『ガーデンサウナ・蒲田』①
amazon primeで、『サ道』というサウナにまつわるドラマを見た。
1週間ほどで全話見た。
サウナイキタイ。サウナイキタイ。
今までサウナは銭湯のついでであった。
メインがお風呂で、サブがサウナという感覚。
マリオがお風呂で、ルイージがサウナという感覚。
水風呂なんてとんでもない。
腰あたりでヒーヒーなってとてもじゃないが肩までつかれない。
しかし、『サ道』を見た今、サウナ→水風呂→外気浴のルートを辿らないでいられようか。いや、辿る。
かくして、サウナ道を邁進すべく、デビュー戦で訪れたのが『ガーデンサウナ・蒲田』。
受付をすませ、エレベーターを上がる。
どこに行けばいい?
いきなり迷子になる。
とにかく廊下のような道を突き進みロッカーを見つけた。
自分の鍵の番号を確認。
あれ、ここで、全裸になるの?館内着を着るの?何から何まで分からない。
貴重品はどうするの?浴場はどこ?
ロッカーなのに監視カメラがある。
この動揺をカメラ越しで悟られぬよう平常心を装う。
サウナ道は、実に険しい。
館内着を着て、階段を降りた先に浴場があった。
棚に館内着とパンツを脱ぎ置き、重たいドアを開いた。
年季の入ったガラスドアだった。
時間は23時過ぎ。
人はまばら。
ようやく心が落ち着いてきた。
まずは、身体を入念に洗い清める。
続いて浴場真ん中に位置する熱い風呂に入る。
天井のステンドグラス的なデザインにノスタルジーを感じる。
さあ、いよいよ、サウナ室の門をくぐる。