【Google Colab無料・有料プラン】Google ColabでStableDiffusionWebUIを動かす前に知っておくこと
この記事では、GoogleColabでStableDiffusionWebUIを動かそう考えている・すでに動かしている方向けの記事です。
Google Colabは無料でも使えますが、接続したまま放置していると制限がかかってしまうことがあります。
画像生成には時間がかかるため、放置時間がどうしても長くなってしまい途中で停止することもしばしば…
また、有料プランであっても月に使用できる時間がきまっています。
有料プランに入ったけど、すぐ利用枠を使いきってしまった・・
なんてことにもなるので、最後まで読んでいただけたらと思います。
Youtubeでも解説しています
Google ColabでのStable Diffusion利用制限について
以前は無料版でもStable Diffusion Web UI が使えていましたが、4月頃から警告が出ました。
無料プランのまま使い続けるとアカウント停止処分もあるようです。
GoogleColabでStableDiffusionを使うユーザーが急激に増えたため、対応されたのだと思います。
私は使用する頻度が高いためGoogle Colab有料プランへ移行しました。
GoolgeColabを使わずに無料でStableDiffusionWebUIを使う方法もあります
Google Colaboratoryについて
Google Colabの正式名称はGoogle Colaboratoryで、Googleが提供してるPythonを実行できるクラウドサービスです。
Pythonとはプログラミング言語で、StableDiffusionWebUIはこのPythonを使って動かしているため、Pythonを実行できる環境が必要ということになります。
StableDiffusionWebUIを使って画像生成するためには高性能なGPUを積んだパソコンがひつようになります。
1台20万とか30万とかするするので、なかなかハードルが高いですよね。
その高いパソコンの代わりにGoogle Colabを使うと自宅や会社にある事務パソコンでもStableDiffusionWebUIを使って画像生成ができます。
ちょっとだけ使ってみたいとか、期間限定で使う場合などはGoogle Colabを使ったほうが安いです。
GoogleColab有料プランについて
Google Colabには有料プランがあり、定額プランColabProに入ると100ユニットがもらえ90日間有効です。
Colab Pro:定額1179円、ユニット100
Colab Pro+:定額5767円、ユニット500
ノートブックを使用するたびにユニットが消費され、100ユニット使いきった場合は更に追加購入も可能です。
月額1000円程度で自宅や会社の事務パソコンでもStableDiffusionが使えるのでとても重宝しますね。
コンピューティングユニットの消費量について
正式名称はコンピューティングユニットで、ユニットを使用すると高性能なGPUが使用可能になります。
ユニットの消費量は、Google Colabで使用する際のGPUと接続時間によって変わります。
GPUタイプは3種類あり、T4・V100・A100の順で消費ユニットが多くなる仕様です。
A100:1時間=15.04
V100:1時間=7.32
T4:1時間=1.96
T4+ハイメモリ:1時間=4.2
コンピューティングユニットの確認方法
1.コラボファイルを開いた右上の矢印をクリック
2.リソースを表示をクリック
リソース画面に、ユニット残数と消費率が表示されます。
接続中となっていると消費され、未接続の状態ではユニットは消費されません。
コンピューティングユニットをすべて使いきったら?
ユニットをすべて使いきってしまうとGoogle Colabは無料範囲内での利用になります。
ユニットは追加購入することができます。
もしくはColab Pro +のプランにアップグレードでユニットを増やすことができます。
出来るだけ消費しないためにもStable Diffusionを使わない時は接続を解除しておきましょう。
まとめ
今回は、「Stable Diffusion WebUI をGoogle Colabで動かす前に知っておくこと」ということで、Google Colabの有料プランについて解説させていただきました。
Google Colabは接続中になっているとユニットが消費されるので、使用しないときは接続を切ることをおすすめします。
私は接続中のまま放置してしまい、ユニットが0になっていました笑
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