ユーフォニー指数で遊んでみた(その2)

前回は、主に駅名を並べた文字列に対してユーフォニー指数を算出するということをしてみたが、今回は「駅名替え歌と原曲のどちらの方が指数が高くなるか」ということを検証してみたいと思う。

駅名替え歌とは、こういう動画である。

要するに「日本国内に実在する駅名だけを並べて、楽曲の本来の歌詞を歌っているかのように聞こえる動画を作る」というものである。

それでは、上で挙げた「Lemon」の「原曲の歌詞」と「駅名の歌詞」のユーフォニー指数を出してみる。なおローマ字の記法については前回と同じ記法を使用した。

まず、「歌い出しの部分」。

umegasawa hooeitxoo yowara gejoo imabari aratano gotoo yue mimitsu harue kamogoo toriimae gumyooji firujima ono ide oohori koyamatsu

結果は、原曲の歌詞は97.39駅名の歌詞は98.90であった。僅差とは言え、駅名歌詞の方が自然と判定されるようだ。

次にLemonの最初から最後まで全部の場合。

結果は、原曲の歌詞は97.60駅名の歌詞は98.90であった(駅名歌詞は歌い出しだけの場合と全体の場合で変化せず)。多少差は縮まったが、それでも(僅差ではあるが)駅名歌詞の方が自然と判定されるようだ。なかなか興味深い結果である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?