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【CL愛知】エクストラだけどだいたいスタンダードのカードで組めるコンボしないコンボザシアン紹介【top64】

こんばんは。コルクです

CLに参加されたプレイヤーの皆様、ジャッジの皆様お疲れさまでした。ジャッジの方々、対戦していただいた皆さま、ありがとうございました。

今回は3/28に行われたチャンピオンズリーグ愛知大会 エクストラレギュレーションにおいて58位に入賞したコンボ(しない)ザシアンの紹介をします。
ほとんどスタンダードのカードで組めるので、エクストラバトルの日に持っていくデッキが決まらない方など参考にして頂けると幸いです。基本無料ですが、有料部分では「僕が」かつてのデッキをエクストラに変更した時の変遷を載せています。
一般に通じると思われる略称を用いていますが、意味不明な単語があった場合は指摘頂けると修正します。
文章が下手すぎて気づいたら1万文字を超えていました。申し訳ありません。

(一部、公式サイトより画像を引用しています)



デッキリスト

デッキ

採用・不採用カード解説

(デッキリストの順番と異なります)

~ポケモン~

ザシアンV
デッキコンセプト。1ターン目に絶対置きたいし1ゲームで2~3回使うので4枚。何故ザシアンVを使うことになったかはメタ読み・構築過程の部分で説明します。

ジラーチ
みんな大好きねがいぼし。ザシアンのエネルギーを加速するためにはザシアンをベンチに置く必要があるため、バトル場に置くポケモンが欲しかったため採用。3枚欲しかったがスペースがなかったため2枚。

ジラーチ◇
デッキコンセプト2。サイドプランの柔軟性がグンと増します。(以下、この記事では「ほしにねがいを」を使ってサイドを追加で取ることを「ジラーチコンボ」と呼びます)また、グレートキャッチャーでデデンネGX(あるいはエネルギーのついていないEXGX)を呼び、Nを叩きつけてほろびのゆめを使うことでサイドを取りつつ1ターン作るようなプランを取ることもできます。 できるのとやるのは違いますが

ヤレユータン(さるぢえ)
ジラーチコンボのパーツとなるだけでなく、鋼エネルギーをデッキトップにおいてふとうのつるぎで加速するなどもできる。2枚欲しかったが、対面次第では必ずしもコンボを決める必要もなくデッキスペースに余裕がなかったため1枚。

クチートGX
当初の目的は相手の手札にあるタッグチームポケモンをベンチへ引きずり出すことでした。しかし、調整途中で
・2エネでサーナイト&ニンフィアGXを倒せる可能性がある(いわゆる超越デッキは展開のためにベンチを広げることが多いため)
ということに気づき、大会途中で
・ビッグイーターGXがヤミラミジバコイルコントロールに対して非常に有効
ということを対戦相手の方から教えていただきました。
そのため、結果論ではありますがCL愛知において非常に有効なカードだったように思えます。

カミツルギGX
スラッシュGXで強引にサイドをもぎ取ります。例えばこのデッキはトゲキッスVMAXをワンパンすることができませんが、トゲキッスVを2匹倒す+スラッシュGX+ジラーチ◇ で強引にサイドを取り切るプランなどを想定していました。また特性が改造ハンマー相当であるため、おもにドラゴンタイプのデッキに対して働くこともあります。

デデンネGX
無理やり走るときに使います。エクストラレギュレーションは展開が早いため、1枚だとサイド落ちやスタートしてしまった時に辛いので2枚採用。

ガラルジグザグマ
タッグチーム相手に足りない打点を補正します。クイックボールで呼べるところが強いです。

~トレーナーズ~

アララギ博士
鋼エネルギーをトラッシュしつつ手札を最大限に引けるサポート。
サナニンフ相手にこれそのものを引きたいので4枚採用の予定でしたが、どうしてもBW1かつ1stEDマークがついているものが3枚しか見つからなかったため3枚。

アクロマ
アララギの4枚めがこれになりました。鋼エネルギーはトラッシュしたいものの、ポケモンいれかえやこだわりハチマキ、メタルソーサーはトラッシュしたくないため、それらをトラッシュせずに大量ドローを見込めるこのカードの採用は、採用過程に目をつぶれば悪くない選択肢だったと思います。
しかし序盤はあまり強くないことも多いため2枚以上入れることはないと思います。

