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コロナ後遺症「クラッシュ」とは

こんばんは、または、おはようございます。
紅榴(こうりゅう)ゆえです。

今回はちゃんと目次を入れたお話にして、ちょっと我が家でのこの「クラッシュ」についてのお話を書いていきます。


クラッシュとは

わたしも先日ニュースで聞いて「この現象に名前がついているのか!」と驚きましたが新型コロナ感染症の後遺症と言われるものの一つだそうです。
ライブドアニュースをそのままリンクしておきます。

なぜこの現象を知っているのか?

実は2022年2月に一度コロナにかかった夫ですがその年の5月より数回、家族の中では夫だけこの「クラッシュ」症状が起こっています。わたしは初め、それが"うつ"から来る心因性のものだと思っていたのです。
これに名前がついているのかと驚きました。

「クラッシュ」が起こるとどうなるのか?うちの夫の場合。

このクラッシュ状態になるとうちの夫の場合は通常時よりも脈が下がった状態になります。そして彼自身、この症状を数回経験しているため
「あーこれいつもの動けなくなるやつだくっそーーー(と言いつつもう意識は朦朧として眠る)」
となります。

以下、簡単に症状をまとめますと、
①日中突然起こるのではなく、起床時に発生する。
②発熱はないか、あっても普段より0.2度UPくらい。ひどいときには35度台にまで体温が低下する。
③立てない、座れない。座れていてもガクッと膝から崩れ落ちたりする。
④脈が下がる(ひどいときは70くらい)酸素も低下(93とか)
⑤本人に眠る意思がなくても意識が保てず、寝てしまう。
⑥家族がベッドまで水分を運んで飲ませないと脱水を起こす。
⑦わきから下は汗をかかないのに、首から上は滝汗。手足が冷える。
⑧夫の場合は気圧も影響しているようで、低気圧だとクラッシュが起きやすい。

といった症状が起こります。
ただ、夫の場合はこれは3日は続かず2日くらいで回復することと、
1日目でも夕方はわずかに回復しそこで食事をとる。といった様子です。


これは実際クラッシュのときのもので、この時は酸素は低くないけど脈は低いですね。

「クラッシュ」が起こるとどうなるか。家族の目線。

依存の話でも書きましたがわたしにはある程度心理学的知識と経験があるため
はじめてクラッシュを起こした時から「これは鬱でなるやつじゃないな」と気づき、
「あーーまたかーーーー」と都度対応。
クラッシュが抜けたら日常に戻る、といった生活になっていますが…
我が家の場合は本人が逆ギレしてくるのが一番しんどいです。
パニック障害の発作のようなもので、予期不安がつきまとう人は本当にキツイかなと思いますが…

「クラッシュ」かも?と思ったら。

では、ここで自分にもニュースの記事やこの「うちの夫の場合」のような
症状が起こったことがあるという方もいるのではないでしょうか?

もしこのような症状が出た場合にはまず、
「内分泌系の問題ではないこと」
「うつ病ではないこと」
を証明したうえで対処していくしかないかと思います。

たまたま我が家は明らかに労働時間が超過している状況で、
うつの診断を出すべく「内分泌系の問題ではないこと」のために血液検査をし、さらに貧血などの問題ではないことをクリアしてからメンタルクリニックに行きました。
最初はそのクリニックで「そういった症状も適応障害の症状でしょう」とのことで
うつの治療+漢方薬で大分落ち着いては来ましたが、やっぱり3か月に1度くらいはこういった症状が出ます。
心当たりのある方は是非、お住いの地域のメンタルクリニックも予約を取りつつ(初診で2か月待ちとかザラなのでね…メンクリはまず予約しましょ)、後遺症外来の検索やかかりつけ医に相談してみましょう。

最後に

コロナの後遺症で味覚障害や嗅覚障害などなど取りざたされていますが、こういった症状があることも広まっていけば何らかの改善策や対策法が出てくるのではないでしょうか。
夫は幸いにもテレワーク可能な働き方をしているため、クラッシュが起きても1日目は休み、2日目3日目はテレワーク、4日目から出社。といった形の勤務が可能なため、有給を極力減らすことなく働くことが出来ています。
まだまだ未知のコロナ、医療の面からも働き方の面からも「withコロナ」で生活してけますよう。

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