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指1本から弾ける!?XE-20の使い方

こんにちは。
Korg Experience Loungeの吉川です。

前回の記事「KORG電子ピアノ丸わかりガイド」では、KORGの電子ピアノの特徴をご紹介しました。実は、そちらではご紹介していなかった電子ピアノがあるのです。(仲間はずれにしたわけではございません)
それがXE-20という電子ピアノです。

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一般的な電子ピアノとは違い、自動伴奏つき電子ピアノであることが特徴です。
「鍵盤の演奏に慣れていない」、「楽器演奏は初めて」という方でも、自動伴奏機能のポイントを押さえれば気軽に豪華な演奏が楽しめる、そんなピアノです。

今回の記事では、XE-20の自動伴奏機能の使い方をざっとご紹介したいと思います。「指一本から弾けるってどういうこと?!と思われた方は、ぜひぜひ最後までご覧ください!


自動伴奏って何?

そもそも、自動伴奏とは何なのでしょうか。
エレクトーンの経験のある方はなじみがあるかもしれませんが、なかなか使う機会が無いものだと思います。

皆さんが一番好きな曲を思い出してみてください。
メロディが鳴っている裏には、ドラムやベース、ストリングスやブラスの音などが鳴っているはずです。このような、メロディの裏で鳴っている音たち、すなわち伴奏を自動で作って流してくれるのが、自動伴奏機能です。

どうやって自動伴奏をつけるの?

コードを押さえて、XE-20に読み取らせることで自動で伴奏を作ってくれます。

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右上のCHORDと書かれた場所に読み取られたコードが表示されます。
画面上では、Em7と表示されていますね。

ここでポイント。
XE-20には、コードの押さえ方に複数のモードがあるのです。
One Finger modeの場合、その名の通り指1本からコードを押さえることができます。

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コードは2音以上からなるものなので、はにゃ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
One Finger modeは、コードを指で弾くというよりは、鍵盤をボタンのように操作してコードを読ませます。

メジャーコードは、ルート音(C majorだったらC)のみ

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マイナーコードは、ルート音+左隣の黒鍵(CmだったらC+B♭)

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セブンスコードは、ルート音+左隣の白鍵(C7だったらC+B)

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マイナーのセブンスコードは、ルート音+左の黒鍵+左隣の白鍵(Cm7だったらC+B♭+B)

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というように、コードを入力するボタンのように鍵盤を押さえます。
コードがよくわからない方、指をたくさん開いていコードを押さえられない方でもコードを簡単に読み込ませることができます。
このルールを押さえれば、指一本から(正確には指1本~3本ですが・・・)簡単に演奏ができるというわけです!

コードがある程度分かっていて、自分で押さえる方が楽!という場合はFingered 3 modeがおススメです

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このモードでは、コードを読み取らせるために常に3音以上をつかってコードを弾きます。One Finger modeとは違い、テンションコードや転回形のコードも読み取らせることができるので、演奏の幅も広がります。

このように、自動伴奏機能を使って好きな曲のカラオケ音源を自分で作って練習される方もいらっしゃるとか!

終わりに

XE-20では、楽器演奏初心者の方から経験者の方まで、手軽に豪華な演奏ができるマルチな電子ピアノです。
ピアノ単体でも弾きたいけど、いろいろなジャンルの音楽を演奏してみたい!という方にとってもおすすめです。
さらに詳しい使い方や、コード認識の実演が気になる方はこちらの動画をぜひご覧くださいませ!



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