マスクを外すと別人か

マスク必須の職場で働いているが、最近、始業時間まではマスクをせずに過ごす日がたまにある。

単に暑いから、とかではなく、私なりの意図がある。コロナが収まってマスク必須でなくなる日に備えている。

というのも、きっとあと数年くらいしたらどんな職場でもマスクをしなくていい時代がきて、コロナが流行りだす前の生活様式に戻るのではないかと思っている。(専門家でもないし何の根拠もない)

そんな生活様式が戻ってきたときに、急にマスクを外して「あれ、この人こんな顔だったんだ」とマイナスの意味で思われるのを防ぐために事前に手を打っておく、という作戦だ。

※私は昨年から今の職場で働き出したので、マスクを外した状態で働いたことがない。

人は皆、良くも悪くもマスクの有無で顔の印象が変わる。

私はきっと、マスクをすることで顔が隠れて実際よりもマシな顔に見えていると思う。

きっと、というか確実にそうだ。自分の顔のことは自分が一番よくわかっている。

今のうちから段階的にマスクを外す時間をつくることで、職場の人たちに私の本当の顔を知ってもらい、見慣れてもらい、マスクをしない時代がきたときにギョッとしないでもらいたいと考えている。

※そもそも誰も私の顔に興味がないかもしれないが、私は自意識過剰なので、いろいろと考えている。


数日前の出来事。

出勤した私は、始業時間がくるまでマスクを外して何かしらをしていた。

すると、最近職場に入ったばかりのある人が、「びっくりした!!!誰かと思った!」と私を見て驚いたのだ。

私に近づいて声を聞いてもまだなお、本当に私なのかと疑うくらい別人に見えたらしい。
前日も一日中一緒に働いていたのにも関わらず、だ。

私たちの脳は、マスクをしている人の顔を見たとき脳が勝手に見えない部分を補い、理想の顔がイメージされるという。「マスク美人」や「マスクイケメン」が生まれてしまう要因はこれだと言われている。

ということは、マスクを外した顔がイメージと違う、ということはすなわち実際の顔がイマイチということなのではないか。
(一概にイマイチ、ブサイクというわけではないが)

「誰かと思った!」という発言がどこからきたものなのか真実は永遠にわからないが、とりあえず私の実際の顔を知ってもらえたのでよかった。
と心から思っている。

マスクなしで働く日がくるまで、日々コツコツとこの作戦を続けていきたい。
(そんな日がくるまで今の職場で働き続けているのかわからないが、こうなったら働き続けたいものだ)






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