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移動式オービスに捕まったときのこと

1/10、千葉市の市道を軽自動車検査センターに向かう道中、移動式オービスに取り締まりにかかりました。ネット上では本格的な高速道路などで固定式オービスに捉えられた場合については記載がありますが、移動オービスの場合については記事が少なく、かなり不安な日々を過ごしたので、こちらで僕の処分の流れについて記事にします。

すでに記述の通りですが2023年1月10日、午後2時ころに千葉市内の市道を走行中、移動式オービスに撮影されました。当時、西日が差していて左前方から太陽光が眩しく、標識などは見づらい状態でした。法定速度30キロ制限のところ、50キロ程度で走っていました。不思議に感じていたのですが、前方にも後方にも車両が無く、いつも交通量が多い市道なのですが、とても空いていました。

見通しの良い直線道路の途中にコンビニがあって駐車場を利用して取り締まりは実施されていました。コンビニの先に消防車が停車して赤色灯を点灯させていたため、気をとられてしまい、西日のまぶしさもあわせて、取り締まりにはまったく気がつきませんでした。撮影された瞬間も西日が強く差したのかなと思ったほどです。

取り締まりがあったことは、帰りの道程でそのコンビニに寄ったときにコーヒーを買ったついでの店員さんとの世間話で「火事あったのですか?」という話に「いえ、取り締まりはしていましたけど」と言う会話から発覚しました。お恥ずかしながらそれまで取り締まりで撮影されたことに気づきませんでした。

帰宅後、オービスについて調べると撮影のために眩しく光ると、免停確実などのサイトがでてきました。30キロの道で60キロで走ったら免許停止点数6点とのことで、コンビニの店員さんも「うちにも地元のお客さんから「免停になっちゃったよ、なんで協力するんだよ」って話が多いんですよ」と聞きました。

免停になってしまうと生活に支障がでますし、どうしたものかと悩みましたが、お世話になっている弁護士先生に連絡し、ひとまず事情説明をする上申書を警察署に提出してみてはどうかとのことでした。まず速度違反を認めない人はこんな事は必要ないのですが、僕は他記事にもあるように精神疾患、心疾患を患っており、取り調べなどで無理をするのは危険、配慮していただきたいのでこちらの事情を先に警察署に知らせて置いた方がいいと判断しました。上申書は簡易書留にて送付しました。出頭通知まで実際に警察側から連絡はなかったのですが、出頭した際、「お手紙は確認しています。」とのことでした。

出頭通知書は1月23日に届きました。取り締まりから約2週間程度でした。居住県内、隣市での取り締まりでしたので、期間はその程度のようです。他県などの場合、さらに時間がかかる場合もあるとのことでした。出頭警察署も県内なので取り締まりを行った地域の所轄警察署で行うことになりました。県外在住の場合は地元警察署に移送してもらえるようです。出頭日時は警察が指定してきますが、電話をすればこちらの都合に合わせて変更してもらえます。ただ土日はできないようです。

出頭し交通課窓口にハガキを渡しました。5分ほど待つように指示され、担当警察官の方がこちらでお願いしますとのことで、執務室内の調書室に通されました。そこですでに机上に通称「青切符」が用意され、反則金納付書があったので、「あ、もしかしたら免停ではないんだ」と思いました。若い方が書類を作成し、ベテランの方が僕と当時の話をして調書を作成する流れでした。「おいこら」という態度ではなく、親切で、こちらの体調も酌んでいただけました。撮影された写真は車全体の写真と、僕の顔が拡大された写真で、走行速度などの情報が記載されていました。フルカラーで鮮明に写っていて、他のサイトで見た、顔が鮮明でなければ否定できるなどの内容は「無理」なほどきちんと写っていました。(記念に撮っては駄目かといったら、捜査資料なので、それはご勘弁くださいとのことでした)速度は52km出ていて、誰の車だったか、運転しているのは自分で間違いないか、同乗者はいたか、どこにむかっていたか、用向きはなんだったかなどを確認受けました。僕は事前に上申書を提出し当時の事情も説明していたので、警察官の方も内容を確認していたのでスムーズでした。

速度超過は22kmで違反点数2点加算、反則金15000円という処分になりました。ゴールド免許はなくなってしまいますが、免許が停止などになるよりはマシです。ちなみに免許停止になると、警察署内での処分では済まず、簡易裁判所での手続きがあり、罰金、免許停止、免許停止を解除する講習などを受ける必要があるそうです。

取り締まりについても警察官の方とすこし話ができました。今回取り締まりの道路は歩道と車道がブロックなどで明確に分離しておらず、ガードレールがあるところとないところがあり、近在に幼稚園などがあるので危険との判断で取り締まりを行っているとのことでした。またオービスは光る速度の設定ができ、具体的に何キロとは言えないのだが、15km以上オーバーするとまず撮影されるようになっているそうです。千葉県八街市で児童が交通事故で亡くなっていることを鑑み、取り締まりを強化しているとのことでした。だからオービスが光ったから免停というわけではないとのことです。僕もGPSドラレコで走行当時の速度表示を確認して50キロ台だったので、60キロはどうかなと思っていたのですが、やはり不安は消せません。ただ今回のことでドラレコの速度記録はかなり正確なことがわかりました。万が一の事故などにも証拠になると思います。

今後の対策でもないのですが、スマホアプリにオービスガイドというアプリがあったので、サブスクですがインストールして使うことにしました。またカーレーダーにレーザー受信機を追加できるものがあったので、よく使うN-BOXスラッシュには取りつけました。Yahooカーナビも制限速度表示がでてくるので、知らないところに行くときは車のナビだけでなくそれも表示させることにしました。もちろん速度違反はしないことが大事ですが、知らないで、うっかりということは誰でもあると思います。気をつけて運転したいと思います。

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