N
シロナというよりはリセットスタンプに近い働きをします。
・・・しかし、7戦やって有効に使えた記憶がないため抜けるカードかもしれません。

グズマ
ねがいぼしやブレイブキャリバーのデメリットを解消しつつ、相手の弱いポケモンを引きずり出します。基本的にトラッシュに落としてサーチャーで拾うのがメインの使い方で、最悪なくてもなんとかなるため1枚で十分です。

クイックボール
たねポケモンを「手札に加える」というのが強いグッズ。4枚以外ありえません。

ネストボール
ザシアンやジラーチ、ヤレユータンなどは直接ベンチにおいても問題ないため、コスト無しに使えるこちらを採用。ハイパーボールは手札2枚の消費がやや厳しいと思います。

ポケモンいれかえ
ザシアンデッキには必須といえる1枚。攻撃してきたポケモンを倒すことが多いデッキなためあなぬけのヒモよりはポケモンいれかえのほうが適しています。地味ながらサポートをロックするムーランド対策でもあります。ラフレシアに止められてしまうんですけどね。

メタルソーサー
エネルギー加速手段1。4枚ほしいのですがスペースがなかったため泣く泣く3枚に。

ピーピーマックス
エネルギー加速手段2。こちらも4枚ほしいのですが3枚に。
メタルソーサーとピーピーマックスを4枚:2枚にすることも考えたのですが、
・ピーピーマックスは不確実だが、アララギやデデチェンジ等の前に気軽に使える。
・メタルソーサーは確実だが、トラッシュにエネルギーがなければアララギ等で無駄にトラッシュされてしまう。
と、それぞれにメリット・デメリットがありどちらかに偏らせるのは良くないと思ったため3枚ずつの採用としました。

バトルサーチャー
おもにグズマ・アクロマを再利用することが多いです。
全体的にゲームスピードが上がった結果、サポートを使うターンが少なくなたため、2枚でも不足だったとは感じませんでした。スペースがあれば3枚めが欲しいですが、サーチャーの3枚めより優先すべきカードが沢山あると思います。

回収ネット
ガラルジグザグマ・出さざるを得ないジラーチ◇(スタート時、あるいはアララギデデンネの巻き込まれ回避)・ねがいぼし後のジラーチを回収します。ジラーチ◇の特性を使うためにベンチスペースを開けるためにも使います。

ポケモンカードジムメダル
コンボパーツの1角であり、さるぢえと合わせてサイドカードからカードを拾うグラジオのような使い方をしたり、見たサイドをあえてそのままにしておくことで特定のマッチにおける不要なカード(例:トゲキッスVMAXに対するグレートキャッチャー等)を最後まで埋めておくという使い方もあります。またヤレユータンと同じく、エネルギーをデッキトップに置くことでふとうのつるぎによるエネルギー加速を確たるものとするという使い方もあります。

こだわりハチマキ
はじめはくちたけんを採用していたのですが、HP240以上のポケモンVは環境にいないと言ってよく、であればクチートGXにも有効であるこだわりハチマキの方が優れていると思い採用。相手ベンチが全て埋まっていれば、クチートGXでデデンネGXやカプ・テテフGXを倒せます。クロバットVは倒せないので注意しましょう。

フィールドブロアー
三神ザシアンに出された混沌のうねりや、タッグチームにつけられた闘魂のまわしを外すために使います。まわし付きのタッグチームはワンパンできないので、無いと相当数のマッチを落とすことになると思います。

グレートキャッチャー
ターゲットホイッスルと合わせて相手のタッグチームを2回取るプランを通すために使います。そうでなくてもデデンネGXやカプ・テテフGXを倒すために使うことも多々あります。

ターゲットホイッスル
タッグチームを2回倒すために使うカードであり、トゲキッスVMAXに無理やり勝ち筋を作るカードでもあります。先2か後1でトゲキッスVをブレイブキャリバーで倒した後、ターゲットホイッスル+グズマでもう一度トゲキッスVを倒し、最後にダウジングマシンターゲットホイッスル+サーチャーグズマorスラッシュGX+ジラーチ◇で強引に6枚取ります。

