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廃校プロジェクト4 人工知能AIに関して

AIって??
新規プロジェクトの会議をすると必ず出てくる言葉として、AIの活用がある。それに付随してビッグデータの活用。
いいんだけど、何故か言葉に踊らされている感じがする。だったらAIとは、どんなモノなのか、自分の頭で少し考察した。

人工知能の歴史
人工知能(artificial intelligence: AI)という用語が造られたのは1956年。私が産まれた年だ。つまり65年も経つ。結構歴史がある。
21世紀初頭、各種技術の発展により、AIと言えるコンピュータが出現している。
ビッグデータ、アルゴリズムの高度化、コンピューティング性能の向上、ストレージの巨大化。データ取得のためネットワークの発達も加味して、AIというコンピュータが出来上がっている。
でも、基本AIはコンピュータ、つまりBit処理している。人間のような思考しているようで、実は一生懸命凄い速度で計算している。

1bit:コンピュータが扱うデータの最小単位のこと。 コンピュータの世界ではすべての情報が2進数で処理されているが、その1桁のことを1ビット(bit) という。 2進数! 00、01、10、11。
こんな程度で次ぎに行こう。

AIと機械学習
1)AIはデータを用いた反復型の学習と発見を自動化する。
2)AIは、より多くの、より深いデータを分析する。
3)AIは漸進的な学習アルゴリズムを通じて適応する。
4)AIは驚異的な正確性を可能とする。
5)AIはデータを最大限に活用する。

1)2)5)は基本正しい入力データが必要となる。
3)4)はコンピュータとソフトの性能問題。

AIの応用
人間の能力の高速化(代行処理)
人間の能力の拡張(素早く動く、見えないものが見える)
全て、高速コンピュータとカメラなどの入力機器の進歩による。
まとめた表があった。

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AIの種類
まず入力するデータの種類から区分してみる。
1)全ての人間のデータ 子供から大人、天才からぼけ老人まで全てをかき集める。
2)ある特定のエリートのデータ 世界中の優秀な方々の思考をかき集める。

1)は市場調査とか政治の選挙の調査とかに使われているが、たまに失敗する。理由として、人間は一時期の感情で動きモノごとも判断する。また嘘をつく。そんなデータが使われたら、実際と乖離し判断を間違える。

人間の感情(不正確、カオス、アナログ、時間軸がない)=データとして扱う危険性。
AIは全て計算しているだけ、だから正確に間違えるだろう。
近未来SFで核のボタンをAIに任せて暴走。それを人間が阻止するとかの例が沢山ある。

2)はビッグデータ型のAIの対局にある。人類の知的財産。国としては守る必要のある、非常に価値のあるAI。日本型AIとも言える。何故なら日本にとってビッグデータのAIは後手となっているので、2次データとなる。余り頑張る意味が無い。

こうなると最後の手段として、ビックデータ型AIの抽出結果のデータを更に判断するAIを作るしかない。それはスーパーAIだろう。
バイオ技術で作った優れた計算能力を持つAIを人間の脳に合体させた有機体脳=スーパーAI。それを裏付けるものとして、こんなサイエンス記事があった。

人間の脳は有機スーパーコンピュータ
人間の脳は有機スーパーコンピュータだった。つまり「0と1」で脳に記憶を保存すると明らかになったとか。。
ナナゾロジー 2021.03.03 WEDNESDAY  

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となると今の所、有機コンピュータ+人間の脳>AIとなるのかな。
ここまで。

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