これからの都市戦略

今日は東京都知事選挙の投票日
田舎に住む自分にはあんまり関係はないのですが、今回の選挙を見ると日本の選挙制度の問題点が見えてきているように思います。裏金問題もそうだけど、「政治のためならしょうがない」みたいな雰囲気がなんともいえないですね。。。

さてそんな今回は地方政治について最近考えたことを書いていきたいと思います。
少子化、高齢化、人口減少というのは日本のどこの自治体も抱えている問題なわけですが、今の地方はどこかがやった「良い」と言われる政策をとりあえず真似しているだけ。という残念な自治体が多いように思います。
政策は「手段」なので、「目的」がないとなんの意味もないのですが、未だ高度経済成長期のような右ならえでやればんとかなるみたいなマインドを持った人々が多い(高齢層はそうなわけですが)ことに辟易としています。
例えば、30年後にはこの自治体はこれくらいの人口になって年齢内訳はこんな感じになることを目指してまちづくりします!みたいな人って行政にあんまりいないですよね。公務員は「定年を迎えられればそれで良い」と思っているし、首長は「次の選挙に勝てれば良い」と思っていて、それの成れの果てが今の日本だと思います。ただ、50歳の人であればあと50年生きていくうえで30年後くらいはイメージしておく必要があると思うのですが、そんなこと考えている人あんまりいないんですよね。
一方で若者のほうがそういった思考はできていて、高校生とかの地元分析は結構的を射る物が多いです。ただ、手段の部分は甘いので、そこを詰められるといいのになぁと思っています。

とりあえずどうすればいいかということなのですが、行政側が30年後どのような自治体を作りたいかたたき台を出して(出せないならチャットGPTにでも出してもらって)それをもとにまちづくりについて考えてみてはどうでしょうか。ちなみにChatGPTはいたって普通のことしか言わないので、どの部分を尖らせるかというのが重要だと思います。
政策を極端にしてもそれが上手く行けば周り巡って全体が良くなるので、一極集中にして資源を使うのは大事だと思います。特に行政はインカムが安定しているので、失敗によるリスクは民間企業より少ないので、そのあたりを認識しつつ計画を立ててほしいなぁと思います。

私も今住んでいるところや出身地の30年後を考えるのはすごく楽しいし、ワクワクするので、そういったワークショップをしていければなぁと思っています。

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