ダウジングマシン
ACE SPECは初めパソコン通信を採用していましたが、グレートキャッチャーやターゲットホイッスル、戒めの祠を2回使いたいマッチが多いと感じたためこちらに変更しました。

戒めの祠
タッグチームに対しての打点調整役。相手の◇スタジアムを割るという役割もあります。雑に置いてもとりあえずダメカンが乗るため雑に出して問題ないです。

基本鋼エネルギー11枚
スラッシュGXやジラーチコンボがあるためザシアンが殴らなくてはならない回数が減ったので12枚は必要ない。しかし10枚だと不安、ということで11枚です。もしかしたら10枚でも問題ないかもしれません。


不採用カード解説
コバルオンGX
特性で状態異常系のロックデッキに対して強く出ることができ、てつのおきてGXはサナニンフマルマインや(結果論ですが)ヤミラミロックに強く出ることができます。
スペースがなかったのと、ロックデッキがそこまでいないと思って抜きました。結果的には入れておいたほうが良かったかもしれません。

マギアナEX
特性でワザの効果を防げますが、防ぎたいワザの効果が特に思いつかなかったので不採用になりました。状態異常対策をするのであれば、コバルオンGXがの方が優秀です。

ククイ博士
対三神、対アゴアクジの時に打点+20は魅力的に思えました。
しかし、この2枚以外に使う理由がなく、またこの2枚にも必須というわけではないので抜けました。

あなぬけのヒモ
相手のバトルポケモンを無視してベンチの弱いポケモンを倒せます。
トゲキッスなどには事実上グズマのような使い方ができます。
しかし、あまりにも相手依存である点と、攻撃してきたタッグチームをベンチに下げることは好ましくないと判断して不採用となりました。

原案が素晴らしいデッキだったということもあり、不採用カードはこの程度です。


メタ読み


CLに当選したぞ!エクストラレギュレーションだわーい!
・・・エクストラ通っちゃった。
静岡中部でエクストラを真面目にやっている人はいない(CLに応募するレベルの人はいない)ため全てが手探りでした。
とはいえ「日本で大きいエクストラレギュレーションの大会が無い」という条件は全てのプレイヤーにとって平等でした。
そこでまず始めたのは、
・PTCGOで行われているexpanded大会の結果把握
・ネット上で「ポケカ エクストラ デッキ」などで検索

・ぼくよりexpanded詳しそうな友人Tに相談
でした。
禁止カードが海外と日本で統一されたため、PTCGOの大会の結果はある程度信頼できるものになりました。ある程度というのは、海外と日本では新弾の発売時期に違いがあるため、今回の大会では一撃マスター・連撃マスター以降のカードが日本の大会にのみ存在するカードとなるので、その差異を考える必要があります。また、日本では25分BO1・セルフカットですが、PTCGOでは50分BO3・自動シャッフルであるということも考慮する必要があります。これは特にLO・コントロールデッキを考慮する際に大きな差となります。
これらで集めた情報から、以下のようにおおまかなメタ読みをしました。

Tier1
ターボダーク 連撃ウーラオス

Tier2
ドラパルト サナニンフマルマイン ピカゼク トゲキッス

Tier3
モクナシラフレシア マッドパーティ よるのこうしん ズガドーン(FTB) 三神ザシアン ホミカガブギラ

何故このTierに置いたかの簡単な説明をします。想像で語っている部分も多いので違う部分も多々あると思います。


ターボダーク
なんと言ってもガラルファイヤーVの存在が大きいです。ベンチスペースを埋めることなく、毎ターン安定してエネルギー加速できるポケモンが入って弱いわけがありません。この安定性はかなり魅力に思えました。

連撃ラオス
ピカゼク・悪バレットに強いのが最大の魅力です。それ以外のデッキに対しても、広角レンズ+キョダイレンゲキでデデンネGX+ジラーチやクロバットVを倒すことで強引にサイドをもぎ取れる点を評価しました。エクストラであれば、ベンチバリアを消す方法もいくつかあります。

