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只見線に乗りに行ったら大変なことになった話 (3)

これは前回の「只見線に乗りに行ったら大変なことになった話 (2) 」の続編です。先に(2)を読んでからお読みください。

年末が忙しかったので、2ヶ月前の旅行を振り返る形になりますが…。

第3日(2022/11/05)

この日は北茨城市の磯原から出発である。前日は、起きた時に替えの靴下がないことに気付くトラブルもあったが、この日は前日に山形駅前で購入した新しい靴下をはくことで事なきを得た。

列車の時間まで少し余裕があったので駅前を散歩してみた。

国道6号にかかる歩道橋の上より

「磯原」の名に偽りなく海が見える場所まで散歩したところ、ちょうど列車の時間が迫ってきたので駅へ戻った。

磯原駅から乗車する、ひたち4号

常磐線で東京へ

この日、最初に途中下車するのは水戸駅。偕楽園に寄ることにした。

年に2度咲く桜

ゆったりしている内に列車の時間が迫ってきた。今からではとても水戸駅まで歩いても間に合わない、ということでタクシーで駅へ急いだ。

特急の車窓からも駅名替え歌用の写真を撮影するのはいつもの如くである。

上野駅

上野に着いたらこの日2回目の途中下車をして、およそ22年ぶりに浅草へ行ってみた。

しかし、想定の数倍の混雑のため参拝してすぐに退散。というかこの日最大の目的地は浅草ではない。

最大の目的地、ブックカフェ空想地図へ

この日の最大の目的地は、駒沢の「ブックカフェ空想地図」である。
というわけで、言問から都バスで曳舟まで向かい、東武線・半蔵門線・田園都市線を経由して駒沢大学駅に向かった。

ブックカフェ空想地図
静浜市の地図

店に入ると、真っ先に店主の田中さんが製作された「静浜市」の地図に圧倒される。そして地図関連の書籍も多数あって、まるで「地図書籍図書館」のようになっている。

空想地図・架空地図も販売されている。という情報は事前にも得ていたので、想像地図の人が持参した、書籍版の分県道路地図帳と、ポスター版の南栄都大判地図も置いていただくこととなった。

また、この日は同じく架空世界・架空言語製作を行っている蒼山さんとasteain-niniaさん、そして駅名替え歌作者の双叶 舞さんの4人と会うことになった。
先に蒼山さん・niniaさん・想像地図の人の3人が店に到着。

蒼山さんの創作する「観界」には「出海(イファイイェリル)」という都市、niniaさんの創作する「出界」には「出海(デーレ海)」という海域、そして想像地図の人が創作する想界には「出海(いでみ)市」という都市がある。
3人ともその地域の地図を持参し、「三界出海の総共演(?)」が実現した。

三界出海の総共演
(左側:出界・中央:想界・右側:観界)

この後、双叶さんも到着。地図の話よりも架空言語の話で盛り上がってしまった。
そして、わりかし偶然の出来事ではあったのだが、結城さんともここで会うことになった。また、ここでの出来事がきっかけで10月うさぎさんとも知り合うことになった。

またしても色々と喋っている内に列車の時間が迫ってきた。慌ただしく渋谷に向かい、品川から新幹線で京都へ帰ることに。

そして新幹線に乗った後、ブックカフェ空想地図の店主の田中さんから連絡があった。スマホのACアダプターを忘れているという連絡であった。
しかし、時既に遅し。ACアダプターは当面の間預かっていただくことになった。

総括

どうにもこうにも、今回の旅行は予定外だらけであった。
第1日の北朝鮮のミサイルによる列車遅れからの旅程崩壊、只見線は4時間立ちっぱなし、靴下忘れ、ACアダプター忘れ…。また、ゆったりしすぎて列車に乗り遅れそうになるヒヤリハットも多かったので、もう少し余裕のある旅程にすべきという教訓が残った旅行であった。


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