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肉体組織の入れ替え  40、50、60才、死の危機がある

性能の悪いパーツ
最近、体調と言うより、急に体の色々な所にガタきていると感じる。性能の悪いパーツに入れ替わっている。
とにかく、直ぐに筋肉、心肺機能、視力など全てが、鍛えないと衰える。
これは長年スポーツをやっているのでわかる。

筋肉は使わない箇所が極端に落ちる。段々と筋トレと補助トレーニングの種類が増えていく、飲み込む力、オシッコ、ウンチする力、首を曲げる、口を開く、歌声、心肺機能、回復力、反射神経、全てが、ほっておくと落ちる。個別に対応するには時間がない。
若い頃はそんな事はなかった。一つのスポーツで事足りた。他のパーツの性能が衰えることは少なかった。

これが老人の練習地獄、若者と違い、老化対策のために練習量が増大する。
爺さんアスリートが朝から晩まで練習している姿を見ると少し悲しい気分になる。続けていると段々と仙人顔になっていく。人生を悟っていく。
そこまでは望まないが、たかが100年の人生でもある。淋しいものだ。

私は10代からスポーツ選手であった。
スポーツは色々な競技者として55年間続けている。
Noteにも過去の元気な頃の話をアップしている。思い出しかなくなりつつある。
20代ではモトクロスレース。5年間くらいしか出来なかった。
情熱が必要、金も時間も。

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30代は主にトライアスロン。持久系、テクニック系のスポーツ。まだまだ十分に勝負出来た頃だ。

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40代で一度限界を感じていた。社会生活とのバランスが取れない。つまり無理出来なくなった。全てのパフォーマンスが落ちた。

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50才の頃。体の組織の入れ替えが起こった。あくまでも感覚的な話。
これで一時期かなり体調を崩す。狭心症にもなり、これを越えないと死ぬのと思った。実際この時期、クモ膜下で友達が亡くなっている。
私の場合、対処療法の食事と運動によりなんとかなった。

60才の頃にも体の組織が全部入れ替わった。
トライアスロン選手としてのパフォーマンスが一気に落ちた。
この時期に、疫病なんかにかかりコロと行く人も多い。友達が2人、癌で死んでいる。

40、50才前後、60才前後の危機
これは全て男の話で、死ぬ危険のある時期って昔からあるそうだ。厄年ではないがあると思う。
人間の本来の寿命は、大昔40才、近代社会で60才になる。
それには理由がある。

59才、関東で一番キツいヒルクライムレース(平均斜度10%越え)で、娘(大学自転車部)に置いてかれ、老いていることを痛感する。

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40代、昔は生きる為の仕事は肉体労働、常に無理する。そろそろ無理が利かない。栄養状態も悪い。怪我をする。病気になる。そして死ぬ。現代でもそのリスクはある。

50代、現代社会になり、肉体は無理しないでいいが、今度は暴飲暴食、運動不足で、内臓が持たない。そして死ぬ。

60代、健康に気をつけていっても、60才で、体の組織がDNAに従って衰えていく。ここからはほぼ遺伝子で決まる。長生きの遺伝子かどうかは、親親戚を見れば分かる。
覚悟が必要だね>(養老孟司さん)

今65才、老化したパーツに皆さん入れ替わる。そして老人とっていく。
出来れば品質のいい日本製のものでお願いしたい。


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