ブートキャンプその6「企業の財務分析」
迷える子羊チャンたち、寒いわね。お元気にしてたかしら。Bar「ピケティ」のママ、コリノよ。
今週もひきつづき負債のお話。アタシ、負債ってサラ金か住宅ローンしか知らないかったわ。だけど企業の財務分析では、負債を分析しまくるのよ。
◆今週のブートキャンピング活動での学び
1.レバレッジ
レバレッジ(leverage)って言葉知っているかしら。日本語では「てこの原理」っていって、小学校の高学年の時に何かやったような記憶があるわね。
シーソーで端っこに乗ったおチビちゃんが、中心の方に座ったのお兄ちゃんを持ち上げるやつね。小さな力で大きなものを動かすって意味なのよ。
ちなみに、この世界ではたくさんのレバレッジが活躍しているらしいの。
財務分析の指標としては安全性を図る指標「レバレッジ比率(負債比率)」ってのが出てきたわ。
● レバレッジ比率・・・ 他人資本(負債) ÷ 自己資本 × 100 ・
レバレッジはまさしく「他人のフンドシで勝負に出てるか」ってことだから、「借りたフンドシの大きさ VS 自分のフンドシの大きさ」てことね。
この借りたフンドシの取り回しにもいろいろテクがあるみたいだし、身の丈に合わないフンドシはハイリスクになるみたい・・・この辺も興味深いわね・・・。
2.負債にもいろいろ種類があるらしい
ところで、前回の「お年玉の借入」の話とすこし混乱しているわ。「有利子負債自己資本比率」と「レバレッジ比率」はどこが違うのかしら。
ふむふむ、なるほど。アタシ、「負債 = 利子のつく借入金」って思ってたけど、負債の中には「利息を払う必要がない負債もある」って書いてあるわ。
よくお昼のお仕事で、決算月に経理部のおにいさんが、
「仕入先の請求書が間に合わないなら、今すぐ未払い伝票出して!!」って目の色を変えて詰めてくるのは、「利息を払う必要がない負債」も貸借対照表に載せないといけないのからなのね。
3.複式簿記の知識が必須・・!?
だめだわ。全然、負債の沼から抜け出せないわ・・・・
というか、だんだん難しくなってきたわね。どうやら企業の財務分析には「複式簿記の知識」がないとダメみたい。しかも決算処理までとなると「簿記2級」ぐらいのレベルよ。
ちなみにアタシ、20代の頃に簿記2級まで取ったの。それを今思い出しつつやっている感じね。
簿記は典型的なポータブルスキルだから、転職でも役に立ってたわ。ぶっちゃけ、プログラミング以外に、もう1つ事務系の汎用的なスキルとして勉強するなら、簿記がいいと思うくらいよ。
・・・と、今週はこの辺にしておくわ。もうちょっと書きたいところだけど、週末またしてもライブ遠征が待ってるの。
関ヶ原で大雪降ってるらしいけど、エドの待ってる大阪まで行ってくるわ。
まだまだ寒い日が続くから、みんな気をつけてね。迷える子羊チャンたち、またBar「ピケティ」に遊びに来てね。
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