ドラパルト
無理なくソーナンス・ダストダス・サイレントラボ辺りのロック要素を入れることができ、先攻を取ってもサナニンフマルマインに強く出れるのが強いと思いました。また連撃ラオスにも強いと思いましたが、ターボダークが厳しいようにも思えました。

サナニンフマルマイン
CL1週間前くらいにデッキリスト・有料記事が上がったためかなり使用者が増えるかと思いました。が、先攻取ったときが厳しそうなので、どちらかというと何もかもわからなくなった人が握る最終手段であることが多いように思え、この位置です。(本格的にこのデッキを研究された方も当然いらっしゃると思います)

ピカゼク
後1で盤面を作ることができるため、サナニンフや、弱点でトゲキッスVMAXにイージーウィンできそうなので良いデッキに思えました。が、連撃ウーラオスがやはり重いのでは?という気もしました。

トゲキッスVMAX
expandedで結果を残していたデッキです。ワンパンされないデッキに対しては無類の強さを誇ります。良くも悪くも有利不利がはっきりしており、不利マッチを踏んだ時に抵抗するのが難しそうなため、Tier1までは行かないと予想しました。

モクナシラフレシア
後1グッズロックはできますが、時間が足りるのかな?といった印象です。また、先攻になってしまうとかなりデッキパワーが落ちる印象もありました。

マッドパーティ
バトルコンプレッサー・ダブル無色エネルギーで大幅強化されています。マーシャドーGXを入れることによりピカゼクやターボダークにも戦えます。ただしミカルゲやオドリドリが非常に厳しいのでどうか?という感じでした。

よるのこうしん
基本的にマッドパーティと同じですが、無理なく雷・超・闘の3色で攻撃できるというのは環境的に優秀と思いました。シェイミEXがいないのでそこは懸念点でした。

ズガドーン(FTB)
対VMAX・タッグチーム性能は言わずもがな、ラフレシアに対しては大型V・GXで、クワガノンVなどにはマーシャドーGXで、マッパ・行進にはミカルゲorオドリドリで対処し、ランダムレシーバー・バトルサーチャーで溶接工の枚数を水増しできる、などなどかなり有力な要素があると思っていました。しかしexpandedの大会などで目立った結果がないので使用者はそこまで増えるかな?と思いました。

三神ザシアン
スタンダードの構築にダブルドラゴンエネルギーとエーススペック等ちょっと変えるだけで強いので間違い申し込み勢が持ち込むかも?と思いました。

ホミカガブギラ
正直何が強いのかいまひとつわかってませんが、なんか結果残してるのでいるんだろうなあと思いました。

これらから、おおよそタッグチーム55%・VMAX30%・その他15% というような雑な読みをしました。
この読みを元に考えた結果、「コンボザシアンであればタッグチームに明確に有利を取れる。VMAX相手には進化前のVポケモンを倒しつつ、ジラーチコンボとスラッシュGXを絡めることでVMAXと戦わずして勝てるのではないか」という思考に至りました。マッドパーティと行進、ズガドーンは切りました。ベースにしたのはこちらの記事のタケトさんの構築になります。


これを現代エクストラに変えました。変えた過程は投げ銭して下さった方へのおまけとして公開します。



各デッキに対する立ち回り(上記デッキ+CLで実際に当たったデッキのみ書きます)

全デッキ共通の立ち回りとして、じゃんけんに勝ったら必ず後攻を取ります。

ターボダーク
ゲコゾロかブラッキーダークライを合計2回倒して勝つか、タッグチーム+EX/GX/V+コンボorスラッシュGXで6枚取ります。相手がスカフィ型であればクチートGXも十分なアタッカーになるため、単純な殴り合いならばサイドレースで有利を取れます。

連撃ウーラオス
連撃ラオスV・デデンネGX・クロバットVを倒す+スラッシュGX+ジラーチコンボを駆使して2-2-2のサイドプランを取ります。デデンネの出し方に気をつければ、ウーラオス側が1ターン辺りに取れるサイドが2を超えることはないと思うので不利ではないと思いますが、後1でブレイブキャリバーにたどり着けないとやや不利かもしれません。構築記事が事前に上がらず、大会中に対戦することもなかったため、想像の部分が大きいです。

