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ブートキャンプその4「企業の財務分析」

迷える子羊チャンたち、1週間ぶりね。お元気にしてたかしら。Bar「ピケティ」のママ、コリノよ。

ずっと企業の財務分析のエクセル作ってるんだけど苦戦してるの。アタシ、甘かったわ。教科書に書かれている指標データをYahooファイナンスからPythonで取っ来て、それをエクセルに並べれば終わりだろうと思っていたの。
でも違うのよ。
今週のアタシの汗と涙のお話よ。ぜひ聞いてちょうだい。


◆今週のブートキャンピング活動

1.おばあちゃんを可愛いと思っていた

アタシね、小さい頃、自分のおばあちゃんの外見を「世間のおばあさんよりもずっと可愛い」って思ってたのよ。
でも今、大人になって冷静な目で見たら、ちゃんと歳相応にシワやシミもあるし、ただの普通のバーサンさんだったわね。(天国のばあちゃん、ごめん、ディスってるんじゃないのよ、愛は変わらないから許して)

小さい頃は全体や平均がわからないから、自分がよく知ってる人が基準になってたのね。しかも自分のおばあちゃんは毎日見てるから、親近感っていうバイアスもかかってたのよ。

イケメンもそうよ。アベレージや全体を知らずして、イケメンのレベル判断はできないのと同じ。
分析するってことは、全体とか平均とかがきちんと分かってるってことなのよ

だからアタシは財務内容を比べるために基準を探す旅に出たわ・・・

2.基準さがし

ひとまず業種の平均を探したわ~。東京証券取引所がPER/PBRを出しているわね。

しかし、ここでは足りなくて次をさがしたわ

ガーン、財務指標だけで237ぐらいあるのよ。おネエの根性出して、1個1個見たわよ・・・当面使う指標は15個ぐらいだけど、こんなの毎回人力で見るのはアタシには無理ね。このデータ収集もいずれPythonで自動化したいわ・・・

3.株価の下落途中で買わないこと

ファンダの教科書として読んでいる本はこちら

ところがどっこい、最後の方にこんな記述が。

「株価には「トレンド」がある。株価の下落途中で買わないこと」

ふたたび、呆然としたわ。アタシ。
ファンダ分析をして財務指標がしっかりしている会社のミニ株買っておけば、そのうち上がると思ってたのよ。
だって財務分析だけじゃ、株価が下落の途中かはわかんないんですもん。

でもアタシは素直なオネエなのよ。せめて教科書に書いてあることは最低限やるわ。

トレンド見るにはどうしても毎日の株価の動きを追っかける「テクニカル分析」っていうのが必要なのよね・・・やれやれだぜ・・・(by承太郎)

4.MarketSpeed2をインストール

というわけでテクニカル分析に乗り出すことにしたわ。定番はMarketSpeed2。楽天証券が出している株式のツールね。証券口座を開設してれば使用料は無料よ。
でも素人には途方にくれるほど高機能なの。

https://marketspeed.jp/ms2/

こいつをインストールしたわ・・・・このゲームヲタみたいな感じ。ビビるわ。

MarketSpeed2

書いてある内容は全然わかんないわ。なんかここに手を出すほどじゃないとか思ってたんだけど、この移動平均線ぐらいは見ろってことね。
説明動画もあるからちゃんと見たわ。
・・・彼がマメかどうかも見なきゃいけないけど、アタシがマメかどうかも試されてるってことね。

4.エス・エム・エスの財務分析結果

本当は今週は1社目のエス・エム・エスの財務分析を終えているはずだったの。分析自体は6割くらい終わった感じかしら。

細かいことをあんまりこだわらず、ぶっちゃけ結論だけ言うわね、お育ちが良さそうな会社だってことはわかったわ。でもアタシがいいかも思ってるってことは、世間様もいいって思ってるらしくて人気なの。
今買い足すには、PERが高いんで割高であることは否めないわ。

でも、業務内容は「高齢社会が直面する「3つの課題」の解決」なので、アタシの将来を明るくしてくれそうな感じね。
月末まで他にいい候補がなかったら、値段次第では買ってもいいかもというのが現時点の結論よ。


今回も長くなってごめんなさいね。
てかなんだかここ2、3日、日経平均がガンガン上がっててそっちの方がビビるわ。ほらアタシって、バブルの頃を知ってるから、このふわふわした経済の高揚感、経験あるのよね・・・。
その後バブルがはじけて、みんな「もつ鍋」ばっかり食べてたのよ。歴史は繰り返すのかしら。そういえば久しぶりに食べてみたいわね、もつ鍋。

あ、しつこいけど、アタシの場合、これギャンブルのつもりでやってるから、みんな私の判断を参考にしちゃだめよ。自分のカレは自分の判断で見つけるのよw

というわけで今週の振り返りは終わりよ。
迷える子羊チャンたち、またBar「ピケティ」に遊びに来てね。


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