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読書ノートをさらに充実させる

デジタル読書(電子書籍による読書)に移行してそれほどたたないうちからEvernoteに読書ノートをつけています

ジャンルとしてはそれなりにあれこれと読んでいますが、書籍は文字ベースのモノばかりでした。
実際に読んでいる本はそれほど図表が出ていなかったので文字しかハイライトできないことは問題になりませんでした。
ここのところ図表がたくさん出てくる本がたまたま多かったため、本格的にノートに画像を貼り付けるようにしだしました。

コンピュータを使っての作業になるので結構面倒くさいなと思っていたのですが実際やってみると確かに手数は増えますが、それほどではありませんでした。後述の手順を参照していただけると幸いです。
文字ばかりで表現しているのでややこしいですが、実際に手を動かしてみると、たいしたことは無いと実感していただけると思います。

このようにしてできたノートの内容に立体感が出る感じがします。読み直したらより深く理解し直せる局面が増えているような気がします。

では、やり方を実際にトレースしてみます。

1.普段通りデジタル読書を行い、文字ベースのハイライトはいつも通りにつけていきます。そんな中で「これはEvernoteのノートを作成するときに入れた方がいいシェーマやグラフだな」と思ったときは、それをKindle電子書籍専用機もしくはタブレットなどで表示しておき、スマホのカメラで画角いっぱいになり歪まないように注意しながら写真撮影を行います。
タブレットなどでは撮影時にモアレ(干渉縞)が出やすいです。Kindle電子書籍端末のようなeインク端末の場合はモアレが発生しないので特におすすめです。
できるだけ画角いっぱいにひずみ無く撮影することであとのトリミングが楽になります。

2.読了したら、感想や思索をした内容をポメラで入力していきます。このとき、どこに撮影をした図を挿入するかを付箋文機能を使ってマーキングしておきます。この付箋文機能、地味に便利です。

3.ポメラの入力が完了したら、次は撮影した写真のトリミングを行います。私はGoogleフォトを使っていますので、スマホで撮影したデータはGoogleフォトに反映されます。Googleフォトはかなり便利になってきているようで、ここでトリミングができますので、行います。さらに、そのできた写真をPC内にダウンロードしておきます。複数枚ダウンロードする場合は、zipファイルになって、まとまってきますので、解凍してすぐに貼り付けられるようにしておきます。
これでEvernoteのノートをつくるための素材が完成しました。

4.ハイライト内容をKindleハイライトサイトからウェブクリッパーで取り込みEvernoteに新規ノートとして入れます。さらにポメラで書いた内容をポメラをUSB接続してPCリンク機能(PCからポメラ本体およびSDカードの中身を見ることができるモード)を使い当該書籍のポメラでの入力内容をノートに足します。体裁を整えつつ、再度考察をしながら、付箋文機能を使い写真ファイルを検索してその場所にドラッグアンドドロップでノートに貼り込んででいきます。

※ダウンロードの手間を省こうとして、Googleフォトの写真をウェブで表示しながらEvernoteのノートにドラッグアンドドロップで貼り付けることもできますが、これではノートを作成したPC以外では画像がうまく表示されないときがあるようです(貼り付ける画像に名前が自動でつかないからかもしれません)。

これで完成です

作成後読み直してみると、今までの文字だけのモノより頭の中でも立体的に内容が再現できるような気がします。
貼り込む内容は、書籍内のモノだけではなく書籍を読んで自分でつくったシェーマなどを貼り込めばもっといいものができるかもしれません。


・まとめ

小理屈野郎の読書ノートの作り方の変遷と、現在のノートの作り方を順を追って示しました。
現在の作り方に至ることによってノートの内容に立体感を盛り込めるようになったと感じています。
ウェブ系のサービスを多用していますので今後もまだまだブラッシュアップしていく可能性が極めて高いと思います。
また、何か変更があれば記事にしていこうと思います。

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