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スポーツでの怪我(故障ではなく本当の怪我)

怪我との付き合い
男の子の場合。
子供の頃、危ない遊びで怪我をした時、
「どうしたの?」と母親に聞かれると、
「えっ、転んだ」とか嘘を言う。
「嘘でしょう」目が泳ぎ見破られる。
本当は坂道で、自転車のチキンレース(出来るだけブレーキを遅くかける勝負)をして、田んぼに突っ込んで怪我をしたのだが、そんな事は言えない。
ちなみに、この遊びは友達が自転車ごと有刺鉄線に突っ込み大怪我をしたことで終了した。

男はいつまでも子供だというけど、そんな嘘を今でも言っている。大人でも危険な遊びに対しては、家族や世間からの厳しい目がある。
私は、今でもマウンテンバイクとかシクロスバイクなど、不整地を走ってレースをする自転車に乗っている。そしてたまに転び、多少の怪我をする。

2015年春、シクロクロスのレースで、当初2位だったが、何故か抜かれる。順位も徐々に落ちてきた。どうも想定したコース取りがよくないようだ。試走をしてないが、私はコース取りを変えた。そしてテクニカルコースで木に左肩を強打し、転倒する。
激しくぶつけたため、左肩が痺れていた。それでも、オフィシャルが応援するので何とか完走。そして痺れた肩のまま自走で帰宅。その時、2週目で肉離れした選手と途中まで一緒に走る。
「大丈夫ですか?」私
「おたくも大丈夫ですか?」だよね。

自宅でアイシングをしたけど、内出血で肩が紫色になり、腕も上がらなくなった。痛いし、医者へ行こうと思ったけど、休日だし、家族が騒ぐので、
「大丈夫、打ち身、打ち身」と言っておく。結局3ヶ月近く肩の調子は悪かった。(水泳やるので、よくわかる)

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危険予知
中学、高校の途中までサッカー部だったけど、1度キーパーとの接触で骨盤にヒビが入ったことがある。また脛は常に擦り傷や打ち身があり、足首は常に捻挫状態、それが普通だった。それでも若いので直ぐ治る。
20才からのスケボー、モータサイクル、モトクロスを趣味として、常に体中が傷だらけだった。
肘は何時もケロイドみたいな擦り傷があった。
危険な頭部強打も1度あった。モトクロスの練習中に事故り記憶が飛んだ。前歯も飛ばした。
骨折も何度もしているけど、結婚後、30代になっても2回ある。手術で入院もした。
その頃から妻が車の運転を積極的にするようになった。
「この人はあてにならない」と思ったのだろう、それも仕方がない。

40代から、細かい怪我はあるが、入院するような怪我はしなくなった。これはこれまでにKY (危険予知)の学習を十分したからだと思う。
大きな怪我をするときは、大体、
「どうなったか分からない?」
いきなりが多い。つまりKYされた事象ではないから、大きな怪我をする。

30代の頃、自転車ロードバイクでの練習で丹沢を走りに行った時、頑張って登りで先頭を走り、そのまま下りに入った。後ろからは下りが得意な選手が追ってきている。競争心でつい技量を超えた。
コーナーのクリッピングポイントでバイクを倒したとたに転んだ。
「なんで?」滑った要因が分からない。おそらく砂利とか砂に前輪が乗ったのだろう。焦りによる注意不足だ。
その結果、私は丹沢の山の中で、折れた鎖骨を見ながら救急車を呆然として待っことになった。

マウンテンバイクの試合中、この時は冷静だった。併走するバイクが滑り、俺に当たってきたときは、予測していたので、なんとか谷に落とされずに済んだ。KYが出来たことになる。
経験的に、無造作にスケボーに乗ったりすると転ぶ。自転車も気軽に乗っている時の方が危険な場合が多い。神経をスポーツモードに切り替る方が安全だ。

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老化による怪我
自分のランの練習は、全てオフロードでやる。不整地、柔らかい土、膝などの故障防止と足首の靱帯強化になる。
そんなある日の練習中、木の根っこにつまずき、派手に転んだ。
「あれ???」
そう、自分のイメージと体の動きにずれが出ている。自分では10センチ足を上げているのだが、実際は5センチしか上がっていない。そんな現象だ。
これは、昨年、トレイルランを始めた時にも痛感した。
「これが老いか!」諦めるしかない。

最近の話だけど、自分で改造したサーフスケート、一度ウィールバイトをして転んだ。
(ウィールバイトとは、ウィールとデッキがこすれて急ブレーキがかかってしまう現象)
再度調整して、いけると思ったらまた転んだ。今回は膝を擦りむく。
これはスキルではなく、スケートボードの不調が原因だ。
この言い訳に娘2が言う。(息子(長男)、娘1(長女)娘2(次女))
「危ないから止めないさい、とっさに体が動かないでしょう」
「ごもっとも」
私はこのスケートボードを分解して部品をストック品とした。不具合のある道具は使わない方がいい。老人では対応出来ない。危険回避。

反射神経は衰えている
今年16年ぶりにスキーへ行く。そして、16年ぶりに新雪に足を取られて、64才は転ぶ。
スキーもカービングスキーとか、目まぐるしい変化。対応しきれてない。
スケートボードも、サーフスケート(カービングボード)とか曲がり中心。対応しきれてない。でも滑っての転倒はそれほど危険ではない、スピード落ちるからだ。それでもリカバリーは歳なので疲れる。

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さて、何時まで続くやら。


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