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個人的名馬③セラフィックロンプ

今回は名馬というよりも馬券的に鬼世話になった個人的名馬。
その名もセラフィックロンプ
父:マンハッタンカフェ
母:エルソル 懐かしのボールドルーラー系
通算成績:38戦5勝
主な勝鞍:2008年、2010年愛知杯。
2008年12月20日(土)
この1年は自分にとってはつらく苦しい1年であった。
様々な困難からようやく立ち直りの兆しを見せた自身の生活。。
そんな中、当時1年限定でとあるモデル事務所でマネージャーをしていた。
といっても、この日が最後の出勤日。土曜の為自分だけが引継ぎと片付け
の為に朝からあくせく整理していた。
ようやく落ち着き、ちょっと競馬でも見ようとテレビをつけた。
この時は冬の牝馬限定戦だった愛知杯。
新聞でちょこちょこチェック。。ん-全然わからん。。
そこで、出走馬の2000メートルのベストタイムをチェック!!
そこで目を付けたのがセラフィックロンプ(今思うとなんでやねん。。)
単勝16人気。。なのに58倍。。(普通100倍こえるやろ。。)
でもでも、本当にタイムは悪くない。。
そこでこれだけの理論と人気どころで選んだ馬が以下5頭。
セラフィックロンプ、チェレブリタ、マイネレーツェル、レインダンス
ニシノマナムスメ。
そう、上位3番まで人気馬に、タイムのよい2頭だけ選んだというだけの
当時も今も変わらない説得力の薄い馬券ww
当時自分には競馬の女師匠がいた(競馬で家を建てた人。。)
この方についてはいつかまた話すとするが、普段は自分の買う馬券には
一切口出ししない師匠が。。
オマエハキデモクルッタカ。。と言われた馬券w

そしてレース。。
最後の直線。。
誰もいない事務所で一人大騒ぎww
外からセラフィックロンプ、イン差しのチェレブリタ
なんとこの2頭のワンツー。。そして3着にはクビ差でマイネレーツェル!!
16人気、14人気、3人気の決着。。
馬連ボックス、ワイドボックス、三連複ボックスが全部当たり!!
全部で25万になったのであった。。
(いや、逆にそれだけ!!って当時は思ったくらいだったが。。)
この時はまだ、2年目の宮崎北斗騎手、3年目の大野拓弥騎手
そして4年目の川田将雅騎手。
いまでもなぜこれを買えたのか不思議しかない。。w
女師匠から説明を求められた。。なぜ買えた??
説得力の薄い説明をした。。
その時の女師匠の言葉。。
私はお前のインスピレーションみたいな買い方に興味がある。
だから、またそんなのが出てきたら教えてくれ。。とww
でるわけねー!!と突っ込んでおいた。。w

この年は本当に自分にとっては、人生で1番の最悪な年だった。。
ふさぎ込んでいた1年、、でも必死に這い上がった1年でもあった2008年
競馬の神様はいるんだ。。となんだかこれからまた頑張ろう!って思えた
そんな景色を提供してくれたセラフィックロンプには感謝しかなかった。
しかしその後、1年半全く馬券に絡まなかったセラフィックロンプ。。
ただね、彼女はまたやってくれたよ!
2010年6月、マーメイドステークスで逃げ粘って2着(14人気)
そのあと10月に府中牝馬ステークスでまたも2着(14人気)
そして最後の勝利となった2年後の愛知杯(6人気)
宮崎北斗騎手は日本で数名しかいない、Z-HEALTHのトレーナーでもあり
茨城に専用のスタジオもあるとの事。異色の騎手でもあるが、この資格を
取るきっかけが落馬負傷というのが、実に興味深い。。
決して乗鞍が多い騎手ではないが、またセラフィックロンプのような馬で
穴をあけてほしいと願っている。
セラフィックロンプはG1では厳しかったが、先行すると本当にしぶとい
印象で、それが度々このように穴をあけていたんだと思う。
セラをここまで語る人はそうそういないだろうし、自分も大きな穴馬券
がきっかけではあるが。。
個人的名馬だから、形はどうでもいいww
せめて個人的なブログ位は、勝ったことの自慢もしたいしww
お母さんになって、マーサーアンという馬が新馬戦を逃げ切って
百日草特別でエフフォーリアの前に大敗したものの、ちょっと期待して
いたのだが、それを最後に引退してしまった。。
今は2歳のジャスタウェイとの子供に未来を期待したい。

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