見出し画像

進駐軍モータサイクル・クラブ

 進駐軍モータサイクル・クラブ
 昭和59年刊行 1984年

画像9

1954年、進駐軍のアメチャン(兵隊達)が横田、立川、調布ベースで、モーターサイクルを乗りましていた。
日本も、この頃になると戦後復興しつつあった。国産のバイクメーカーも元気になっており、近所の若者やおっさんらが、なけなしのお金でバイクを買って、乗りましていた。遊びのバイク。豊かな時代になりつつあった。

そんな、日本の50年代、日本版アメリカングラフティーの記憶として貴重な写真が満載された本だ。よく集めたと思う。

絶版なので、Amazonなどでは14000円、メルカリでもそれ以上で売られている。
私は売る気もない。これは自分の懐かしい記憶でもある。

私は1956年、東京都下の調布で生まれて育った。
親父は関東村(調布ベース)で学生時代から働いていた。
当時も関東村で勤務していた。
そしてアメリカ人の影響からバイクフリークとなっていた。
そんなことでアメチャンの友達も、たまに家に遊びに来ていた。
私も関東村にあるワシントンハイツ(居住区)の家庭でのクリスマスパティーに呼ばれたこともあった。暖炉とかオーブン、ターキーの丸焼き。芝生の庭。
あの時代のアメリカへの憧れはバイクによってもたらされていた。

当時の調布ベース(接収されていた調布飛行場)そこでのドラッグレースの模様。
秋空の下に広がるこの調布飛行場で、遠くに富士山が見える。そこでのアメリカ人達のドラッグレース。1954年の調布飛行場

画像1

画像2

画像3

昭和20年 ほんの10年前、この頃、調布飛行場は、帝都防衛として陸軍の飛燕がB29撃墜するため、飛び立っていた。歴史の流れは面白い。
1945年の調布飛行場

画像7

画像8

秋の青空の下に広がる調布飛行場、味スタも見える。平和だね。
2021年の調布飛行場

画像4

画像5

1960年頃の実家の庭で、ヤマハYSに跨がる、私と弟。

画像6


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?