「大丈夫だよ。今までだって何とかなってきたんだもん。何とかなるよ。だって、何とかならなかったこと、今まで一度でもあった?」というあの言葉だけはずっと残ってる。もう絶交してしまった友人の。
あれもこれも嘘じゃない
と思うから、私は過去の自分の行動や、残した記録を見返すことが好きだ
もちろん恥ずかしくて悔しくて馬鹿げていて、ジタバタのたうち回りたくなる過去もあるけれど、
それでも、そんな幼さも含めて愛している
間違えたことだってそりゃああるけれど、
大抵の場合、あの時の私にはその選択しかなかった
いつだって、今の自分にとってとりうる最良の選択をとっている
あの時あの人を好きになったのも、嘘じゃない
あれが本当に恋だったのか、愛だったのか
あのときも今もやっぱり分からないけれど
それでも最良の選択であったことに間違いはない
今、悶えるような苦しみの中で、
他人からすれば捨てればいいのにそんなチンケなプライドと思われるものを必死に抱えて生きているのも、今の私の最良なのだから、
いつかそんな私を思い出して
「馬鹿だなあ。もっとうまく生きる方法なんていくらでもあるのに」と笑いながら
それでも愛おしんでいる私が、きっといる
今までの経験が教えてくれる
「あのときは、本当に死ぬほど辛かったし、これが永遠に続くんじゃないかと絶望したけど、それが永遠なわけなんかないし、ちゃんと今めちゃくちゃ幸せだから大丈夫だよ。よく頑張ったね。頑張ってくれてありがとう」
と、いつかの私が今の私に言っている
今のこのつらさが必要なものだとか、美しいものだとかは思わないけれど、それでも、
私は大丈夫だから、
そんなに絶望しないでくれ
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