チェンマイでの生活費
タイで生活をするには1カ月○○円あれば大丈夫など、色々な情報をよく耳にする。私もタイに来る前はそういった情報を頼りに、よく1カ月の生活費をシュミレーションしていた。しかし、これもよく言われることだが、人によって趣味嗜好や生活習慣も違うので、自分がタイ生活で何を大切にしていきたいかなども踏まえてシュミレーションすることが必要に思う。
バンコクからチェンマイに引っ越しをしてもうじき5カ月になる。生活費を考えるとバンコクにいた頃と比べ、随分と安くなった。ちょうど今日家賃と光熱費の請求がきたので忘備録として残しておく。
1バーツ(3.3円 4/28時点)
・家賃 5000バーツ
→築1年半弱のアパートという名のゲストハウス。タイ人オーナーだが日本での生活経験が20年以上ある為、バス、トイレも別々で日本式のアパート。小さいがキッチンもあり、お風呂はバスタブもついている。長期滞在の家賃は1カ月7000バーツ、6カ月6000バーツ、1年5000バーツ。
・電気代(3/25~4/26) 1296バーツ 8バーツ/Unit
→今は一番暑い季節で午後3時以降は40℃を超す日も多い。エアコンはあまり好きではないが、36℃を超すと扇風機の風だけでは我慢できず、エアコンをつけることが多い。コロナの影響でスーパーへの買い物以外は家にいる。ちなみにほとんどエアコンを使わなかった先月の電気代は480バーツ。こうして比べるとエアコンを使用するのとしないとでは金額も全然違ってくる。
・水道代(3/25~4/26) 150バーツ 30バーツ/Cubic meter
→毎月ほとんど変わりなし。
・インターネット代 0バーツ
→ゲストハウスも兼ねたアパートの為Wi-fiはFree。
・携帯代 430バーツ
→4Gのプラン。携帯でYoutubeなどを見る時も部屋にいる際は部屋のWi-fiを使用するため、ギガがあまり減らず結構たまっている。
・食費 4000~5000バーツ
→酒もたばこもやらない。タイ料理があまり食べれない為、日本料理を自炊。朝はバターコーヒーとヨーグルト。昼は米とおかず。夜はおかずのみ。米は1日1回、日本米を食べている。1カ月2Kg(150バーツ)で十分足りる。自炊は週に2,3回。1回につき2~3品作る。私は同じおかずが3回続いても気にしない。少し飽きたら買い置きのそばを食べたり、近所でパッタイやガイヤーンなどタイ料理を買ったりして、違うメニューを挟む。そして作り置きを食べきったら買い物に行き、また作る。このルーティンで1週間を過ごす。
例 今日の昼ごはん 納豆そば、晩ごはん ゴーヤチャンプル、野菜のマリネ、豆腐。
健康的な食事を心がけているが、なぜか痩せない。
※食費にはおやつも含む。小腹が減ったら大体アーモンドかチョコレート、海苔巻きあられを食べている。
・飲み物代 800バーツ
→主に水と炭酸水。今の季節暑い日が続くのでシュワシュワしたものが飲みたくなり、炭酸水をよく飲む。最近はカフェに行ってもテイクアウトしか出来ないため、買い物に行ったついでにコーヒーを買うぐらい。
・雑費 300~600バーツ
→洗濯洗剤やシャンプー、リンス、トイレットペーパーなど
・ガソリン代 100バーツ
→バンコクにいた頃、原付バイクを中古で買ったので、それをそのまま持ってきている。バイクがなければソンテウやバスでの移動になってしまうためとても重宝している。ガソリンも満タンで100バーツくらい。今は近場しか走らないのでガソリンもあまり減らない。
・洗濯代 240バーツ
→今のアパートは部屋に洗濯機がないので、アパートの近くにあるコイン式の洗濯機を使う。洗濯は週に3回くらい。1回20バーツ。バンコクでは1回30~40バーツの洗濯機が多かったので20バーツは安い。
・マッサージ 300~600バーツ
→今はコロナの関係で行けないが月に1~2回くらい行っていた。
あとはたまに宝くじ(1枚80バーツ)を買ったり、服などその時に欲しいものを買うくらい。バンコクでは友達と毎週会ってご飯を食べたり、一緒に仕事をしていたタイ人スタッフにご飯をおごったりしていたので、交際費や外食代も結構かかっていた。今は基本一人でいることがほとんどなので交際費もほぼかからない。
TOTALすると1カ月14000バーツぐらいだろうか。バンコクでの家賃が13000バーツだったので家賃より少し高いくらい。何より家賃が5000バーツは安い。生活水準をあげようと思えばいくらでも上げられるが、今は学生ビザでチェンマイに滞在しており、仕事もしていないので出来るだけシンプルな生活を心がけている。私は酒も飲まないので酒代がかからないのと、今は交際費がかからないのも大きい。
バンコクでは職場の日本人との人間関係に疲れてしまった事もあったので、チェンマイではのんびりすることを大切にしたかった。今は収入がないのであまり贅沢な生活も出来ないのだが、無心でご飯を作ったり、鳥のさえずりを聞いたり、部屋の窓から空を眺めたり、散歩に行く途中ドイステープを眺めたりとバンコクで仕事をしている時には出来なかった穏やかな生活を送っており、自分では満足している。
生活費に関してはタイ料理オンリーでも大丈夫な人は屋台などでおかずを調達し、もっと安く生活できる人もいるだろう。飲みに行ったりゴルフをしたり交際費にお金を使いたい人や、自炊はしないで毎食日本料理を食べたい人はもう少しお金がかかるかもしれない。
今は観光客がいないのでチェンマイの街もとても静かだが、また以前のように賑やかで活気溢れる街に戻ることを心から願う。
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