ドラパルト
2エネVMAXを作られると厳しいので、そうならないようにエネ付きドラパルトVをひたすら取り続けます。相手が特殊エネルギーをつけてきたら、カミツルギGXの特性で1ターン得られるかもしれません。

サナニンフマルマイン
先攻であれ後攻であれ、速攻で盤面を作ります。目標は3エネザシアンV+2エネクチートGXです。仮にこの2匹を飛ばすためにジージーエンドを使われたとしても、それであれば手札が無事なのでなんとかなります。先2ブレイブキャリバーorハッスルバイトでゴニョニョを倒すとマルマインの爆発による2枚とサナニンフを倒すことによるサイド3枚でサイドを取り切れるため、相手のミラクルマジカルGXをかなり抑制できると思われます。

ピカゼク
ピカゼク側の打点が足りないので多少出遅れてもなんとかなります。ポケモンいれかえを多投しているため、ドローサポートを使いつつもタンデムショックやビリリターンGXによるマヒをかわすことができます。6エネタッグボルトを使われると厳しいので、フルドライブを使われた返しのターンは全力でピカゼクを倒しにいきます。

トゲキッス
ターゲットホイッスルの項で解説しましたが、ターゲットホイッスルを使ってトゲキッスV2匹を確実に倒し、ダウジングマシンで2回目のターゲットホイッスルを使うか、スラッシュジラーチコンボでサイドを誤魔化します。相手に打点はないのでゆっくりでもなんとかなります。とはいえ五分~やや不利 といった感じです。

モクナシラフレシア
グッズが止まるとデッキの大半が死に札になるので、後先考えず全力で回します。グズマでラフレシアを倒すと1ターン貰えるので多少楽になります。もしもにがにがかふんのラフレシアを作ってくる場合は、イライラかふんのラフレシアがいないと思われるので、ターゲットホイッスルを使ってモクナシを2回倒します。

マッドパーティ よるのこうしん ズガドーン(FTB)
このリストでは勝ち目がありません。新弾のミカルゲを入れれば前2つはなんとかなるかもしれませんが、ズガドーンは無理です。

三神ザシアン
オルタージェネシスを宣言された返しのターンに全力で三神を倒しにいきます。後はジラーチコンボを仕込んで相手の弱いポケモンを倒して勝ちます。三神を1度倒した後に回収ネットや戒めの祠が残っているなら、ターゲットホイッスルから相手の三神を2回倒すプランを取ることもあります。

ホミカガブギラ
ガブギラ+デデンネテテフクロバット+ジラーチコンボorスラッシュ で勝ちます。ターゲットホイッスルでガブギラを2回倒すパターンもあります。ガブギラはHPは270なので三神を2回倒すより楽です。

ヤミラミジバコイルコントロール
まずクチートで手札を見ます。その中身次第ではビッグイーターGXを使えばイージーウィンが可能です。仮に相手がビッグイーターGXで止まらない手札だったとしても、連打が可能なクチートGXがメインアタッカーになります。相手がレアコイルの特性「しょうしゅうしんごう」を使える回数を減らすため、積極的にジラーチコンボを狙っていきます。
ブラックマーケット下でもスラッシュGXでサイドを取れるため、ギリギリまで温存します。スラッシュを残して残りサイド2枚の状況を作れれば勝てると思います。

バシャーモVMAX派生
むりです。後1キルできるように祈りましょう。



当日のマッチングと簡単な振り返り


1回戦 ○ホミカガブギラ
2回戦 ○三神ザシアン
3回戦 ×サナニンフマルマイン
4回戦 ○モクナシゴリラフ
5回戦 ○ヤミラミジバコイル
6回戦 ×バシャーモVMAX単
7回戦 ×バシャーモVMAX連撃ウーラオスオクタン

1回戦
緊張していたのか、山切ってる時に2枚位表に返すほど手が震えていました(隙自語)
ただ、相手が事故っていたのでガブギラ取って、グズマで呼ばれたカミツルギでスラッシュして、最後にデデンネ取って勝ちました。

