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【ClipDrop】便利すぎる画像編集AIサービス|Photoshop代替ソフト|無料で使えて多機能

今回は、便利すぎる画像編集AIサービス「ClipDrop」の紹介と使い方の解説です。
これは本当に便利です。しかも、ほとんどの機能が無料で使えます。

ClipDropはあのStableDiffusionのオープンソースを開発した企業「Stability.ai」が提供しているサービスです。

ClipDropで出来ることを一覧にしてみました。

  • STABLE DIFFUSION XL:テキストから画像生成

  • UNCROP:画像拡大

  • REIMAGINE XL:1枚の画像からバリエーションを増やす

  • STABLE DOOBLE:手書きイラストから綺麗な画像を生成

  • CLEANUP:画像の一部を削除

  • REMOVE BACKGROUND:背景削除

  • RELIGHT:ライティング変更

  • IMAGE UPSCALER:高解像度化

  • REPLACE BACKGROUND:背景変更※有料のみ

  • TEXT REMOVER:画像からテキストを削除

ほとんど無料で使うことができます。
今回は有料機能を除いて、無料機能だけご紹介します。

ClipDropの使い方

以下Clipdropのサイトになります。

アカウントの登録が必要になります。
メールアドレスで登録するか、Googleアカウント、Facebook、AppleIDが選べます。
私はGoogleアカウントで登録しました。

ほとんどの機能は無料で使えます。勝手に課金されることはないのでご安心ください。

ClipDropで使える無料機能

ClipDropは色んな画像生成AIの機能がつまっています。
今回はその中でも特に私がよく使う機能をご紹介します。

Stable Diffusion XL(画像生成AI)

Stable Diffusion XLは旧バージョンの0.9と新バージョンの1.0があります。
今回は新バージョンの1.0を簡単にご紹介します。

Stable Diffusion XL1.0になってから色々とプロパティを触れたり、Negative Promptを入れれるようになるなど、かなり大きくアップグレードされました。

Negative Prompt

アスペクト比もいじれます。

Aspect ratio

Styleは以前からありましたが、種類が増えたように思います。

Style

バージョンは0.9と1.0が選べますが、無料の場合は新バージョンの1.0のみです。

Version

画像を生成するとこのような画像が生成されました。
正直、ネガティブプロンプトを入れてもあまり変わらなかったです。

StableDiffusionをローカル環境で動かせない方には便利ですね。

UNCROP(画像拡大)

uncropは、画像サイズを変えて空白になった部分を画像生成AIがいい感じにうめてくえるような機能です。
以前に紹介したAdobe fireflyのジェネレーティブ塗りつぶしの機能に似ています。

今回はこの縦長の画像を、横長に拡張してみましょう。

横に画像サイズを拡張した画像がこちらです。
ほとんど違和感ないですよね。

REIMAGINE XL(バリエーションを増やす)

reimagine xl は、一枚の画像からバリエーションを増やす機能です。

初音ミク風の画像の場合

もともとの画像がクオリティが低いので、こんな感じになりました。

かわいい猫ちゃんの画像の場合

これはいい感じにかわいい子猫が出ました。
すこしアニメっぽくなった気がします。

人物の実写風画像の場合

人物の実写風画像の場合はかなりクオリティが低いです・・。

CLEANUP(画像の一部を削除)

cleanupは私が特に使っている機能で、画像の一部を綺麗に消してくれます。
Stable Diffusionでいうinpaintですね。

使い方は簡単で、画像をドロップして「select」ボタンを押してから削除したい箇所を塗りつぶします。
そして「Clean」ボタンを押せば綺麗に消えます。

出来上がった画像はこちらです。
違和感なく削除することができましたね。

REMOVE BACKGROUND(背景削除)

remove backgroundは、背景を削除する機能です。
使い方は簡単で、画像をドロップすると自動で背景を削除してくれます。

背景削除は今まで、removebgというサイトを使っていました。
このサイトも無料で使えるのでかなり重宝していましたが、ClipDropが出てきてからはほとんどこれも使わなくなりました。

STABLE DOODLE

stable doodleという機能は、手書きの画像から綺麗な画像を生成してくれる機能です。

こんな下手な画像が・・・

こんなかわいい子猫の画像に変えてくれます。
かわいい・・・

ClipDrop無料・有料プランの違い

ClipDropの有料プランには、月額払いと年額払いがあります。
以下の画像は月額払いです。

無料プランでできること

  • Stable Diffusion XL:1日あたり400枚まで

  • Uncrop:1日あたり100枚まで

  • Background Removal:最大画像サイズ1024×1024

  • Cleanup Pictures:最大画像サイズ1024×1024

  • Relight:最大画像サイズ1024×1024

  • Image Upscaler x2:最大画像サイズ2024×2024

ほとんど無料でできますね。
個人で使う分には無料で十分ではないでしょうか。

まとめ

今回は、便利が画像生成AI機能が詰め込まれたClipdropというサービスのご紹介でした。

私の場合、アイドル写真集、絵本作成、Tシャツ作成などでかなり活用しています。

StableDiffusionやMidjourneyで生成した画像の不要な個所を削除したり、背景を削除するのにとても重宝します。

もし気になった機能がありましたら、ぜひ使ってみてください。

それではまたお会いしましょう。


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