マガジンのカバー画像

現職教育「算数科」授業研究

7
郡山市研究推進校として指定を受け3年目となる今年。 「主体的・対話的で深い学び」を生み出す授業づくりのあり方、ICT機器の活用法などを研究していきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

算数科授業研究「5学年:比べ方を考えよう(1)」

11月9日(木)に5年2組で,13日(月)には1組で,算数科の第3回授業研究会(公開授業)を行いました。 「比べ方を考えよう(1)」(単位量当たりの大きさ)の単元の7時目です。 前時までに、速さの求め方(公式)を学習し、 新幹線はやぶさの時速220kmを求めた子どもたちに、 鳥のハヤブサの降下速度とどちらが速いかという問題を提示します。 ほとんどの子が「新幹線の方が速い!」と予想しました。 提示された条件「3分間で18㎞」から、速さを18÷3=6とすぐに暗算で求めましたが

算数科授業研究「1学年:ひきざん」

11月7日(火)に1年3組で,6日(月)には2組,2日(木)には1組で,算数科の低学年ブロック授業研究会を行いました。 「繰り下がりのあるひき算」の単元の3時目です。 この時期の1年生は,算数ブロックなどを使った操作にも慣れてきた頃で,1位数同士の加法・減法で算数ブロックを用いて答えを求める活動を繰り返してきたことで,ブロックがなくても直感的に答えを求められるようになってくる時期です。 そこで,子どもの学びの現状を知り,この時期に適切な指導の在り方を研究するため,「図と文

算数科授業研究「4学年:計算のやくそくを調べよう」

10月25日(水)には4年2組で,27日(金)には1組で,算数科の中学年ブロック授業研究会を行いました。 「計算のやくそくを調べよう」の単元の4時目で, 下の「ドット図」の○の数を図や式に表す授業です。 問題を見た子どもたちは、「まとまりを作る」「かけ算を使う」などの見通しを持ち、「問題場面を式に表す」ことに取り組みました。 ワークシートをもとに、考え方について友達と交流します。 考えをタブレット撮影し、ロイロノートで送って全体で共有しました。 図を斜めに見て「アレイ

算数科授業研究「2学年:三角形と四角形」

9月29日(金)2年2組で,算数科の第2回授業研究会を行いました。 「さんかくやしかくの形をしらべよう」の単元の2時目で, 「三角形ってどんな形」かを考える授業です。 25日(月)には1組で,27日(水)には3組でも協力研究を行い, 子どもの思考の流れに沿った指導のあり方を,学年全体で研究しました。 はじめに,「形くじ引き」というゲームで導入しました。 事前研究会で,「長方形」だった台紙を「円」に変更しました。 この年代の子どもたちは,「さんかく」を少し傾けるだけで「ダイヤ

算数科授業研究「6学年:拡大図と縮図」

9月11日(月)に6年2組で,9月14日(木)には6年1組で,算数科の高学年ブロック授業研究会を行いました。 「形が同じで大きさが違う図形を調べよう(拡大図と縮図)」の単元で,本時は,「拡大図のかき方を考える」授業です。 「2倍の拡大図をかく」という問題に, 「全て(辺の長さや角度)を測らなくても,拡大図はかけるか」 というめあてを持って取り組みました。 2組は,タブレットで「ロイロノートに考え方をまとめる」方法で学習を進めました。 5年生の学習内容(既習)の「合同な図

現職教育実技研修会「水彩画の指導法」

9月1日(金)、教職員の実技研修会を行いました。 長谷川 志津子 先生を講師にお迎えし、「水彩画の指導法」や「版画の指導法」などについて研修を行いました。 パレットの使い方や、彩色の注意点などの基本的な事項を学んだ上で、 「色の三原色」(本来はシアン・マゼンタ・イエローですが、今回は青・赤・黄で代用しました)だけを使って、混色の仕方を学習します。 テーブルに置かれた、野菜や果物、花などを、この3色だけを使って描きます。 3つの色を、パレットで混色し、色を重ねていくことで表

算数科授業研究「3学年:あまりのあるわり算」

6月30日(金)3年1組で,算数科の第1回授業研究会を行いました。 「わり算を考えよう」の単元で「あまりのあるわり算」について学習してきた子どもたち。 本時は,問題場面に応じた「あまりの処理の仕方を考える」授業です。 という問題に,子どもたちは即座に 23÷4=5あまり3 という式と計算を導きました。 ところが,答えは「5箱」「5箱あまり3こ」「6箱」とわかれました。 今日の授業に先立ち,授業研究をより深めていくため,3年2・3組でも同じ指導案をもとに協力授業(ブロック