2回戦
相手の引き直しでグズマ3枚にホイッスルにやまびこ、基本鋼エネでどんなデッキかと思ったらサンザシでした。
オルターの返しに全力で回して三神を飛ばしたら相手が止まり、クチートで手札見たらソーサー×3にダブルドラゴンエネルギーしかなくて内心しめしめといった感じでした。Nがこなさそうだったので、グズマでザシアンも取って残りサイド1にして、返しも無事だったので勝ちました。

3回戦
デデンネスタート、ボールなしサポアクロマのみだったのでアクロマで気合の1ドローしましたが引いたのがNだったので負けました。

4回戦
後攻取ってこだハチザシアンを作れる上々の滑り出し。相手が先2にラフレシアでグッズロックしてきたものの、ジグザグマと合わせて1匹目のモクナシを処理。ゴリランダーを作られますが、その後の相手のマリィでグズマを引けたのでラフレシアを処理。その返しにまたラフレシアを作られたので、動きが鈍くなりザシアンでとりあえずモクナシを1回殴ります。
Nを使われて更にこだハチザシアンが倒され、殴れるポケモンがいなくなったためジラーチを壁にしてふとうのつるぎでエネルギーの準備をします。更にNを使われて傷物のモクナシでジラーチを倒されましたが、エネを引けていたのでブレイブキャリバーで返して価値。

5回戦
コイルが見えてなるほどなあ。という顔をしました。練習していなかったですが、とりあえず連打可能なクチートで攻めようということでクチートで殴り始めました。練習不足故のプレミとして、ここで先にクチートのGXワザを使って相手のサポを飛ばしてしまえば、相手手札にあったセンパイとコウハイを飛ばせたのでかなり有利になっていたと思われます。
途中からはデッキコンセプトを把握しましたがやはり練習不足で、ジラーチを埋めてコンボ発動か、と思われましたがレアコイルの特性でサイドを取らされ、ジラーチ◇が6枚目のサイドになってしまいました。
ヤミラミ+悪エネルギー+ブラックマーケット◇+キュウコン+ジバコイルまで完成しここまでか・・・と思った返しのターンにカミツルギGXをトップデック。スラッシュGXでゲームエンドです。

6回戦
バシャーモとか勝てるわけないだろ!!!!!
単構築だから弱いポケモンを倒すっていうサブプランすら取れない!!!!!!!
って心の中で叫んでました。

7回戦
またバシャーモ見えてうわあって顔になりました。
ただしデデンネや連撃ラオスが入っている構築だったので、弱いところを徹底して攻めようと判断しました。
クチートGXでデデンネを釣り、グレートキャッチャーとグズマでなんとか4枚取りました。
しかしラストターンに手札の都合上スラッシュGX+ジラーチコンボを決めなくては勝てない状況になりました。これはまあ問題ではありませんでした。
・・・問題は、よりによって残った2枚の中にヤレユータンがいたことです。山札にジラーチ◇がいることはわかっているので、ポケモンカードジムメダルで1/20くらいの確率に賭けることにしました。
ふつうに外して負けました。

最終結果4勝3敗 58位



代用カード一覧


さて、このデッキはエクストラレギュレーションであるためスタンダードレギュレーションでは使えないカードも多数入っています。
しかし、必ずしも60枚この構築である必要はなく、エクストラレギュレーションでしか使えないカードの一部はスタンダードレギュレーションのカードと入れ替えても問題ないパワーを持つと思われるため、それを紹介します。

・ジラーチ
抜いてもいいです。あるいは、アメイジングジラーチでも構いません。(下手なエクストラのカードより高いですが・・・。)
カメックスVMAXスターターのマナフィなどでもいいかもしれません。

・ジラーチ◇、ポケモンカードジムメダル
要らないです(デッキコンセプト全否定)。
代わりに(これもエクストラですが)ピーピーマックスとメタルソーサーを1枚ずつ増やした上で、回収ネットを増やすか、ふつうのつりざおを入れるのがいいと思われます。

・アララギ博士、ターゲットホイッスル
言うまでもなく博士の研究、やまびこホーンで大丈夫です。

・N
マリィでいいです。

・グズマ
ボスの司令で代用できないことはありませんが、今となっては安価だと思いますし、1枚だけなら誰かしら貸してくれると思いますのでなんとかしてグズマを使ってください。

