物事を分けて考えられるようになる
宇宙のとあるタコの話。ある日、タコたちは、地球の超巨大なスイカを持ち帰って、みんなで山分けしようと計画。ところが、そのスイカはとても大きくて、タコたちは全部を同時に持ち上げて持ち帰るのは困難だと気付いてしまうんだ。すると、タコたちの中で一匹だけ賢いタコがいてね、彼はこう提案するんだ。
『みんなで力を合わせて、スイカの一部を切り出しませんか?それを一つずつ持ち帰れば、全員がうまく持ち帰れるはずです!』
タコたちは、それぞれが切り出したスイカを専用の星間輸送用バケツに入れ、順番に持ち帰っていくようになるんだ。そして最終的には全員がスイカを持ち帰れることが出来た。
仕事も同じで、物事を分けて考え、タスクを一つずつ順番にこなしていけば、どんどん仕事が終わる。あの大きく見えた仕事たちも小さく分けていけばなんてことない仕事の集まりだったことに気がつく。複雑だったり大きな仕事は分けて考えることが重要なんだ。
その後、アドバイスを実践し、仕事を分けて考えることでスムーズに仕事が進むようになりました。そして、私は宇宙タコの話を忘れないようにと、机の上にタコ型の置物を置いて毎日目にすることにしたのでした。
ふむふむ。
なるほどね。
物事を分けて考える例え話が思いつかないためchatGPTに依頼したのは確かに私だが、謎の宇宙タコを題材にすることで
『SFチックな話なのか?』
と考察してしまい、
『なぜスイカなんだろう?』
ということが頭をよぎるせいで、特殊なオチを想像してしまう。
”物事を分けて考える”ということが全く入ってこなくなっているではないか!
ただ、面白いからいただきました_φ(・_・GPTアリガト
では本題へ。
物事を分けて考えるについて
確かに分けて考えたらいいよね。とわかってはいるものの、どう分けたらいいのかわからなくて上手く使いこなせてない方が多いのではないでしょうか?
今回は混ぜて考えがちであり、混ぜると混乱してしまうものを把握できるよう具体例を複数例記載します。
具体例を知っていることで『これは分けたほうが考えやすい』と気が付き、物事を分けて考えられる第一歩になればうれしいです。
1.事実と解釈を分ける
知識や情報が不足している中で物事を判断する場合、解釈を事実として受け入れるほうが早く判断できるため早く判断しようとすればするほど事実と解釈が混ざっている可能性があります。判断を急いでいるときこそ事実と解釈を分ける意識が重要です。
2.目的と手段を分ける
短期的な視点のみで物事を捉える際に混同してしまうケースが多いです。短期目標を達成するための手段を選ぶ際、その手段が最終的な目的に対しても適切であるか考慮することで目的と手段を分けて考えることが出来ます。
3.一時的な事象と長期的な事象を分ける
一時的な事象を元に物語を構築し、それが長期的な事象と矛盾していても信じたいという気持ちが根底にあり混ぜて考えてしまいがちです。例えば、テロ事件や流行りの病気が発生すると、その危険に直面しているイメージを強く持ち、それが直接すぐに自分に影響すると感じ即座に判断をする必要があるように思います。しかし、実際には、その事実が長期的に社会に与える影響がどの程度あるのかの検討も重要です。
4.原因と結果を分ける
本を読むと頭が良くなる。だから子供には本を読ませたい。と思う親は多いと思います。ただ実際には本を読むと頭が良くなるのではなく本を読む事のできる人は頭が良いという可能性もあります。このように相関関係と因果関係を勘違いしてしまうことで無理に子供に本を読ませても思ったような効果がない場合があります。
まとめ
他にも知識不足、複雑性の理解不足、過去の成功失敗体験、情緒的な決定等によって混同してしまいがちな例はたくさんあるかと思いますがよく混ざってしまうことを理解しておくだけでも『これは分けて考えたほうが良いな』と気がつけるきっかけになるのではないでしょうか。
自己紹介
私はエイチームコマーステックの『Obremo』というドッグフードブランドに携わっております。もしこの記事を読んで、私個人に興味を持った方がいらっしゃれば、ぜひMeetyでお話ししましょう。
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