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「痛み」とは精神的な問題なのか。否である。
これから私の経験を日々綴っていくことで、今まさに「痛み」に悩まれている方の僅かな灯となりたいと思っている。
まさか、曲がりなりにも健康だと思って生活してきたにもかかわらず、急にこんな人生のどん底に落ちてしまい、それも数年間悩み、時には海に飛び込んでしまいたいと思ったこともあるほど、私を悩ませた「痛み」。
「痛み」は精神的なものだから気にするな。
よく病院に行くと医者がそういうし、周りの友達や知り合いも同じようなアドバイス・助言をするのではないだろうか。
これは紛れもない「嘘」である。
自分が経験してこれだけは断言したい。痛みには必ず「原因」が存在し、治療の対象になるということである。
ムンディファーマ株式会社が実施した調査によると、
【慢性疼痛の保有率】は、日本成人の 4.4 人に 1 人は慢性的に「痛み」を抱えている。慢性疼痛を保有する患者数は成人人口の 22.5%に相当し、約 2,315 万人存在すると推計されている。
こんなにも多くの日本人が悩んでいるのである。おそらく日常生活する上でQOLを下げて苦労している人はもっともっと潜在的にいるのではないだろうか。
先ほどの調査からも【慢性疼痛患者の実態】として
■痛みの病名・症状
腰痛(55.7%)
四十・五十肩、肩こり(27.9%)
頭痛・片頭痛(20.7%)
■痛みに関する考え
約 7 割の人が、やる気の喪失、精神的なストレスを感じている。
■痛みは緩和されているか
慢性疼痛をもつ患者の多くは、満足いく程度に痛みが緩和されていない(痛みが満足いく程度に緩和されているかの問いに対し「はい」との回答は29%)。
■治療意向
約 7 割の人が「新しい治療があれば試してみたい」と考えている。
これが実態なんだろうと思う。
これは由々しき事態である。
もちろん、痛みに弱い方や敏感な方もいるだろうし、一方で痛みなんて気にしないという兵(つわもの)もいるだろう。ただ、痛みだけで治まれば、もしくは付き合っていけるのであればそれでよいかもしれない。
でもでもでも、
実際はそう簡単な話ではないのである。
痛みとは絶対に無視できない病気、小さな火(灯)が山火事になる前にしっかりと対処(治療)していく必要がある「病気」なのである。早期診断、早期治療が大切だ。
そこから認識を改めてほしいし、それに気がつくことこそが、人生を幸せにすることの第一歩なのである。
今日はここまでにしよう。
Stay Positive !!!
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