・アクロマ
4枚目の博士の研究で大丈夫です。

・こだわりハチマキ
最悪くちたけんでいいですが、プロモやURでもなければそんなに高いカードでもないと思います。

・カミツルギGX、フィールドブロアー、バトルサーチャー、ピーピーマックス、ダウジングマシン、ネストボール、戒めの祠
申し訳ありませんがこれらのカードは基本的に代用不可能です。
バトルサーチャーはワタシラガVで擬似的に再現できるかもしれませんが、ベンチ管理がかなりシビアになると思います。
ダウジングマシンはパソコン通信でもいいです。これもエクストラのカードですが、やはりエクストラで遊ぶのであれば、ACE SPECのカードは何か入れたほうが強力になるので入れましょう。


スタンダードのデッキを現代エクストラに変換する4STEP

※いわゆるロック・コントロールデッキを作るにあたってはこの4STEPがあてはまらないと思われます。ご了承ください。

Step1 使えるカードを知ろう
「エクストラレギュレーションは最新のカードからBWシリーズのカードまでを使えるみたいだが、一部禁止カードがあるらしい」ということはエクストラで遊ぼうとする方であればご存知かと思います。しかし、公式ホームページで今一度使えるカードと使えないカードを確認しておくのがベターだと思われます。
https://www.pokemon-card.com/rules/regulation/#extra
もうひとつの方法としては、公式サイトからデッキを構築し、それをレギュレーションチェックにかけることでエクストラで使って問題ないかを調べる、という手法もあります。

Step2 何を使うかを決めよう
メインアタッカーとなるポケモンを決めます。これはスタンダードレギュレーションのカードから選んで問題ないと思います。
エクストラのデッキを作るべき時に持つべきイメージは「現代の強いポケモンを、昔の強いサポートポケモンやトレーナーズ、特殊エネルギーでもっと強くする」です。
実際、CL2021愛知時点でのエクストラで活躍しているアタッカーポケモンは、スタンダードで活躍しているかは別として、全てスタンダードレギュレーションで使えるポケモンでした。

Step3 昔のカードを探してみよう
とは言っても、「じゃあどうやって昔の強いトレーナーズや特殊エネルギーを探せばいいんだ!公式で全部見ろっていうのか!」となるかもしれません。
これに関しては、以下の記事が参考になると思います。

エクストラで有用なほぼ全てのサポートポケモン・トレーナーズ・特殊エネルギーを網羅しています。僕のザシアンに入っているカードもほぼここに記載されています。戒めの祠に関してはかなりデッキを選ぶので入っていないのも当然と思います。
それ以外にも、「エクストラ トレーナーズ 強い」などと検索してみるのもいいのではないでしょうか。

STEP4 実際に回してみよう
後は昔のカードを入れて微調整しましょう。これはスタンダードでもエクストラでも同じと思います。
途中「あぁ、こんなカードがあればいいのになあ」と思ったら調べるなり、エクストラに詳しそうな人に訪ねてみてもいいでしょう。あなたが気づいていないだけで、あなたの理想を満たすカードが実は本当にあるのかもしれません。


以上になります。長文をお読みいただきありがとうございました。
記事の掲載を了承してくださったHiroさん、ロロたんぬさん、ありがとうございました。
誤字脱字の指摘や、質問・疑問点などありましたら Twitterの@Ko74527 までお願いします。

最後に、紹介したデッキを実際に現代エクストラに合わせた過程でのメモを記します。エクストラバトルの日に向けて何かの参考になれば幸いです。
ただし、僕はある程度BW/XYシリーズのカードを知っているため、上の4STEPをかなり省略しています。具体的に言うとSTEP2の後にSTEP3をほぼ飛ばしてSTEP4を行っています。また、公開にあたりある程度修正はしましたが、個人用のメモです。わけがわからない部分があれば連絡下されば修正、別の表現への言い換えを行います。
頂いた収益は新弾の購入費用に充てる予定です。
なにぶん有料記事を書くのは初めてですので勝手がわかっていません。以上のことに納得頂ける方のみ購入をお願いします。


ちなみに最終調整に付き合ってくれた友人2名と、相談乗ってくれた友人Tくんはもし見たければスクショで内容投げます。


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