習っています。今年は2年に一度の発表会の年。続々と本番用の衣装が届き、踊る人がそれぞれの体に合うように脇を詰めたり、背中のホックを調整したりします。リハーサルの時に先生から指摘されたところは特に念入りに直したりもします。例えば、スカート部分の薄い布がひらひらするから縫い付けるように、とかスパンコールを一袋ずつ渡すので衣装に縫い付けてきてください、なんてこともありました。

トウシューズも足首の部分のリボンやゴムを自分に合うように縫い付けるのですが、たいていはお母さんの仕事、となっています。男女共同参画的には一言ありますが、それはちょっと置いておきましょう。

我が家では子どもが小さい折はお直しは全て私がやっていましたが、今は彼らがほとんど自分でします。理由は私の老眼。針の穴が見えにくくなったのが理由です。

今年は忙しそうだし、ちょっと手伝ってやらなくちゃなあ、と思っていたのですが、一向に困ったと言ってこない娘。大丈夫かしらと思っていたら今日のリハーサルの折、笑っちゃう光景を見ました。娘の衣装の手直しを仲良しの友達2人が手伝ってくれていたのです。衣装を囲んで丸くなっている3人は小さい頃に戻ったようです。

よくあれで友達が離れていかないもんだ、と思うのですがよく見ているとそれぞれが助け合っている様子。多分もう15年ぐらいの付き合いの3人組ならではの空気感は親にはよくわかりませんが、居心地も良さそうです。

娘にはちゃんと自立して欲しい。あと数年で巣立っていくかもしれないからその日までに自分で生きていけるようにしておいてやりたい、と思っているわたしたち夫婦。しかし今日の様子を見ていると、自分でなんでもできたほうがいいに越したことはないけれど、人に助けてもらう術を身につけておくことも大事だよね、と思ったのでした。

では、また。ごきげんよう。